「棗と茶杓」 湯木美術館 ※12月6日(日)まで
今回は棗を含む茶器と茶杓がいっぱい。
もっとも、茶杓は未だ観賞する力が弱いからねぇ。
専ら茶器の方を熱心に観た。
面白かったのは、大きさが様々なこと。
ノ貫在判の黒大棗は「本当に大きいなぁ」と思った。
隣の宗旦在判の又隠棗が小ぶりだったけに、余計そう感じたのかもしれない。
たしか近くに色紙が掛けてあった。
覚々斎筆で「ノ貫は(どこにいるのだろうか~)」みたいなことが書いてあった。
藤蒔絵の金輪寺茶器はきれい。
根来薬器はお椀みたいで、見立て感強し。
不昧好の糸面雪吹はちょっと地味。でも、小島漆壷斎の作。
同じく不昧好の大菊棗は原羊遊斎作。
高台寺蒔絵にも引けをとらない豪華な高蒔絵。
替茶器は仁清の色絵丸文茶器は鞠みたい。
乾山の茶器は菱形が2つ。
オランダ染付の茶器は薬壺みたい。
茶杓はねー。
春屋宗園作の無銘(共筒)、宗旦の添文つき。
銘が「暁鶏」という茶杓があって、「おっ」と反応。でも、作は覚々斎。
仙叟の茶杓が3本もあって、「珍しいなぁ」と思った。
他には、「(桑山)宗仙の面影」と銘がある片桐石州作の茶杓。
特別展示は江月宗玩筆の墨跡。
このヒト、なかなか覚えられなくて茶道文化検定の予想問題でもよく間違う。
台目席は昭和60年の臘月(ろうげつ、12月)の会の再現。
辻与次郎の釜、信楽鬼桶の大きさ、柿の蔕茶碗あたりが印象に残った。
訪れたのは平日の正午前後。
ビジネス街のど真ん中にあるので、外はランチへ急ぐサラリーマンやOLさんたちがいっぱい。
でも、美術館の中はワタシが独り占め
ちょっと、贅沢気分を味わえた。。。かも
★参考
2009年5月 『千家十職-茶道具と懐石の器』
2008年10月 『茶道具と器にみる四季の花』
2008年3月 『茶碗を愉しむ』
2007年11月 『風流と美』
今回は棗を含む茶器と茶杓がいっぱい。
もっとも、茶杓は未だ観賞する力が弱いからねぇ。
専ら茶器の方を熱心に観た。
面白かったのは、大きさが様々なこと。
ノ貫在判の黒大棗は「本当に大きいなぁ」と思った。
隣の宗旦在判の又隠棗が小ぶりだったけに、余計そう感じたのかもしれない。
たしか近くに色紙が掛けてあった。
覚々斎筆で「ノ貫は(どこにいるのだろうか~)」みたいなことが書いてあった。
藤蒔絵の金輪寺茶器はきれい。
根来薬器はお椀みたいで、見立て感強し。
不昧好の糸面雪吹はちょっと地味。でも、小島漆壷斎の作。
同じく不昧好の大菊棗は原羊遊斎作。
高台寺蒔絵にも引けをとらない豪華な高蒔絵。
替茶器は仁清の色絵丸文茶器は鞠みたい。
乾山の茶器は菱形が2つ。
オランダ染付の茶器は薬壺みたい。
茶杓はねー。
春屋宗園作の無銘(共筒)、宗旦の添文つき。
銘が「暁鶏」という茶杓があって、「おっ」と反応。でも、作は覚々斎。
仙叟の茶杓が3本もあって、「珍しいなぁ」と思った。
他には、「(桑山)宗仙の面影」と銘がある片桐石州作の茶杓。
特別展示は江月宗玩筆の墨跡。
このヒト、なかなか覚えられなくて茶道文化検定の予想問題でもよく間違う。
台目席は昭和60年の臘月(ろうげつ、12月)の会の再現。
辻与次郎の釜、信楽鬼桶の大きさ、柿の蔕茶碗あたりが印象に残った。
訪れたのは平日の正午前後。
ビジネス街のど真ん中にあるので、外はランチへ急ぐサラリーマンやOLさんたちがいっぱい。
でも、美術館の中はワタシが独り占め

ちょっと、贅沢気分を味わえた。。。かも

★参考
2009年5月 『千家十職-茶道具と懐石の器』
2008年10月 『茶道具と器にみる四季の花』
2008年3月 『茶碗を愉しむ』
2007年11月 『風流と美』