春季特別展「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」 湯木美術館
Ⅱ期:6月24日(日)まで ※展覧会は7月31日(火)まで サイト
3月にもⅠ期を訪れて楽しませてもらった展覧会。
以前、湯木美術館は前後期だとほぼ総入替していたので、「Ⅱ期の茶碗はどんなだろう」とワクワクして展示室に入った。
しかし、最初の茶碗の見て「はて?」。
真っ黒な禾目天目。 見覚えがある。
隣の高麗青磁の雲鶴文筒茶碗も形が変わっていたから、記憶に残ってる。
ええ?
と、アセリながらケータイで自分のblogへアクセスして、前回の鑑賞記を読み返してしまった
やっぱ、見てるじゃん
なーんだ。同じモノもけっこーあるんだ。
と思いつつ、3つ目の茶碗を見た。
青井戸茶碗「春日野」、これは前回は見てないゾ←帰宅してⅠ期も目録と照合したら、当たり
以前も別の茶碗で思ったけど、口造りの大きな漆の補修が印象に残った。
長次郎「五月雨」も初見。形は『俊寛』(三井所蔵)に似てるかな。でも釉薬の加減は『匂当』(楽美所蔵)っぽい。
瀬戸唐津茶碗「郭公(ほととぎす)」は高台におよぶ金継が迫力。
仁清の色絵武蔵野文茶碗はススキの模様がきれい。
道入(ノンコウ)の黒楽茶碗と木地釣瓶水指と取り合わされた春慶瓢箪茶入がかわいかった。
大正名器鑑にも紹介されている井戸脇茶碗「長崎」は迫力があった。
(釉薬が剥がれて磁器の部分が見えてた。使っているうちに剥がれたのだろうか?)
御本茶碗「ねじぬき」は年期入ってる感じ。倭館窯らしい?
リストに自分が「船橋玄悦」とメモってる。
船橋さん、初めて御本の茶碗見た時に覚えた名前ダ。
萩に絵が入ったような絵御本雲鶴文筒茶碗。
対馬焼の一つで、倭館窯が閉鎖された後に開かれた窯元(らしい)。
旅行中、もう1回他で対馬焼を見たなぁ。
楽歴代の茶碗。宗入さんのが「いいな」と思った。(てか、メモあり)
六閑斎作の赤楽茶碗は前回も見たなぁ。
仁清の色絵扇流文茶碗は前回も見た。(大正名器鑑にも紹介されている)
形が色っぽくて好きだなぁ。。。。と思っていたら、続いて訪れた逸翁美術館でエピソードに遭遇
(それはまた後日)
永楽保全の雲堂手写茶碗。天守閣(楼閣?)の絵柄が印象に残った。
同じく保全の安南写蜻蛉手茶碗はガラス釉が透明っぽくてキラキラしてキレイ
また、保全さんは色絵鶏の絵チャンも焼いていて、仁清っぽかった。
最後に写しを持っている宋赤絵馬上杯形茶碗(鴻池家伝来)に再見できたのは嬉しかった。
隣にある井戸平茶碗は平たすぎて、お皿みたい。点てづらそう。飲みづらそう
茶室のところは省略。
まぁ、Ⅰ期と重複はあったけど、Ⅱ期も見ておいて損はなかったな、と思う。
Ⅲ期は日程的に行けそうにない。
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★湯木美術館バックナンバーリスト
2012年3月「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」Ⅰ期
2012.2月「千家名物とその周辺-利休・少庵・宗旦の茶道具
2011.12月 秋季展「茶道具の琳派」
2011.8月 夏季展「夏の祭釜と茶道具」
2011.6月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」三期「湯木貞一の茶道具 - コレクションから」
2011.5月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」二期:「数寄者との交流 - 小林逸翁・松永耳庵・松下幸之助」
2010.9月 『上方豪商の茶』
2010年5月 『釜と水指』
2010年3月 『茶の裂地』
2009年11月 『棗と茶杓』
2009年5月 『千家十職-茶道具と懐石の器』
2008年10月 『茶道具と器にみる四季の花』
2008年3月 『茶碗を愉しむ』
2007年11月 『風流と美』
Ⅱ期:6月24日(日)まで ※展覧会は7月31日(火)まで サイト
3月にもⅠ期を訪れて楽しませてもらった展覧会。
以前、湯木美術館は前後期だとほぼ総入替していたので、「Ⅱ期の茶碗はどんなだろう」とワクワクして展示室に入った。
しかし、最初の茶碗の見て「はて?」。
真っ黒な禾目天目。 見覚えがある。
隣の高麗青磁の雲鶴文筒茶碗も形が変わっていたから、記憶に残ってる。
ええ?
と、アセリながらケータイで自分のblogへアクセスして、前回の鑑賞記を読み返してしまった
やっぱ、見てるじゃん
なーんだ。同じモノもけっこーあるんだ。
と思いつつ、3つ目の茶碗を見た。
青井戸茶碗「春日野」、これは前回は見てないゾ←帰宅してⅠ期も目録と照合したら、当たり
以前も別の茶碗で思ったけど、口造りの大きな漆の補修が印象に残った。
長次郎「五月雨」も初見。形は『俊寛』(三井所蔵)に似てるかな。でも釉薬の加減は『匂当』(楽美所蔵)っぽい。
瀬戸唐津茶碗「郭公(ほととぎす)」は高台におよぶ金継が迫力。
仁清の色絵武蔵野文茶碗はススキの模様がきれい。
道入(ノンコウ)の黒楽茶碗と木地釣瓶水指と取り合わされた春慶瓢箪茶入がかわいかった。
大正名器鑑にも紹介されている井戸脇茶碗「長崎」は迫力があった。
(釉薬が剥がれて磁器の部分が見えてた。使っているうちに剥がれたのだろうか?)
御本茶碗「ねじぬき」は年期入ってる感じ。倭館窯らしい?
リストに自分が「船橋玄悦」とメモってる。
船橋さん、初めて御本の茶碗見た時に覚えた名前ダ。
萩に絵が入ったような絵御本雲鶴文筒茶碗。
対馬焼の一つで、倭館窯が閉鎖された後に開かれた窯元(らしい)。
旅行中、もう1回他で対馬焼を見たなぁ。
楽歴代の茶碗。宗入さんのが「いいな」と思った。(てか、メモあり)
六閑斎作の赤楽茶碗は前回も見たなぁ。
仁清の色絵扇流文茶碗は前回も見た。(大正名器鑑にも紹介されている)
形が色っぽくて好きだなぁ。。。。と思っていたら、続いて訪れた逸翁美術館でエピソードに遭遇
(それはまた後日)
永楽保全の雲堂手写茶碗。天守閣(楼閣?)の絵柄が印象に残った。
同じく保全の安南写蜻蛉手茶碗はガラス釉が透明っぽくてキラキラしてキレイ
また、保全さんは色絵鶏の絵チャンも焼いていて、仁清っぽかった。
最後に写しを持っている宋赤絵馬上杯形茶碗(鴻池家伝来)に再見できたのは嬉しかった。
隣にある井戸平茶碗は平たすぎて、お皿みたい。点てづらそう。飲みづらそう
茶室のところは省略。
まぁ、Ⅰ期と重複はあったけど、Ⅱ期も見ておいて損はなかったな、と思う。
Ⅲ期は日程的に行けそうにない。
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2012年3月「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」Ⅰ期
2012.2月「千家名物とその周辺-利休・少庵・宗旦の茶道具
2011.12月 秋季展「茶道具の琳派」
2011.8月 夏季展「夏の祭釜と茶道具」
2011.6月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」三期「湯木貞一の茶道具 - コレクションから」
2011.5月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」二期:「数寄者との交流 - 小林逸翁・松永耳庵・松下幸之助」
2010.9月 『上方豪商の茶』
2010年5月 『釜と水指』
2010年3月 『茶の裂地』
2009年11月 『棗と茶杓』
2009年5月 『千家十職-茶道具と懐石の器』
2008年10月 『茶道具と器にみる四季の花』
2008年3月 『茶碗を愉しむ』
2007年11月 『風流と美』
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