空から光がその寺にだけ 差し込む というイメージを具体化するために
空からは無理だから 下から空に向けて光を放つ。
撮影するお寺の構成もわからないと思うのですが、鎌倉の中では比較的大きな
お寺で入口から奥の院まで800mは超える長さ。
深夜から 朝4時までが時間のリミットで 撮影場所は一番初めの方に書いた
反対の山の中腹。機材はペンタックス67 に400mm 800mm計2台と
シノゴ . . . 本文を読む
サクラの季節 が終わる前に 雨が降らないかと願っていた。
理由は 石畳などの質感が 乾いているときのそれとは異なるからだ。
結論を言えば雨が降らなくて 夕暮れ時に ありとあらゆる
散水を利用して 画角内は雨のち晴れを作り出した。ちなみに雨の路面です
たとえがわるいけれど・・・・。ただの道路が、乾いた状態とは違いますよね
桜の幹にも念入りに散水した。シノゴカメラで3mの高さ絞りはF32シャ . . . 本文を読む
全てのカメラにポラパックを付けて アオリは逆スイングこれで縦の面に
ピントがくるものとそうでないもの、ノーマルのもの等ができる。そして、
カメラをセットしてアシスタント君が「では開始。落ち着いて打ち合わせの通り
動くように」ちなみにテストなので、時間をそんなにかけられないので、
あまり変わらない長時間露光の絞りを最も明るくした。それで、30分境内の
あちらこちらから 光の帯が天空に。もち . . . 本文を読む
撮影は 断る理由はなかった。ただかなり広い境内(山半分程)で、すでに
私の予定は1年の間は ほとんど決まっていたのでその調整が可能かどうか、
もちろん毎日行くのは無理だが、まぁその必要もないのだが草木花も多々あり
建築物も幾つもあるし、全部をというとかなりの量になる。非公開の部分も
1/3あるのだ。そして 撮影を受けますと連絡した。
そして 一度打ち合わせと境内の案内を住職に . . . 本文を読む
写真がないので インパクトがないが、冬場は建物の外観と仏像の写真を
一通り写した。お日様は軌道が判りやすいので、冬場の高度の低い太陽の光は
建物の立体感を演出するのに重宝した。
冬場 自分で気に入ったカットは 立ち入り禁止のお寺の修行僧達が移動する時に
朝の光が 坊主頭に当たるのを見つけたので、朝時間をみ計らって、渡り廊下を
通過していく時ちょうど逆光で 朝の冷え込みのなか息と坊主頭の行 . . . 本文を読む
本尊の撮影 過去に土門拳は一日の日の周りを見て撮影したというが、
それじゃぁさっきのほうが良かったとなるので胡散臭いと思っていた。
私は 何百年前これを彫った仏師の事を考えてみた。多分身長は現代人より
低いはずでその目線から見てみたりと撮影位置にこだわった。時間帯もやはり
気になった。それで、気が付けばやはり季節によっても時間帯によっても
違うことがわかった。気が付けば、同じことをしてい . . . 本文を読む
生後からしつけたのは猫の美優だけで、後は成犬(おそらく一年位)で迷い犬だとか
捨て犬だとかだった。
最初から犬と同じ躾をした美優は、お手とかボールを持ってくることをしていた。
何よりも偉いのは20年の生涯を通じて一度も楚々をしなかったこと。
15年を過ぎたら犬でも猫でも 普通に話しかけるだけで意思疎通ができるのだ。
なんかの番組で いたずらを繰り返す犬をやっていたが、かわいいと褒めてばか . . . 本文を読む
このほかにも 大ピンチの連続でもあった。年末年始 これはおんぼろスタジオで
新年の家族写真を撮り続けている人達がいて、当然それは優先されるのだが
お寺も にぎわうし・・。この調整が大変でというか無理なので 後輩に
とりあえず写させた。そして 21時~翌朝(初日の出)は、4×5シノゴカメラで
本殿と奥の院もあり 奥の院まではだらだらとした坂を登り最後に長い階段が
あったが、必死 . . . 本文を読む
それで 撮影が始まった。絶対に押さえて置く場所などを確認して
また 朝昼晩ともかく行けるときに、それと35mmで撮影したものを
見てもらい 製本の上でレイアウトも考える必要があり、これはエディターを
使って 大まかなレイアウトを作らせた。また、機材の補強もしたし、撮影の時は
アシスタント君も使った。機材の補強で300万がとんだ。だから2千万なんて
と思うかもしれないが 人件費や高精度印刷 . . . 本文を読む
通院で駅のホームからエレベーターを待っていた時、今はT字杖ではなくて、腕にストッパーが
ある杖を使っているのでその特性上真下ではなくて斜めになるのだが、、順番待ちしている時
その杖の分右にはみでるのだが、前にいたおやじ(嫌いな世代の人)がカートを引いていたのだが
「順番守れよ」と一言のたまうた。なんじゃこりゃ〜とむっときた。エレベーターが到着した時の事。
別に先に出たりしていないのである。 . . . 本文を読む