世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

●愚民が生みだした“愚恥安倍政権”  日本破壊が目的か

2017年04月13日 | 日記

 

死ねない老人
クリエーター情報なし
幻冬舎
貧困クライシス 国民総「最底辺」社会
クリエーター情報なし
毎日新聞出版
ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論 平成29年: 増補改訂版
クリエーター情報なし
小学館


●愚民が生みだした“愚恥安倍政権” 日本破壊が目的か

 根性無しの野党第一党・民進党のお蔭で、日本の政治シーンから「野党」は消えている。早く言えば、安倍一党独裁体制だ。日本人が独裁国家だと思い込んでいるロシアや中国よりも、遥かに独裁国家なのが、実は我が国日本だ。何故こんなことになったのか?少なくとも2012年までの、歴代政権には絶対的独裁色に満ち満ちた戦後の政権はなかった。まあ、小泉政権に、一部その傾向は見られたが、現在に比ではなかった。少なくとも、彼に反旗を翻し、ズタボロになった勇気ある政治家が、相当数、自民党内からも出たくらいだ。

 しかし、現在の安倍政権は違う。内心忸怩たる思いがあったと、安倍晋三独裁が消滅した時、口々に大合唱する自民党公明党の政治家が続出するに違いないのだ。解説風に言うならば、小選挙区制で官邸に全権限が集中しているので、逆らうと党公認候補になれず、選挙に勝つことは不可能になる。つまり、政治家と云う身分を保身する為に致し方ないのだと、自民党政治家は、平気で、その理由を説明する。そして、支持者の多くも、なるほど、それじゃあ仕方あるまいとなる。

 “イオンは12日、2018年2月期の連結純利益が前期比33%増の150億円になりそうだと発表した。好採算のプライベートブランド(PB)商品が好調に推移する。同日都内で記者会見した岡田元也社長は「脱デフレは大いなるイリュージョン。今後はディスカウント店舗などに注力し消費者を支える」と述べた。会見には森美樹副社長、若生信弥副社長、岡崎双一執行役も出席した。”(日経新聞)と述べているように、脱デフレ、2%のインフレターゲット等と云うものは、現実社会ではイリュージョン(幻覚、幻影、幻、思い違い、錯覚、幻想、誤解)に過ぎないと、暗に現政権の経済政策を皮肉ったように、幻影を追いかけるものだと、巷に生きる企業らしい率直な意見を述べている。

 つまり、第二次安倍政権が華々しくぶち上げた“アベノミクス”なる経済政策は、国家の根本にある経済財政に時限爆弾を数多く仕掛けながら、今現在進行形で進められているのだが、国家の根本的経済に上げた有効ポイントはゼロである。たしかに、東証企業の株価を引き上げたのは事実だが、日銀とGPIF年金基金が買い上げ押し上げたわけで、今では東証1部1945社のうち、日銀とGPIFが大株主になっている企業は980社に達して、半数がすでに国有企業とも言える統制市場になっている。こう云う事実をNHK愛好者は殆どが知らない。

 己の国家の首相が、国会でペラペラ饒舌に話している言葉も、記者会見で、仕込んだQ&Aで、威風堂々、自信に満ちた顔で滑らかに“嘘八百”を語っているとは、お釈迦様でも勘違いするだろう。彼は、生まれつきの嘘つきです。天才的に……。なにせ、彼の嘘を証拠付きで暴いているマスメディアは僅かであり、それもアリバイ作りの範囲に限るの現状、政治のプロでもない限り、見逃すのが常である。

 森友学園事件や加計学園事件などは、共に大スキャンダルで、二つや三つの政権が吹っ飛んでも不思議ではないのに、屁の河童なのだから奇怪である。日本国民全員に麻酔を掛けて政治を、安倍官邸と役人どもで実行していると言ってもイイだろう。安倍官邸は、国会に、第二の立法府(閣議決定)と云う隠れ蓑を発見、立法府の長さながらの日々を送っている。このような脱法政権は、日本政治史上でもまれに見る存在で、腐れ野党の連中では、手も足も出ないのが事実なのだろう。

 共謀罪、教育勅語、トランプの国際法違反に恭順の意、朝鮮半島動乱を待ち受ける風情、介護保険の弱者切り捨て、日本企業の国有化、福島被災者問題で棄民の意志露呈、東日本大震災復興支援の実害‥等の諸問題を抱えてい乍ら、米露の指導者と仲が良い?それがどうした?金をせがまれる関係なのだから、相手も嫌々握手やゴルフくらいするよ。その上、より国家のための戦争が出来るように憲法改正がライフワークだと言い募る。こんなおバカで、嘘つきで、外遊大好きで、国民の金をバラ撒いてあるく日本の首相。どこをほじくれば、支持率50%が生まれるのか、理屈に合わぬ。

 支持する政党なし:80%。内閣支持率20%、首相になって欲しい政治家なし。このような数字が出たら、筆者は、各マスメディアの世論調査も本物になってきたと信じることにしている。まあ、こんなことを書いている内に、取りあえず、プーチンは、今回のシリア攻撃だけは見逃すが、今後撃つようなら、もう許さんと云うことで手打ちになりそうだ。そして、ティラーソン米国務長官は、プーチン大統領と旧知の仲なので会うと云うことのようだ。問題は、朝鮮半島有事だ。中国が強く北朝鮮に警告とあったが、あの刈上げ君が尻尾を巻くとも思えない。

 今の、安倍政権では、朝鮮半島有事に、半分期待を持っているフシもあり、ひどく気になる。60歳上の人間ならマシだが、若い連中が巻き込まれるのは、かなり辛い。安倍晋三や高村議員や菅議員の出自を気にするのは憚られるが、日本国家崩壊の道が目的であるなら、彼らの目的は、道半ばまで来ているのだろう。

首相官邸の前で
クリエーター情報なし
集英社インターナショナル
大メディアの報道では絶対にわからない どアホノミクスの正体 (講談社+α新書)
クリエーター情報なし
講談社
野党協力の深層 (詩想社新書)
クリエーター情報なし
星雲社

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●手放しで“米軍トマホーク”を... | トップ | ●イカレテる安倍官邸 何ごと... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事