世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

国の借金は、あくまで国の借金、捏造借金に耳を傾けるな!国滅びても山河と民あり

2013年08月13日 | 日記
日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル
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●国の借金は、あくまで国の借金、捏造借金に耳を傾けるな!国滅びても山河と民あり

 財務省は「国の借金」が1000兆円を超え、国民一人当たり792万円の借金を抱えていると、恫喝的声明を出し、報道機関に対し、国民への周知徹底を図るよう指示したようだ。最も敏感に反応したのがNHKで、ニュース報道のみならず、深夜の解説でも国民が勝手に借りた借金の如き解説を加えていた。時事は以下のように伝えている。

≪初の1000兆円突破=「国の借金」膨張止まらず-1人当たり792万円・6月末
 財務省は9日、国債や借入金、政府短期証券の残高を合計した「国の借金」が6月末時点で1008兆6281億円になったと発表した。社会保障費など歳出増加に伴って借金の膨張に歯止めがかからず、3月末から17兆 270億円増え、初めて1000兆円を突破した。日本の厳しい財政事情が改めて浮き彫りになった。 7月1日時点の人口推計(1億2735万人)で割ると、国民1人当たり約792万円の借金を背負う計算となる。
 「借金」の内訳は、普通国債が3 月末比11兆3470億円増の716兆3542億円、特殊法人への貸し付けの原資となる財投債は1兆7424億円減の107兆5183億円、政府短期証券は8兆1007億円増の123兆3683億円など。
 財務省は2013年度末の「借金」は1107兆1000億円になると見込んでいる。≫(時事通信)

 国家の借財が何兆円になろうとも、筆者には関わりのないことであり、他の国民一人一人にも、関わりのないことである。勿論、公共事業や補助金などで潤った人々には責任はあるだろうが、重複する課税の殆どを支払っている筆者に、「お前の知らない借金が792万円あるのだが、どうするのだ?」と、借金取りから、嘘の金銭消費貸借契約書を突きつけられても、払える道理がない。このような借金を作ったのは、政府であり、霞が関である。国民の不満を聞きたくないとか、自分の企業団体の仕事が増えるとか、自分たちの老後の天下り団体を潤わせるとか、そう云う無駄金の積み増しで起きた現象である。国民には関係等、一切ない。これは、断言しておく。

 細かな話は別にして、無能な政治行政を長々と続けてきた自民党と霞が関と、それに連なる金魚の糞らが積み上げた借金である。その借金が国債と云うものに形を変えて、債券商品になったわけだ。そして、それを銀行等の金融機関や財投が、国民から預かった金や、日銀から低利で借りた資金を使って、買い上げ、利ザヤを取って生きている。銀行や財投の金も、トドノツマリは俺達の金なのである。つまり、国の借金は、俺達が賄っているわけで、最終的には、貸した金が戻って来ない心配はあるが、現在手元にある金までが消えるわけではないし、その後の稼ぎがゼロになるわけでもない。

 無論、銀行預金にすべてを注ぎ込んでいる人々は、時にデノミ等と云う暴挙に国家が出た場合、胡散霧消するリスクはある。しかし、それは己の無知を恥じるべきで、国家を怨んでも意味はない。自分で考え、自分でリスクは管理出来る範囲の話だ。福祉の切り捨ても起きるだろうが、生存にかかわるほど酷くなるわけでもない。今、金価格が異常に下がっている。まぁ中国の買い過ぎで上がり過ぎた面があるが、秋口以降買い場は出てくるだろう。国家財政が破たんすれば、国民はありとあらゆる我慢を強いられるだろうが、日本民族の原点を見直す機会になれば、それはそれで意味深い。銭の価値が、幻の価値観であったと気づくことは、極めて重要だ。筆者などは、その方が日本のために良いかも?と思う立場である。

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