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世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

小沢を裏切った男・高橋嘉信、政界引退

2010年04月07日 | 日記

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小沢を裏切った男・高橋嘉信、政界引退

一連の小沢一郎政治資金問題で地検特捜部長・佐久間の上司・直接的管理の立場にあった谷川恒太検事が週刊朝日恫喝事件で恥を晒し、激務の東京地検次席検事の職に耐えかねる精神状態になったと云う理由(噂)で、最高検の検事に異動したのが1か月前。その谷川が今度は宇都宮地検検事正に異動と云う異例の人事が行われた。

たしかに、地方の検事正等と云うもの「裏金管理?」と検察内の人事だけが職務のようなモノ、閑職であるし、一介の検事の上がり地位でもある。週刊朝日山口編集長への出頭要請事件はあまりにも茶番であり、頭が変になったのでは?と疑われても仕方のない出来ごとだった。

この谷川検事を小沢一郎の逮捕・起訴と云う「一世一代の功名」駆り立てた人物が以下の読売新聞の記事にある高橋嘉信元衆議院議員である。一時、小沢の懐刀秘書として辣腕を発揮したが、小沢の威光で衆議院議員の当選以降は顰蹙を買う横柄な態度で小沢一郎から切られた人物である。

小沢の威光だけで生きてきた人物らしく、西松とのパイプの構築も氏のなせる業だったようである。この高橋氏と谷川検事の接点は谷川が盛岡地検次席時代に知り合い、高橋からの「天の声」情報が、谷川の功名心に火をつけた可能性は相当にあるのだと思う。如何にもありそうな話だけに、大政治家・小沢一郎を獄中の人にした「名検事」として、永遠に歴史に名が刻まれる予定だったのだろう。

谷川が去った後も、地検特捜部は大鶴・佐久間検察と国税とタッグを組み、高橋氏の事情聴取なども行い、粛々と小沢包囲網を狭めていると云うアングラ情報もある。しかし、西松事件にせよ、陸山会問題にせよ、「小沢のすべてを知っている高橋」と云う政治漫画「票田のトラクター」の主人公が虚像であった事実は検察が既に嫌という程判ったわけで、今さらである。

一連の小沢逮捕起訴のシナリオを作る気になった元凶の人物が政治の世界から足を洗いますという事のようだが、ジャーナリストになると云うのが笑える。生方議員の将来もジャーナリストなのだろうか?(笑)既に一線で活躍するジャーナリスト諸君も、複雑な気持ちで、この高橋氏のジャーナリスト転身記事を読んでいる事だろう。


≪ 小沢氏元秘書、高橋嘉信・元議員が引退意向
 昨年8月の衆院選に岩手4区から出馬し、落選した元衆院議員の高橋嘉信氏(56)が、今月はじめ、奥州市などの地元支持者らに政界を引退する意向を文書で伝えていたことが、6日分かった。
 高橋氏は、小沢一郎・現民主党幹事長の秘書として20年間働き、2000年の衆院選東北比例ブロックに自由党から出馬 し初当選。1期務めた後、06年の奥州市長選に出馬したが、落選した。
 支持者らに渡した文書はB5判で3枚。小沢氏を「国民の大多数から嫌悪される存在」「理念なき権力闘争を理解する国民はいない」と批判した上で、 「(小沢氏の)秘書であった事実は変えられない。政治の道を去ることが自らのなすべき事」として、3月で事務所を閉鎖したことを報告している。
 読売新聞の取材に対し、高橋氏は「取材には応じられない」と話している。 後援会幹部によると、高橋氏は「ジャーナリストに転身する」と話しているという。だが、その一方で後援会組織は解散させず、「しばらくは新党結成など動きを注視したい。政界再編となればいずれ再び出番があるかもしれない」と、今後の政界復帰に含みをもたせているという。(2010年4月7日10時22分 読売新聞)≫


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