また、まったく分かっていないFTアジア編集長デビッド・ピリング(前東京支局長)の記事だ。
どうしてこんなバカバカしいことを平気で書けるのか、本当に分からない。
前の記事も日本人に悪意のある文章だが、今回も、だ。
フィナンシャル・タイムズの低俗さ
1ドル92円までの円高に嫉妬した腹いせを日本人にぶつけてどうなるというのか?
1ドル92円まで下落させたドルやオバマ大統領を恨むべきだ。
前より賢くなった日本が、何の幻想ももたずに投票した(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
こうした暗い雰囲気をさらに悪化させたのは、小泉純一郎元首相だ。かつて異様に人気の高かった元首相は今では、社会格差拡大の元凶だと責められることが多い。小泉氏はたとえば公共事業を削減した。そして公共事業こそ、農家がこぞって鋤(すき)と鍬(くわ)をハンマーにもちかえた地方に、金を注ぎ込むための仕組みだったのだ。さらに小泉改革では、地方分権の名の下に税金の地方交付分は減らされ、緊縮財政の名の下に医療費や年金も削られた。そして小泉氏の郵政改革のせいで、一人暮らしのお年寄りなど社会から孤立していたり社会的に弱い立場にある人たちを、郵便局員が仕事の一部として定期的に訪問して、大丈夫かどうかを確認するという、日本で最も広く浸透していた社会保障の仕組みが、壊れてしまったのだ。
狭い日本で公共事業で地方に税金をばらまいた、そんな前時代的な政策が無駄な箱物や道路を増やしていった。そんな道路や施設は閑古鳥が鳴くばかりで、それで税金の無駄遣いが指摘されたのは最近のことではない。
民間がやればいいものを、公がやるものだから効率も合理性も考えないで赤字を垂れ流す。そんな政策を否定し、行政改革を推進してきたことは、これこそ抜本的な税金の無駄を解消させる最善の策だった。
民主党が言うように予算配分を組み替えることで税金の無駄を解消する、なんていい加減な話だ。
年金受給者の公的年金控除の特例を廃止して、それを子供手当に回すだけのこと。単に他の政策に変えたことで、少しずつ予算を削減しているだけのこと。ごまかしでしかない。ただの緊縮予算ではないか。
そして驚きなのが政治家がはっきりと言わない、このことだ。
「そして小泉氏の郵政改革のせいで、一人暮らしのお年寄りなど社会から孤立していたり社会的に弱い立場にある人たちを、郵便局員が仕事の一部として定期的に訪問して、大丈夫かどうかを確認するという、日本で最も広く浸透していた社会保障の仕組みが、壊れてしまったのだ」
この手の文章は日本ではなかなか読めないし、表だって書く人もいない。
「郵便局員が仕事の一部として定期的に訪問して、大丈夫かどうかを確認するという、日本で最も広く浸透していた社会保障の仕組み」なんて初めて聞いた。もちろんそういうことをやっている地域もあろうが、配達に回る郵便局員は下請けも多く、それが安全保障なんて思っている人は、この日本では誰もいない。そもそも郵便局に「定期的に訪問して、大丈夫かどうかを確認する」という業務はない。
そういう業務は、郵便局ではなく、地域の行政・福祉課がやるべきサービスであり、民間では互助会か訪問ヘルパーの分野であり、また地域のボランティアか、近所の人たちの助け合いや親切心で行うものだ。これこそ日本で最も広く浸透していた考えである。
まったく何も日本のことなど分からずに、ここまでいい加減なことが書けるとは、よっぽどフィナンシャル・タイムズは人材不足か、何のチェックもしていないのだろう。
人気ブログランキング。
どうしてこんなバカバカしいことを平気で書けるのか、本当に分からない。
前の記事も日本人に悪意のある文章だが、今回も、だ。
フィナンシャル・タイムズの低俗さ
1ドル92円までの円高に嫉妬した腹いせを日本人にぶつけてどうなるというのか?
1ドル92円まで下落させたドルやオバマ大統領を恨むべきだ。
前より賢くなった日本が、何の幻想ももたずに投票した(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
こうした暗い雰囲気をさらに悪化させたのは、小泉純一郎元首相だ。かつて異様に人気の高かった元首相は今では、社会格差拡大の元凶だと責められることが多い。小泉氏はたとえば公共事業を削減した。そして公共事業こそ、農家がこぞって鋤(すき)と鍬(くわ)をハンマーにもちかえた地方に、金を注ぎ込むための仕組みだったのだ。さらに小泉改革では、地方分権の名の下に税金の地方交付分は減らされ、緊縮財政の名の下に医療費や年金も削られた。そして小泉氏の郵政改革のせいで、一人暮らしのお年寄りなど社会から孤立していたり社会的に弱い立場にある人たちを、郵便局員が仕事の一部として定期的に訪問して、大丈夫かどうかを確認するという、日本で最も広く浸透していた社会保障の仕組みが、壊れてしまったのだ。
狭い日本で公共事業で地方に税金をばらまいた、そんな前時代的な政策が無駄な箱物や道路を増やしていった。そんな道路や施設は閑古鳥が鳴くばかりで、それで税金の無駄遣いが指摘されたのは最近のことではない。
民間がやればいいものを、公がやるものだから効率も合理性も考えないで赤字を垂れ流す。そんな政策を否定し、行政改革を推進してきたことは、これこそ抜本的な税金の無駄を解消させる最善の策だった。
民主党が言うように予算配分を組み替えることで税金の無駄を解消する、なんていい加減な話だ。
年金受給者の公的年金控除の特例を廃止して、それを子供手当に回すだけのこと。単に他の政策に変えたことで、少しずつ予算を削減しているだけのこと。ごまかしでしかない。ただの緊縮予算ではないか。
そして驚きなのが政治家がはっきりと言わない、このことだ。
「そして小泉氏の郵政改革のせいで、一人暮らしのお年寄りなど社会から孤立していたり社会的に弱い立場にある人たちを、郵便局員が仕事の一部として定期的に訪問して、大丈夫かどうかを確認するという、日本で最も広く浸透していた社会保障の仕組みが、壊れてしまったのだ」
この手の文章は日本ではなかなか読めないし、表だって書く人もいない。
「郵便局員が仕事の一部として定期的に訪問して、大丈夫かどうかを確認するという、日本で最も広く浸透していた社会保障の仕組み」なんて初めて聞いた。もちろんそういうことをやっている地域もあろうが、配達に回る郵便局員は下請けも多く、それが安全保障なんて思っている人は、この日本では誰もいない。そもそも郵便局に「定期的に訪問して、大丈夫かどうかを確認する」という業務はない。
そういう業務は、郵便局ではなく、地域の行政・福祉課がやるべきサービスであり、民間では互助会か訪問ヘルパーの分野であり、また地域のボランティアか、近所の人たちの助け合いや親切心で行うものだ。これこそ日本で最も広く浸透していた考えである。
まったく何も日本のことなど分からずに、ここまでいい加減なことが書けるとは、よっぽどフィナンシャル・タイムズは人材不足か、何のチェックもしていないのだろう。
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そういう事に頼れる人は、郵便局員に声は掛けません。ジャーナリズムしてる気になってますか?ちゃんと現場を見てください。
そして、自分の「業務」だけをこなす人だけで今の社会が成っているのかを本当に信じているのか?それの方が恐ろしい。
民主党で、また公社化となり、正社員を増やして、たま赤字経営となり、社会保障と財政の一体改革では、消費税の増税で帳尻を合わせようとする。このデフレのご時世に危険な判断だ。消費税増税から税収が減り続けているのに。それでも郵便局員の責務は重要だからOKか? よほど金があると見える。国の借金が一千兆円を超えようとしているときに。
デビッド・ピリングや民主党の考えは隠れ社会主義的な思考だ。オバマ大統領も労働者主体だし、だから中国とも話が合う。
民主党の団塊世代は、学生のときにも、政治家となっても、日本を破壊しようとしているだけだ。
肝心な点を考えてほしい。
郵便局員に頼る人は、行政の福祉にあぶれたかわいそうな人たちか?
いや違う。
国保などの請求書を届ける郵便局員に、金を預け「代わりに入金してくれ。やってくれなければ払えない」と、勝手に使役しているだけの人たちだ。
現在では自動引き落としがある。
つまり、「定期的に訪問して、大丈夫かどうかを確認する」とか、「郵便局員に頼る人は、行政の福祉にあぶれたかわいそうな人たち」と思っているデビッド・ピリングや民主党の考えは、時代遅れでもあるのだ。
よく考えてコメントすること。
それに、これはブログですよ。ジャーナリズムなんかではないんです。あなたは全く分かってない。現実をゆがめて見ているだけだ。
せめて、自分の「業務」だけは責任を持ってほしいと政治家たちには言いたい。組合に票を頼んで、代わりに日本を借金漬けにするなどと、とんでもないことだ。