エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

丁寧に丁寧に、

2016-02-10 08:09:21 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
2つにバラバラになっちゃったら、ダメよダメダメ!
  縦の関係を横の関係に繋ぐもの、それが集会でありました。 Young Man Luther 『青年ルター』のp181の第2パラグラフ。 &...
 

 トラウマのことは、なかなか言葉にならないらしい。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.234から。

 

 

 

 

 

 アラビアのロレンスが書いた『叡智の七柱』に、ロレンスは戦争体験を著しました。「我々が学んだことは、我々の限られた自分というものが体に刻む痛みは痛すぎ、悲しみは悲しすぎ、恍惚状態は飛んでいすぎる、ということです。感情が高まれば、理性は窒息しましたし、記憶がなくなれば、状況はことさらにマンネリになりました」。トラウマがあると、私どもはマゴマゴしてしまうけれども、トラウマからのその出口は、いろんな言葉で舗装されていますから、一つ一つ、慎重に集めなくっちゃぁね。そうすれば、すべての物語が姿を露わになるかもね。

 

 

 

 言葉でトラウマを表現するとしても、感情的になり過ぎず、言葉を丁寧に一つ一つ集めなくっちゃぁならないらしい。丁寧に丁寧に、ね

 

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