＃発達トラウマ障害治療の４段階

 

 

 

 

 

 

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発達トラウマ障害（DTD）の子どもは、劇的な発達することが結構ある

    遊ぶ子は育つ 　人が退行するのは、根源的信頼感を豊かにしたいから。根源的信頼感が豊かであればあるほど、眼の前に発達危機を、肯定的、建設的な方......

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　ヴァン・デ・コーク教授の 　The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma　『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ　：　脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか？』p.307,第２ パラグラフから。

 

 

 

 

 

　（発達トラウマ障害（DTD）の人たちは，自分の身体，体感が自分のものではないと感じてしまうことが多いので，世界は危険に満ちているという心の地図が変えなられないことがあるもの）ですから，高度に構造化された体感療法を経験することが，とても価値がありますね。体感療法に参加している人たちは，１）自分の心の地図を、目の前の人々がいる空間に，安全に投影することができます。そこで，２）耳障りで混乱した過去をよくよく調べて見ることができます。自分の過去を安心して一緒に調べて見ることができますと，３）「なるほどそうだったのか」と合点がいくものですよね。「これこそ私が治療しなくちゃいけないことだ」となります。それに，４）「大事にされ，あやしてもらいたかったのに」と思うわけです。一つの枠組みの中に守られて，トランス状態のような形で，３歳の時，大事にされて，守られているという感じを実感する経験のおかげで，人は内的経験を書き換えることができます。そのおかげで，「私は，自分から人とやり取りを始めることができますし，相手にされない心配も，傷つけられる恐れもないのです」ということにもなります。

 

 

 

 

　原文には，１）から４）はありません。

　発達トラウマ障害（DTD）の人たちにも善い知らせ，福音ですね。ヴァン・デ・コーク教授は，ご自分が体験したことを正直に書いています。そのプロセスが，４つの段階で示されています。黄色のマーカーで示したところが４段階です。

　でも，なぜこうなるのかは書いてませんでしょ。なぜこのような条件がそろうと，発達トラウマ障害（DTD）の人たちは癒されるのか？　は，これを読んでもわかりません。

　エリック・エリクソンは，なぜ治るのか？をクリアーに示している点で，ヴァン・デ・コーク教授よりも優れています。