文科省が各大学に対して、入試に記述式の問題を入れるように働きかけているのだそうです。
もちろんこれは、以前からある「マークシートの試験では学力を適切に測ることはできない」という批判にこたえるという意味もあるでしょう。
でも、最近よく報道されている「学生の東京一極集中を是正する」という文脈に置くと、別の意味も見えてくる。
いわゆるマンモス私大のなかには、毎年の受験者が10万人なんてところもある。そういう大学で、記述式問題の採点をするとどんなことになるのか…想像するだけで気が遠くなります。
定員オーバーのペナルティも厳しくなっているし、地方私大の関係者としては、ここは文科省に期待かな。