プロジェクト○川

学生に本を読んでもらおうという,ただそれだけのはずでした

forestってなんだ

2012年08月31日 | つぶやき

ここのところ,集めた論文(英語)を机に積み上げて,片っ端から読んでメモを取るという作業を続けています.

関係ある論文が必要になったら,ネットで探したり図書館に依頼したりするし,さらに図書館に頼んでいた論文(のコピー)が届き,ゼミ生に頼んでおいた論文のコピー(うちの図書館にあるもの)も届く.

だから,毎日20-30本は読んでるんだけど(精読ではないです,さすがに),なかなか未読の論文が減らない.うー.

でね,そのうちの1本の,アンケートに使用する言語によって結果が変わるかどうかを検証するという論文に,こんな一文を見つけました.

In some cases there may not even be equivalent words, such as in Japanese, which does not have a word for forest.

直訳すると,「いくつかのケースでは対応する言葉が存在しない,たとえば日本語には,forestに対応する単語がない」ってところか.

そんな馬鹿な・・・ということは,forestは森林や山林ではないのか? 中学校ではそう習ったぞ.

で,辞書を引いてみると,語義の一つに「森林の樹木」という訳が載っている.土地抜きの木だけってことだね.なるほど,確かにこれに直接対応する単語はないなあ・・・なんて,そんなことをのんびり考えている暇はないので,ここにさっと書いて終わりにするのである.

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そういえば8月になってからは遊びに来るOBも少なくて,特別に忙しい夏としてはありがたい面もあるんだけど,あんなに書いてたのにお盆期間にOBのI氏(2012年3月卒)が来室したそうです.だから・・・(笑).

また今度ね.

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1998

2012年08月30日 | ワインとか

家にあった1998年のワインを2本,開けてみました.

お宝っていうわけではなく,開けられないまま時間が過ぎてしまっただけ.保存状態もよろしくなくて,飲めたもんじゃないだろうと,あきらめていたものです.

1本目はこのシャブリのプルミエクリュ(1級).

たしかか3本買って,すぐ開けた1本目は酸がものすごく,去年か一昨年に開けた2本目はもう駄目になっている感じでした.

で,これはというと・・・やっぱりねえ.香りは悪くないんだけど,ひねひねです.シェリー香が好きな人なら飲めるのかもしれないな.

もう1本はドイツワイン.

このあいだ,ドイツワインの格付けの話を書いたじゃない.アウスレーゼまでしか書かなかったけれど,その上がベーレン・アウスレーゼ(BA)で,いちばん上がトロッケン・ベーレン・アウスレーゼ(TBA).で,これがそのTBAです.ハーフで2000円程度と,TBAとしては激安だったもの.

開けてびっくりしたのは色.もうね,ブランデーみたいな茶色です.

ただ,こちらはまだ飲めました.TBAを飲むのは,学会でドイツに行った2000年以来かな.

デザートワインですからね,食後にほんの少しだけ飲むものですね.

ものすごい甘さなんだけど,ちゃんと酸が残っているからおいしく飲めます.

1998年っていうと,まだ社会人大学院生時代か・・・.やっぱり置き過ぎだな(笑).

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旅の思い出話(大阪編)

2012年08月28日 | つぶやき

ものすごく忙しくて(学生さんは夏休みなんだけど,いろいろあるのよ,せんせいも),全米オープンも見られるかどうか怪しい感じなんだけど,たまにはなんか書かないと.

さっきゼミ室で3年生Hくんに話した,ずいぶん前に大阪に行った時の思い出話を.

昼間の大阪の地下鉄で立っていたら,近くの座席が空いた.横に座っていたおばちゃんが「あんた,空いたよ.すわんないの」という目で僕を見る.

僕がぼんやりと「ああそうですね,でもどうしましょう」という目をしているあいだに,乗り込んできた別のお客さんがそこに座ってしまう.

おばちゃんは「ほら,あんたぼやぼやしてるからよ」という目で僕を見る.

僕が「仕方がないですね」とちょっと笑うと,おばちゃんも「しかたがないね」と笑い返してくれる.

いっさい声を出さずに,見ず知らずの他人と,これだけのコミュニケーションがとれる大阪はすごいと,深く感じ入った.そういうお話でした.

 

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甘めな

2012年08月23日 | ワインとか

甘いとか辛いとか弱腰だとか,いろいろ面倒だとお嘆きの諸兄に,引き続き甘めのワインのお話を.

これはこないだ言ってた,セイコマで700円のモーゼル(ドイツの地域名)ワイン.

いちおうシュペトレーゼ(SPATLESE,ウムラウトは省略)という格付けがついてます.

ドイツワインの格付けは原料のブドウの糖度で決まって,下からカビネット,シュペトレーゼ,アウスレーゼ・・・と続き,基本的には格付けが高いほど甘い.ただしそれはアルコール度数が同じならっていう話であって,発酵を進めればアルコール度数が高くなって糖度は低くなるので,たとえばアウスレーゼで辛口(トロッケンっていいます)ってこともあります(最近はドイツワインも辛口にシフトしているそうだ).

で,このワインはっていうと,モーゼルらしくて悪くないけど,個人的にはこないだのカッツ(マリエンゴールドっていうメーカーのもので,けっこう大きなところみたい)の方がよかったかな.まあ,コンビニで買える700円のワインなんだから,とやかく注文をつけるよりも,気軽に買ってガンガン飲むのが正しいです(これはよく冷やすこと).

あと,カッツが手近で買えないって書いたけど,よく見たら近所のヨーカドーにもあった.もしかするとちょっと復活気味?

で次は,イオンで売ってる780円のスパークリング.安ワインばっかです(笑).

ただ,このサラビベは馬鹿にできなくて,スペインの3大カバ・メーカーのフレシネがメキシコで作っているもので,なーんと,こんなに安いのにパーカーポイント(PP)87点がついている.
(カバ(CAVA)はスペインのスパークリングワイン.シャンパンと同じ瓶内二次発酵で作られるので,品質は高いが値段は手頃.僕が飲むスパークリングの8割はカバです)

PPっていうのはロバート・パーカーっていうワインの評論家がつける点数のこと.これで市場価格が動くっていうくらい影響力があって困ったものなんだけど(どう困ったものなのかは『モンドヴィーノ』っていう映画を観て下さい.パーカーもミシェル・ロランも,あそこまで悪く描かなくても,と思わずにはいられない映画なんですが),安ワインを買うときにはPPがついていると安心ではある.

ただしPPがついているのはブリュット(辛口)で,今回僕が買ったのはセミセコ(やや甘口)の方.ふつう,食事にあわせて飲むカバはブリュットが基本なんで,セミセコを買うのはかなり久しぶりです.

でも,思い起こすと学生の頃,最初にスパークリングワインにはまったのは,カステルブランチ(というスペインのカバメーカー)のセミセコでした.こんなにうまい酒があるのか,って思った.夜中にどうしてもこれが飲みたくなって,自転車でススキノにある深夜営業の大きな酒屋まで買いに行ってこともあったっけ.

このサラビベは,ブリュットもセミセコも,ちょっとクセがあるので万人向けではないけど,悪くないですよ.780円だし.ただ,イオンでは,フレシネのコルドンネグロが1180円だったから,辛口ですきっとしたカバがいい人にはそっちを薦めます.

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サンデー

2012年08月22日 | つぶやき

ひとことだけ.

OB諸君も現役ゼミ生諸君も,最新号の週刊少年サンデーの裏表紙をチェックすること.

コンビニか書店に走れ!

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追記.

「○っか」に画像を載せました.

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不祥事

2012年08月20日 | つぶやき

甲子園って僕はあまり興味がないんだけど,大会中に「不祥事」があって対応がどうこうという報道はみました.

「不祥事」のあった高校は辞退などしなかったようで,よかったと思う.

単に連帯責任がよくないっていうことじゃない.連帯責任で不祥事のたびに出場辞退せざるを得ないとになると,学校側に「不祥事を起こしそうな生徒」を排除したいという動機が生まれてしまう.不祥事を予防するために.

要するに,この場面での連帯責任制度は差別的な動きにつながりかねないんだな.不祥事を「起こしそうな」生徒に対して.

たとえば,「部員が問題を起こしたら大会出場辞退」という「ルール」がある場合とない場合とで,ちょっとした「悪さ」をした部員の処置が変わる可能性って,あると思わない?「その学校の生徒が問題を起こしたら・・・」というルールなら,退学処分の判断が動くかもしれない.

もちろん,その種の差別はすでにあるのだと思うし,人によってはそれを正当なものと考えるのかもしれない.でも,学校のスポーツっていうのは,教育活動の一環なんだから,スポーツ大会の影響で,誰かが教育を受ける権利が制限されるなんて馬鹿げてるよね.

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ところで,夏のオリンピック・イヤーは,受験生も夏休みに放送を見てしまうので,スポーツ好きほど勉強に身が入らない.

で,受験がうまくいかない人が多いので,その学年が3年生の年には,進学校のスポーツクラブは弱くなる傾向があります.

北京が2008年の夏で,それを見ていた中3生はというと,去年の3年生.だから,去年は甲子園出場校にも,進学校は少なかったのだ.

・・・というのは,さっき思いついた大ウソです(笑).

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外交

2012年08月18日 | つぶやき

右翼団体のデモの様子が韓国で報道されているって,ネットの記事に出てるじゃない.もちろん,僕らの大多数の反応とはかなり隔たりのある人たちの話だ.

ああいうのを見たときに,「日本で報道されている『韓国/中国の反応』」にも同じようなバイアスがかかっているんじゃないか,と考えられるかどうかが,メディアリテラシーの第一歩だと思う.「ところで,『右翼団体のデモの様子が韓国で大きく報道されているっていう報道』は正しいの?」とか考え始めるときりがないんだけど,そのくらい疑ってかかってもいいんじゃないかな.

李大統領の行動そのものに関しては,どこかの防衛大臣が言ってたように,人気のない政治家が仮想敵に強い姿勢を示すことで支持率を回復しようとしたっていう「内政問題」なんだろう.ブッシュの湾岸戦争みたいに空爆したわけじゃないから害は少ないけど,このタイミング(平和の祭典中だからさ)が韓国の国益になるとは考えにくい.

不思議なのは,李大統領が,韓国が先進国にふさわしく振舞うべきだと理解できていないように見えるところ.こういうタイミングでの,あの手の示威行為って,メジャーな国はやらないもの.これで支持率が上がっちゃうようだと,韓国の民度はまだまだかな(でも,日本の方が上だ,とはとても言えないところが悲しい).

五輪サッカーのメダルはく奪うんぬんは大統領のとばっちりだから,あの選手は気の毒だと思う.国の代表って言っても,20歳くらいの若者なんだから.ただ「意図的ではなかった」と主張するには,「私は字が読めないんです」とでも言わないと….

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で.

ちょっと困るなと思うのは,どうも野田政権が,この件に「そこそこうまく」対応してしまいそうなこと.そうなると「強い姿勢」がうけて,支持率が回復してしまいそうでさ・・・(だから隣国のことをとやかく言えないわけね).

この問題だけに関してなら悪くない方向に進むのかもしれない.でも,こんなタナボタで野田政権が続いちゃうことになったら,トータルでは国益になっているといえるかどうか.竹島なんかよりも,税や福祉の方がはるかに重要だもの.

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尖閣の活動家の話は,国としてどうこうではなく,「活動家」が来たってだけのことなんだから,さっさと強制送還すればそれでいいじゃない.彼らは事を荒立てるために来ているのだから,騒げば騒ぐほど彼らの思うつぼでしょう.

そんな人たちがいくら来ても無駄だよ,日本では新聞の片隅の小さな記事になるくらいだよ,っていうのが,いちばんいい対応だと思うんだけどなあ.

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カッツ

2012年08月13日 | ワインとか

ワイン話もしばらく書いてなかったなあと.

久々に飲みたくなって,黒猫印のドイツワインを買ってきました.シュヴァルツェ・カッツ(ドイツ語で黒猫)という,甘口でアルコール度数も低めの白ワイン(っていうのがドイツワインの基本です).

なお,ブドウの糖分が発酵してアルコールになるのだから,甘くてアルコール度数が低いっていうのは自然なことです.酒精強化ワインの類(アルコールを添加する)や貴腐ワインみたいにブドウの糖度が例外的に高いものは別だけど.

これ,けっこう探したんだよねー.以前はワインを売ってる店ならどこにでもあったのに(全く同じワインってことじゃなく,黒猫がついたツェル村のワインね),近所のスーパーやコンビニにはなくて,少し離れたイオンの酒売り場(ワインコーナーが充実している)でようやく見つけた.800円くらいでした.

甘口といっても,ドイツワインは酸がしっかりしているのですごく爽やか(ブドウの品種はリースリングが主体のはず).久々に飲んだせいもあってか,ものすごくおいしく感じた.果実味たっぷり.

 

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ワイン入門っていうと,やや甘口の白ワインというのが定石.少なくとも以前はそう言われていた.

甘口の白からワインを飲み始めて,だんだん物足りなくなって辛口の白に進み,軽い赤を経由して,徐々に重い赤に移行するというのが,ワインにはまる一般的なコースだった.で,重い赤のあとはというと,意外に極甘口の白ワイン(ソーテルヌとか)にいったりする.

で,甘口の白ワインというと,これはもうドイツワインの独擅場だったんだけど・・・定番のはずのこのワインがなんで売られていないんだろう.

健康志向などで甘口ワインの需要が減少したせいもあって,ドイツワインの地位は国際的にも低下しているんだけど(産出量ランキングも落ちてるし),日本での売れ行きに関しては,国産ワインとのバッティングもありそうな気がする.

日本の(特に北海道の)気候には,フランスのブドウ品種よりもドイツの品種の方があうので,国産ワインって,タイプとしてはドイツ系が多いんだよね.

国産を応援したい気持ちはあるんだけど,同じような価格でどちらの質が高いかというと…もちろん一概には言えないけど.

暑い夏に,キンキンに冷えたドイツワイン.だまされたと思って一度ためしてみてくださいな.セイコーマートでも,同じモーゼル地方の白ワインは売っているみたいだよ(僕も近いうちに試してみるつもり).

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涼しい音楽

2012年08月11日 | 音楽

今日から本学の事務は夏休みに入りました.来週いっぱいです.

この間,授業はもちろん会議もないし,生協も開いてない.研究系の仕事の書き入れ時だから1-2日は行くけど(家でできちゃうので),基本的に不在だと思って下さい.

毎度言ってますが,夏休みだからと遊びに来る奇特なOB諸君は,くれぐれも事前連絡をするように.

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たまには趣味の話でもと思い立ったので,僕が夏によく聴いている涼しくなる音楽を・・・(夏を楽しむには,ビーチボーイズと達郎さんだけでもいいんだけど,気分が盛り上がってしまうのでBGMには向きません).

North Marine Drive / Ben Watt (from "North Marine Drive")

ETBGのベン・ワットのソロ.いわゆるネオアコ(死語?).高校生の頃に友人に教えてもらって以来,25年聴いてる.

http://www.youtube.com/watch?v=LgqHg9NNmjY

秋になったら,ETBGの1st"Eden"です.

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First Light / Brian Eno & Harold Budd (from "The Plateaux Of Mirror")

おそらく人生でいちばん聴いた回数が多いアルバム.中学生の頃から聴いてるので,下手すると30年か(笑).

どの曲でもいいんだけど,とりあえず1曲目(ゆっくりとしたフェードインで,なかなか始まらないです).

http://www.youtube.com/watch?v=pBGNM7z8k_s

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Rio / Paul Winter (from "Rio")

ジャズ・ボッサ.聴くと涼しくなるわけではなく,けだるい夏の午後を楽しむための音楽.

http://www.youtube.com/watch?v=zzVCkSTzEkY

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STAR FRUITS SURF RIDER / Cornelius (from "Fantasma")

コーネリアスの3枚目.ポップと音響派の中間くらい.

にぎやかなのに涼しいドラムンベース(っていう言葉を久しぶりに思い出した).

http://www.youtube.com/watch?v=DmaRNXNfCt8&feature=fvst

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Aquarian Moon / Bobby Hutcherson (from "Happenings")

ヴィブラフォンが入るとそれだけで涼しいと,夜電波で菊地さんも言ってた.

この"Happenings"はジャケットもクールです.

http://www.youtube.com/watch?v=BKH5aGvoQl8

ちなみに,ジャケットの人はボビー・ハッチャーソンじゃありません(見ればわかるか).

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Laraaji / The Dance No.1 (from "Day Of Radiance")

ここ数年は,これが夏のいちばんのヘビーローテーションなんだけど,YouTubeになかった(というか,あるけど日本では聴けないんだって).残念.

僕の机まわりでは夏のあいだ,だいたいこんなのが流れてます.

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Let us only

2012年08月10日 | 本の話

レタスをちぎっただけのサラダを「ハネムーン・サラダ」と呼ぶのだそうだ.

Lettuce only

Let us only (二人だけにして)

に聞こえるからなのだそうです.なんとオヤジな.

以上,出典は稲垣栄洋『身近な野菜のなるほど観察録』(ちくま文庫)です.『身近な雑草の愉快な生き方』に続く第二弾ですね.

まだ最初の方しか読んでないけど,スイートピーは甘いえんどう豆(ピー)なんだとか,どうしてキャベツ畑で赤ちゃんが生まれるっていうのかだとか,雑学好きにはたまらない感じの本ですね.

ちょっとオヤジが入った書きっぷりは(ちなみに著者は僕と同い年)多少好き嫌いがあるかもしれないけれど.

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更新情報

2012年08月08日 | つぶやき

「○っかな」を更新しました.

うちのOBだらけです.見ないと損ですよー(笑).

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勉強本

2012年08月07日 | 本の話

何が好きって,僕はむかしから読書の本と勉強の本が大好きです.

読書本はいいとして,勉強本が好きというのは,普通に考えるとたいへんに無駄な時間の(つまり人生の)使い方です.だって,そんなもの何冊も読む暇があったら,勉強をすればいいんだから.

ところが,幸か不幸か教師家業に身をやつすことになりまして,それが案外無駄でもなくなったのだから,人生わからないものであります.

と,前置きはこれくらいにして.

佐藤優『読書の技法』(東洋経済)を読みました.タイトルは「読書の」ですが,勉強の方法論です(同じことなんだけど).

これはいい本ですよ.佐藤優さんの本はけっこう読んでるので(最高傑作は『獄中記』だと思う),個人的に「技法」の多くはなじみのあるものですが(僕が実践している読書法も含まれます),うちのゼミ生諸君には,たとえば『功利主義者の読書術』あたりよりも役に立つんじゃないかな.このとおりにやりなさい,とは言いませんが・・・.

3年生Hくんは,僕より先に読んでいました.「自分で買わないと線を引いて読めない」というあたり,なかなかやりますね(ふふふ).

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全英ではないウィンブルドン

2012年08月07日 | テニスに目が眩んで

ロンドンオリンピックのテニス,男子決勝は6-2,6-1,6-4でマレーが優勝.

負けているフェデラーを応援するロジャーコールをアンディコールがかき消すのを聞いて,これは全英オープンではないのだなとあらためて思った.フェデラーはあまりに人気があるから,これほどの「アウェイ」は久々の経験だったろう(若い頃にはたくさん経験しているはず.たとえば全米でのアガシ戦).もちろん7月の決勝もアウェイだったけれど,もう少し節度があったような・・・.

スコアだけみるとワンサイドだけれど,マレーの圧勝という印象ではない.フェデラーがオープニングゲームのブレイクポイントを取れれば,流れはまったく違ったのかもしれない.マレーはちょっと硬かったし,フェデラーは素晴らしい出だしだったから.もっとも,IFを言い出せばきりがない.直前までの雨が上がって屋根が「開いてしまった」こともそうだし,そもそもマレー以外なら誰が相手でも,決勝戦の歓声はフェデラーのものだったろう.

僕はやっぱりフェデラーを応援しながら見ていたんだけど,マレーの優勝には素直に感動しました.地の利がマレーを後押ししたことは間違いない.でも,そのことは彼の勝利の価値をいささかも減じない.優勝者にふさわしい,素晴らしい内容のテニスだったし,マレーがどれほどの重圧と戦ってきたかは,世界中のテニスファンが知っているもの.もしこれで呪縛が破れたのなら,マレーはこれからの1年で1つ2つのグランドスラムを取るんじゃないかな.

ファミリーボックスにレンドルはいなかったようだけれど,契約の関係だろうか.たぶん7月の決勝のあとで,マレーはレンドルに,「あそこで泣いているうちは勝てん」と,あの星一徹のような仏頂面で言われたんじゃないかと思う.マレーはいいコーチを選んだね.

コーチとしてのウィンブルドン「での」勝利を,レンドルがどう感じているのか.オールドファンにはそれもまた興味深いです.

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男ダブ決勝/セレナ強すぎ

2012年08月05日 | テニスに目が眩んで

ストリーミングで男子ダブルスの決勝をみました。6-4, 7-6でブライアン兄弟が優勝。

大好きなロドラ(ペアはツォンガ)に金メダルをとってほしかったんだけど、昨日に関してはブライアン兄弟の方が上だった。もちろん、銀メダルも素晴らしい達成です。

勝ったブライアン兄弟はこれで生涯ゴールデンスラム。34歳での達成(双子なので二人とも)というのがすごい。ため息が出るような見事なダブルスでした。

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それにしても、セレナはちょっとどうかしています(笑)。

3Rのズボナレワが6-1, 6-0。QFのウォズニアッキが6-0, 6-3。SFアザレンカは6-1, 6-2。で、決勝のシャラポアは6-0, 6-1。1・2Rは5ゲームずつなので、1試合平均3ゲームしか取られていない。

見たのは決勝だけですが、この僕が(笑)ちょっとシャラポアを応援したくなったくらいでした。なんちゅう強さ。30歳というと、普通は引退が囁かれるベテラン扱いなものなのに…

さあ、今日はストリーミングで男子の決勝だ。

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19-17

2012年08月04日 | テニスに目が眩んで

3-6, 7-6, 19-17.

フェデラーが4時間を超える大熱戦の末,デルポトロを下して決勝進出.

見ている方が何度か諦めかけたくらいだというのに…第3セットはデルポトロが先にサービスだったので,6-6を越えてからのフェデラーのサービスゲームは,ほとんどがデルポトロのマッチゲームだった.

特に,最初にデルポトロのサービスをブレイクして迎えたマッチゲームをあっさり落としたとき(10-9だったかな)は,これで流れがデルポトロに行くかと思ったけど,なんという精神力.

しかし,ストリーミングじゃないとみられないものが,ここまでくるとなると,うちもネットの回線を考えた方がいいかな…

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