OB(隠すこともないのだろうが)から「環境問題と経済」について「何かおすすめの文献」はないかとメールがきていた.
長くなるからここに書きます.
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「環境」はこの間ブログに書いた『市民のための環境学入門』が最良の入門書だと思う.
あとは安井先生のサイトをまめに読むことを薦めます.
資源問題については,
ちょっと古いけれど,井田徹治『データで検証!地球の資源ウソ・ホント』(講談社ブルーバックス)が
読みやすくてニュートラルだと思う.
資源問題は,電気会社の関係の人や,運動家系の人が書いている本が多くて,
どちらもやや偏りを感じてしまうんだよねー(間違っている,という意味ではないです).
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「経済」は幅が広いからなあ.
「経済理論を勉強したい」と「経済で動いている社会の仕組みを理解したい」は,
同じことのはずなんだが,勉強するとなるとけっこう違ったりする.
両方を求めるのなら,クルーグマンの本なんかいいかな,
『クルーグマン教授の経済入門』(日経ビジネス人文庫)・・・と思ったら,品切れらしい.
でも,ビジネス人文庫だし,本屋の売れ残りとか,古本屋とか,ちょっと探せばあるんじゃないだろか.
経済理論の「超」入門なら,
小暮太一『落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本』と
『落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本』がいちばん簡単に書いてありそう.
なお,「ミクロ経済学」は個人や企業の意思決定の仕組みとその影響についての学問で,
「マクロ経済学」は国全体の経済の動き方と政策についての学問(ラフに言うとね).
普通はミクロを先に勉強します.
もっと現実的に,社会を動かす経済の仕組みについて勉強したいのなら,
たとえば小塩隆士『誰にも聞けなかった新聞によく出る経済データの読み方』(日本経済新聞社)を読んで,
あとは日経を読むっていうのはどうだろう.
どれも「入門の入門」って感じの本.何か思いついたらまた書きます.
長くなるからここに書きます.
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「環境」はこの間ブログに書いた『市民のための環境学入門』が最良の入門書だと思う.
あとは安井先生のサイトをまめに読むことを薦めます.
資源問題については,
ちょっと古いけれど,井田徹治『データで検証!地球の資源ウソ・ホント』(講談社ブルーバックス)が
読みやすくてニュートラルだと思う.
資源問題は,電気会社の関係の人や,運動家系の人が書いている本が多くて,
どちらもやや偏りを感じてしまうんだよねー(間違っている,という意味ではないです).
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「経済」は幅が広いからなあ.
「経済理論を勉強したい」と「経済で動いている社会の仕組みを理解したい」は,
同じことのはずなんだが,勉強するとなるとけっこう違ったりする.
両方を求めるのなら,クルーグマンの本なんかいいかな,
『クルーグマン教授の経済入門』(日経ビジネス人文庫)・・・と思ったら,品切れらしい.
でも,ビジネス人文庫だし,本屋の売れ残りとか,古本屋とか,ちょっと探せばあるんじゃないだろか.
経済理論の「超」入門なら,
小暮太一『落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本』と
『落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本』がいちばん簡単に書いてありそう.
なお,「ミクロ経済学」は個人や企業の意思決定の仕組みとその影響についての学問で,
「マクロ経済学」は国全体の経済の動き方と政策についての学問(ラフに言うとね).
普通はミクロを先に勉強します.
もっと現実的に,社会を動かす経済の仕組みについて勉強したいのなら,
たとえば小塩隆士『誰にも聞けなかった新聞によく出る経済データの読み方』(日本経済新聞社)を読んで,
あとは日経を読むっていうのはどうだろう.
どれも「入門の入門」って感じの本.何か思いついたらまた書きます.