プロジェクト○川

学生に本を読んでもらおうという,ただそれだけのはずでした

原油

2008年10月29日 | つぶやき
株価の話ばかりで,すっかり忘れられている感があるけれど,
原油の下落ぶりもものすごい.

ドバイ原油価格は1バレル55ドルを割った.
夏の最高値と比べると,半分以下どころか1/3に近いレベル.

高い頃は「庶民の生活を直撃」とかあんなに騒いだのだから,
これも報道するべきだと思うんだけどなあ,不安を煽るばかりでなく.

とにかく,夏に考えていたほど,暖房には困らないですみそうで,
それはまあよかったんじゃないか.

ついでに書くと,
株価を「バブル最高値」の何割になった,という報道もおかしい.

「バブル」っていうくらいで,市場が狂っていた時期なんだから,
そこと比べちゃいけないでしょう.

ただ,煽るな煽るなといいながらも,
ボーナス時期までこのパニックが続いてくれればと思わないでもない.
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USBメモリのウイルスがまた

2008年10月28日 | つぶやき
学内のパソコンで,
USBメモリを経由するウイルスが,また猛威を振るっているようです.

典型的な症状は,ドライブを開けなくなること.
うちのゼミでも以前経験がありますね.

で,あのときもそうだったように,
ウイルス対策ソフトによっては,一部の亜種は検知してくれないことがあるようです.

うちで入れてるMOD32は大丈夫だと思うけれど,
更新はちゃんとするのだよ.

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感染していないうちであれば,
「リムーバブルメディア(USBメモリ等)に,
あらかじめ「Autorun.inf」という名前のフォルダを作成しておく」
という対策が,手軽だけれどそれなりの効果を発揮するそうです.

ファイルじゃなくて,フォルダね.間違えないように.

これをやっておくと,感染パソコンにUSBメモリを指したときに,
「Autorunをコピーできません。・・・」というエラーが出て,わかるんだって.

ゼミ生は必ずやっておくように.
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円高

2008年10月27日 | つぶやき
とうとうバブル崩壊後最安値も更新.
(といっても,細かい動きだから,そのこと自体は象徴的な意味しかないと思う)

で,いつものことながら,円高で悲観論一色の報道が続く.
ビルトインされた不安定発生装置.よくできています.

円高なんて,悪いことじゃないでしょう.

もちろん,輸出企業の業績にはマイナス要因だ.
でも,日本の通貨の価値が上がるということは,
僕らの財産(円ならね)がドルやユーロ換算でみて上がったということ.

外国産品の購買力が上がったんだから,
普通に考えれば,国力はアップしているってことだよ.

少し前までは原油高で大騒ぎしていたわけじゃない.
円が高くなれば,それも緩和されるし,飼料高だって緩和される.

輸入盤のCDに洋書,輸入ワインも安くなるはず.僕の個人生活にはいいことずくめ.
対ユーロが一気に上がっているので,僕がたまにいくビストロは,
フランスワインの値下がりを見込んで,いまは仕入れを抑えているって.

だいたい,今年の8月なんて貿易赤字だったくらいで,
日本は昔ほど「貿易立国」ってわけでもない(これを言うと論旨が怪しくなるが・・・).
いいじゃん,円高.

特に対ユーロは一気に調整されて,まともな水準に近づいたってところじゃないかな.
イギリスの地下鉄初乗りが800円って,そんなのどう考えてもおかしかったでしょ.

悪い面もちゃんと見るべきではあるけれど,もう少し良い面も見ましょうよ.

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いま政権交代があったら,誰がやっても株価は上がるだろうね.
ここで解散するほど麻生も馬鹿じゃないだろうなあ.

ということで,選挙用に押さえてある体育館の直近の予約は取り消して,
市民スポーツに開放してもいいんじゃないか,と僕も思います.
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OB来訪

2008年10月20日 | つぶやき
今日は十勝方面から農業法人の理事が来室しました.
またアポなしです.失礼な理事です.

いわゆる「ビジネスランチ」をしながら,
経営状況等についてお話を伺ったのですが,
なかなか肝心な数字は教えてくれません.

勉強不足でわからないふりをするんです.ガードが固い理事です.
ああ見えて,心を開いてくれていないのかもしれません.

もって来てくれた資料には,
かわいい赤ちゃんが写っていました.

18年後よろしくね(しつこいね).
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私の考える

2008年10月18日 | つぶやき
クインシー・ジョーンズに「私の考えるジャズ」というアルバムがある.
これを真似た(たぶんね)「私の考える○○」というタイトルもいろいろとあった気がする.

子供の頃,この意味がわからなかった.
オリジナルタイトルは"This is how I feel about Jazz".
誰かが「(これが)私の考えるジャズ(だ)」と補ってもらえればすぐにわかったと思うんだけれど.

上田正樹に「お前の男だったときに」っていうアルバムがあって,これも最初はわからなかった.
「お前の男」がピンと来なくて,「性転換の歌?」とか思っちゃいました.

ようするに「の」に弱いのか?(笑)

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ちなみに僕は,日本最高のヴォーカリストは上田正樹だと思っています.
以前,たまたまBSでやっていたライブに,たましいが震えました.
(偉大なる上田正樹にケチをつけていると思われてはたいへんなので念のため)
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セール

2008年10月16日 | つぶやき
大学生協はときどきCD・DVDの20%オフセールをやるのだけれど,
これが驚くほど学生さんに浸透していない.

貼ってあるのになあ・・・.
普段から15%引きで買えることも知らない人が多いようだし.不思議です.

で,僕は今回のセールで□□□の新譜とコトリンゴを購入.

「おいでよ」はいい曲だなあ,とかつぶやいても,
周囲では誰も反応してくれそうにありません.

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ところでセールといえば,株の「スーパーセール」は一段落したのかどうか.
ゼミ生にも眠れぬ夜を過ごした奴がいるようだけれど,まだまだセール水準.

不安を煽る報道が続いているから,
こんなときに株を買う人なんているのかと思うかもしれないけれど,そんなことはない.

株式投資で儲けるには「安く買って高く売る」以外にないので,暴落は大チャンスでもある,
というか本当のチャンスなんて,こういうときくらいなのかもしれない.

どこが底なのかの見極めは難しいけれど,
虎視眈々と買い時を狙っている人はたくさんいる.

先週の金曜日だって下がったといっても,ほとんどの株でちゃんと売買は成立していた.
当たり前ではあるけれど,売られた分だけ誰かが買っていたわけですよ.

で,その人たちが月曜に売っていれば3日で軽く15%の儲けだもんねー.
そういう風に,逆風に立ち向かえる人たちが「勝つ」ゲームなんでしょうね,株式投資って.

もちろん,こんなのは後知恵であって,僕にそんな才覚はありませんよー(資金もね).
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ノーベル文学賞とは関係ないけれど

2008年10月14日 | 本の話
あ,書きかけのまま公開しちゃってたかー.
ちょっと書いて面倒になったんだけれど,仕方がないから(?)書き足してみます.

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ノーベル文学賞とは関係ないけれど,
日本ではあまりメジャーではない小説で,僕が面白いと思うものを何冊か紹介します.

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マイケル・ヴェンチュラ『動物園 世界の終わる場所』(学研)

友人の民也君に薦められて読んだ本.

個人的に薦められて小説を読むことってなかなかないんだけれど
(だって,いつでも長い「読むべき本リスト」ができてるから,なかなか順番が来ないのだもの),
これはすっごくいいんだよね.

ただ,読んで10年くらい経つので,実はどこがどうよかったのかは思い出せない(笑).

Amazonであらすじをみると,
「妻と離婚し,一人息子も口をきいてくれぬ50歳の外科医アビー」が,
「一人で動物園に行き,動物たちに歌いかける若い娘リーと出会って,次弟に自分を取り戻していく」
とか書いてある.

これじゃあまるでつまらなそうだけれど,
ストーリーではない細部にこそ,この本の素晴らしさがあります(たしかそうだったと思うんだがなあ).

ただしいまは品切(絶版?).でも,古本は比較的簡単に手に入ります.
古本屋で安く売っているのを見つけたら,だまされたと思って買ってみてほしい・・・わけでもなく,
本当に読みたい人のためにそっとしておいてあげてほしい気もする.

なお,スティーヴ・エリクソンの『アムニジアスコープ』に登場するのが,
このヴェンチュラさんです(違うことになっているけどさ).

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ロバート・アーウィン『アラビアン・ナイトメア』(国書刊行会)

『千一夜物語(アラビアン・ナイト)』(岩波文庫とかちくま文庫とか)って驚くほど面白いのだけれど,
きっと,うちの学生さんたちは手に取ったこともないでしょう.

ストーリーがぶっとんでて,幻想的で,えげつないほどにエロティック.
アリババとか魔法のランプとか,童話とはぜんぜん別物なのだ.

しかも,全体の構造がまたたいへん.

ある話の登場人物が別な話を語りだし,その話の中の登場人物がまた別な話を語る.
その話が終わってひとつ「上のレベル」に戻ったかと思うとまた別の話が始まって,
気がつくとどのレベルで話が進んでいるのかわからなくなる.

で,この『アラビアン・ナイトメア』は,そういうアラビアンナイト的な世界の現代文学.
夢の中の夢,悪夢の中の悪夢が続き,「このまま終わらないでほしい」と思うほど面白かった.
(これも読んだのはだいぶ前)

翻訳は若島正大先生.
これを読んだときにはまだ「若島正」という名前を知らなくて,
だいぶ後になって気づいてずいぶん驚きました.

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カリンティ・フィレンツ『エペペ』(恒文社)

言葉の通じない国に迷い込んだ,言語学者の体験する彷徨.
カフカ的迷宮世界とかが好きな僕のようなタイプの人には,至高の一作です.

フィレンツの親父のカリンティ・フリジェシュ(とイヴァン・ヴィスコチル)の
『そうはいっても飛ぶのはやさしい』(国書刊行会)も大好きな本.
この本ではどちらかというとヴィスコチル作品の方が好きだけれど.

『エペペ』の翻訳が出たのは70年代の終わり.
僕は図書館の本を読んで好きになり(筒井康隆の本で知った),
手元に欲しくて長いこと古本屋で探したけれど,とうとう手に入らなかった.

あるときふと調べたら,ネットで新刊が手に入って大興奮.

で,どうもまだ手に入るらしい.恒文社えらい.
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クレジオ

2008年10月09日 | 本の話
そうか,ル・クレジオかー.タイミングは別として,納得です.

ル・クレジオの邦訳はたくさん出ているのだけれど,いまはほとんどの主要な作品が入手不能.
これで復刊されるかなあ,たしか大半が新潮社だし.

僕は『巨人たち』(筒井の『虚人たち』はこのタイトルのパロディ)を
持っているのがちょっと自慢だったんだけど,これも復刊されるだろうか.

この小説,すごく読みたかったのに,札幌だと図書館にすらなくて,
初めて古本屋で見つけたとき,ずいぶん無理をして買ったんだよね.

じゃあ,明日からの読書はル・クレジオにするか.
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本がないと

2008年10月09日 | 本の話
今日はいよいよノーベル文学賞の発表.
ここで村上春樹が受賞すれば,今年はJapan Yearですけどねー.

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先日,ようやくカズオ・イシグロの"Never Let Me Go"を読み終えました.
英語で小説を読むのは(正確には「読み終えたのは」)久しぶりです.

出版されたときから,PBが出るのを待ちわびて,
「好きな作家だから翻訳が出る前に読もう」とか思って買ったんですが,なかなか読めないまま.

とうとう文庫まで出てしまって,さすがに読まなきゃまずい気がしてあせって読んだ(笑).

挟まっていたレシートによると,買ったのは約3年前.唖然としました.

で,内容はというと,確かにこれは素晴らしい.
何で読まずにいたんだろう・・・哀切を極めたっていうのかな,
設定はSF的なんだけれど,そういう作品です.

文庫の解説で柴田元幸さんが書いているとおり,
予備知識なしで読むべき小説なので,オビも見ないで読んで下さい(笑).

で,いまは「小説が切れた」状態です.
読みかけのよい小説がないと,なんだか不調な気分になっちゃうんですよねえ.

さて,何を読もうかなあ.
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レンドルは飛んでいく

2008年10月08日 | テニスに目が眩んで
錦織君はストックホルム・オープンの1Rで
8シード(57位)のMarcel Granollersに逆転勝ち.

フェデラーがキャンセルしたからトップシードがナルバンディアン.
チャンスかも・・・2Rはハーバティだって.

ちょうど2年前のこの大会の頃,調査でスウェーデンにいて,
ホテルでTVをつけたら,マッケンローのダブルスが放送されていた.

マッケンローがダブルス限定でときどき復帰していたことを知らず,
古いビデオ?それともエキシビ?と悩んでも,実況(ス語)はわからないし,読める新聞もない.
安いホテルでネットも使えず,謎をかかえたまま帰国しました.

テニス雑誌も読まなくなって久しいし,
いまみたいにネットがなかったら,謎のままだったかもなあ.

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マッケンローからつなげて,
このあいだレンドルのことを書いたら思い出したことを.

15年くらい前,確か「テニス・ジャーナル」に,
実在のテニス選手たちを主人公にした,コント風の短編小説(お笑いって意味じゃなくてね)が連載されていた.

もう著者の名前もわからなくなってしまったけれど,
とにかく選手への尊敬と愛情に溢れた筆致で,僕はすごく好きだった.

その中に「レンドルは飛んでいく」というのがあった.
「イマイチ評価されていないレンドル」が主人公なんだけれど(確かボルグが悪役),これがすごくよくって.
何度も読み返して,笑い,そのたびに少しだけ涙したものです.

単行本にはなっていないようだけど,あれ,また読みたいなあ.
物置の古いテニス雑誌の束をあさってみるか.

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あと,レンドルといえば思い出すのが,1987年(たぶん)のセイコースーパー.
ペルンフォルス戦で見せた,シングルバックハンドのドライブボレー.

いまでこそ,ラケットが軽く高性能になったからジュニアでも打つけれど,
当時はあんなショット,思いもよらなかった.

解説の神和住氏が思わずつぶやいた「なんちゅう打ち方だ」は,
仲間うちでしばらく流行りました.
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2008年10月04日 | つぶやき
「水」を使うことは,電気を使うことでもある.

ここでの「水」とは,水道水のこと.

水はそのものとしても大切な資源ではあるけれど,
飲料用に浄化する作業は,電気を使っておこなう.

水は何もしなくても天から降ってくる.
でも,水の「きれいさ」は,他の資源を投入して得られているのだな.

だから,水道の水を節約することも,
排水をできるだけ汚さないようにすることも,「水以外の資源」の節約につながるわけです.
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サンプラスの自伝"A Champion's Mind"

2008年10月03日 | テニスに目が眩んで
サンプラスの自伝"A Champion's Mind"を聴き終えました.
9時間ほどのAudiobookです(Audibleのサイトで試聴できます).

そうか,あれはそういうことだったのかと,今ごろになってわかったことがあったり,
うーん,サンプラスって・・・と感心したり,たまに泣きそうになったり.

ちょっと内容を紹介しますが,聴き返して確認するのが難しいので記憶で書いてます.
間違っていたらごめんなさい.

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いちばん意外だったのは,1995年の全豪オープンの事件の「解釈」.

コーチのティム・ガリクソンが脳腫瘍だとわかった衝撃で,抑えきれず試合中に泣き出してしまったサンプラスに,
対戦相手のクーリエが「(試合を)明日にしようか」と声をかけたという,あの逸話です.

これって,僕ら(日本人?)には美談として伝わっていたと思うんですよね.
古い友人のクーリエが心配して・・・って.

ところが,この本によるとまったく違うらしい.

考えてみれば,選手同士で話し合って試合を順延するなんて無理ですよね.
だからサンプラスはクーリエの言葉に,「俺たちはプロじゃないのか」というメッセージを読み取り,受け止めた.

それで,試合に向き合う闘志に再び火がついた,ってことだったんだって・・・知らなかったなあ.

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あと,「サンプラスの考える(彼が知る限りでの)名選手ベスト5」というのが面白かった.

レーバー,ボルグは順当だとして,続いて挙げられているのはイワン・レンドル.

サンプラスが評価しているのは,8年連続で全米オープンの決勝に進んだことと(ちなみにその記録を止めたのはサンプラス),
同時代のライバルである,マッケンローやコナーズとの対戦成績の良さだそう.

レンドルはウインブルドンで優勝できなかったこともあって,なんだか評価が低い(村上龍が悪いんだよね).
テニス番組で,歴史上の名選手や過去の名勝負を紹介するときにも,レンドルはあまり登場しません.

でも,当時,ハードコートはレンドルの「聖域」って感じでした.
ランキングが下の方の選手は,レンドルと当たったら,もう帰りの飛行機を予約するとまで言われてた.

ボルグの引退前後からテニスを見始めた僕にとって,
「テニス界に長く君臨した」という印象があるのは,確かにレンドルだなあ.
グランドスラムの優勝回数は8回だけれど,決勝進出はいまでも歴代トップだし.

サンプラスはキャリアの初期にレンドルの「薫陶」を受けているから,それも尊敬につながっているのかも.
(ライバルのアガシはマッケンローが可愛がっていた)

残る2人はサンプラス自身とフェデラー.これも客観的に見て妥当かな.

で,この5名に続く選手として,マッケンローやコナーズの名があげられています.
これはなかなか刺激的な発言ですよね.「マッケンローやコナーズよりも,俺の方が上だ」ってことだもんねー.

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聴き取りはかなり楽でした.
それなりの長さのあるAudiobookを聴き通すのは,きついことも多いのだけれど,これは楽しかった.

もちろん,僕の英語力では完璧になんてわかりません.
でも,スピードも早くないし,発音も明瞭.

自分のキャリアに満足しきっている(と書かれている)あたりが鼻につく人もいるかもしれないけれど,
「あまりレベルの高くない英語のリスニング教材を探しているテニスファン」には,オススメします.

そんな人がもしいれば,ね.
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AIG(2)

2008年10月03日 | テニスに目が眩んで
錦織君の3R,試合結果は(内容も)残念でしたが,感銘を受けたのは試合後のインタビュー.
あの厳しい結果の後に笑顔を引き出せるんだから,松岡との間にはよほど深い信頼関係があるのでしょう.

2Rのガルシアロペス戦は悪くなかったけれど,
全英・全米での充実ぶりを観た後では,すごくいい内容だとは思えませんでした.

スコア的に接戦の割に,サーブでのポイントが多すぎた,
逆に言えばそれ以外でのポイントがもっとないと,上位選手には厳しいだろうなと.

やっぱり日本での試合にはやりにくい面が多かったんだろうなあ.
ガスケは他のシード勢と比べても(観た範囲では)調子よさそうだったし.

それにしてもNHKの放送は,完敗だった錦織君の試合が中心で,
次に長く放送したのがやはり完敗だった森田あゆみ.

1シードのフェレーロからセットを取った(鈴木)貴男の試合はダイジェストでほんの数分.

NHKが悪いのではなく,視聴者の期待にあわせているのでしょう.
あれでもよく映してくれたと思うべきなんだろうなあ.

ただ,貴男の2Rをセンターコートに入れなかった大会運営はちょっと不満です.
おかげでせっかくGAORAの中継があったのに,貴男の2Rを観られなかったじゃないか!

2年前の大会を盛り上げたのは誰だったと思っているんだ・・・って,フェデラーか.
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AIG

2008年10月01日 | テニスに目が眩んで
アメリカの金融問題のあおりで,一時期はどうなることかと思ったAIG Japan Open.
GAORAで2日目の試合を観ました(もちろん録画ね).

伊達の1Rの相手はイスラエルのペール.
現状は30位台だけれど,トップ20にいた実力者.

少なくともスコア上は完敗.
ライジングがうまく合わずに,ネットミスになるショットが多かった.
逆に見れば,そこが合うようになれば・・・という期待もできるかな.

試合としては,第1セットの,最後から2番目のポイントのジャッジで切れてしまった.
その感じが懐かしくもあったけれど,もう少しこらえてほしかったなあ・・・.

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もう1試合は錦織君の1R.

相手はランキング100位のケンドリックで,
典型的な"アメリカン・テニス"をする選手(ロディックみたいな感じ).

結果的には,無事に勝ち上がったのだけれど,
正直なところ試合内容はあまりよくなかったと思う.

ケンドリックのサーブは確かに良かった.
でも,第2セット後半,精神的に不安定になったあたりは,やっぱりまだ若いのかなあ.
日本がやりにくいっていうのもあったのだろうけれど.

で,その第2セットの途中,
気がつくと,僕はケンドリックの方を応援してました.

サーブ&ボレーをする選手だからというだけでなく,
完全なアウェイで感情をコントロールしながら戦う姿に打たれた(みたい).

自分でも驚いたけれど,そういうもんだよなあとも思う.
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