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asahi.comの記事【日本は「世界一気前のいい同盟国」】(http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2014042250251.html?iref=comtop_fbox_d2_06)。
番犬様の「オモテナシ」は随分とお高い。辺野古移設という「ウラアリ」な「オモテナシ」だ。何のために、誰を「思い遣る」予算なのだろう。我が国は本当に「世界一気前のいい国」である。原発にも平気で「ドブガネ」しますしね。
『●『標的の村』三上智恵さんインタビュー』
『●子供にもSLAPPする国:
三上智恵監督・映画『標的の村 ~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~』
『●国外移設どころか、やはり辺野古埋立承認へ:
2010年11月の沖縄知事選の予想が現実に』
『●2010年11月の沖縄知事選の選択はやはり誤りだった
~そうさせた「本土」の重い責任~』
『●稲嶺進氏が名護市長選圧勝:
「安倍政権はそれでも埋め立てを強行できるのか?」』
『●自公議員に投票したことの意味:
原発は「重要なベース電源」、さらに「もんじゅ」「核燃サイクル」継続』
『●無関心の責任: 自公は「原子力に依存しなくてもよい
経済・社会構造の確立」、「原発ゼロ」を公約』
『●「もんじゅ」の知恵ではなく、
「絵に描いた餅」に「一日当たり五千五百万円」!』
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【http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2014042250251.html?iref=comtop_fbox_d2_06】
【イチ押し週刊誌 関口一喜
日本は「世界一気前のいい同盟国」
文 関口一喜
2014年4月23日
5月から電気・ガス料金が大幅に上がる。消費税増税に加えて、燃料・原料の輸入価格高騰によるもので、料金計算が現行方式になって以降の最高値だ。しかし、そんな負担増とはまったく無縁な暮らしが日本国内にある。「休みでアメリカに帰るときに、家のエアコンをつけたままにしておくこともあるそうです。帰ってきたときに部屋が暑くないように、です。1カ月つけっ放しですよ」
神奈川・相模原市の金子豊貴男市議が憤っている。いったいどこの誰の話か。在日米軍住宅に住む軍人家族だ。彼らは電気・ガス・水道をいくら使ってもすべてタダ。払っているのは日本政府、つまり我々の税金で、いわゆる「思いやり予算」というものである。
『週刊朝日』(4月25日号)が<米軍の超無駄遣いを告発する>と取り上げている。思いやり予算で賄われているのは光熱費だけではない。「日本人従業員の給与」「施設建設費」「訓練の移転費用」なども対象だ。キャンプ座間には18ホールのゴルフ場があって、借地代、固定資産税を日本政府が肩代わりし、横浜市と逗子市にまたがる池子住宅地区に隣接する京浜急行・神武寺駅には、基地関係者専用改札口がある。その建設費約1億2000万円も思いやり予算から支出された。
そもそも、思いやり予算とは何なのか。日米地位協定では、基地地主の地代などを除いて、在日米軍の駐留経費は米国が負担することになっている。しかし「78年6月に当時の故・金丸信防衛庁長官が『思いやりの精神で米軍駐留費の分担増に応じる』と発言。『思いやり予算』という変わったネーミングはここから取られた。要は、法的に義務がないけれど自発的に払います、という意味合いだ」と『週刊朝日』は説明する。当初は62億円だったが、拡大の一途をたどり、今年度予算では1890億円にもなる。この税金が1カ月つけっ放しのエアコン代や、あまり乗る人のいない各米軍基地と成田空港を結ぶリムジンバスの運行に使われていく。
日本は「世界一気前のいい同盟国」といわれているそうで、思いやり予算ではなく、いっそ「お・も・て・な・し予算」とでも呼び方を変えてはどうか。こっちのほうがずっと実態に近い。
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