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●裁判員制度という不始末に最高裁はどのような落し前を?

2013年05月24日 00時00分18秒 | Weblog


gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/142263)。

   『●「死刑のスイッチ」を押すこと: 裁判員のストレス障害

 やらせタウンミーティングTM)という最高裁が不正をやってまで導入した裁判員制度。なぜマスコミは大騒ぎしないのか? マスコミが係っていたから!?
 「死刑のスイッチ」を押させる制度がもたらした実害。トラウマ等に対するアフターケアにも欠陥だらけ。裁判所、特に最高裁はいったいこの不始末にどう落し前をつけるつもりか?

   『●『つぶせ! 裁判員制度』読了
   『●『官僚とメディア』読了(3/3)
   『●死刑判決よりも、違憲・合憲かを判断させよ
   『●そりゃぁ、東京電力原発人災以降を見ただけでも、「司法」にも絶望するよな
   『●マスコミと癒着する「司法・最高裁」の堕落ぶり
   『●和歌山県警科学捜査研究所の鑑定結果捏造事件と和歌山毒カレー冤罪事件、そして死刑制度

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http://gendai.net/articles/view/syakai/142263

福島在住の女性が国家賠償請求
2013年5月8日 掲載

「裁判員制度」はやっぱり無理
裁判員に選ばれたせいで急性ストレス障害に>

 「裁判員に選ばれたせいで急性ストレス障害になった」という理由で国に慰謝料200万円を求める民事裁判が仙台地裁で持ち上がった。

 訴えたのは福島県在住の60代のA子さん。今年3月4日に殺人事件の裁判員として福島地裁郡山支部に呼び出され、殺害された夫婦の遺体写真を見せられたという。

   「頭部から頸部に達する刺し傷など血まみれの写真で、
    被害者の顔も写っていたようです。殺害された女性が
    119番通報した際の悲惨なうめき声も聞かされました
    A子さんはその日から食事で嘔吐(おうと)し、夜は眠れず、
    映像や音声がフラッシュバックする症状に苦しめられている。
    病院で急性ストレス障害と診断されました」(事情通)

 裁判員制度については制度の導入前から反対運動が起きていた。「裁判員制度はいらない! 大運動」という組織も結成され、現在も活動中だ。A子さんの弁護士を務める織田信夫氏は同組織の呼びかけ人でもある。

 織田氏が言う。

   「裁判員制度は大いに問題ありです。
    ひとつは法律の専門知識がない人が感覚的に有罪、無罪を
    決めることの危うさ。もうひとつはA子さんのように、
    裁判員に選ばれたら凄惨な写真や音声に接することが
    義務づけられることです。正当な事由がなく裁判員を拒むと
    10万円以下の過料が科せられるため、見たくないものを
    無理やり見せられてしまうのです。問題の裁判ではA子さんのほかに
    女性が2人裁判員を務めていた。彼女たちもショックで下痢が続いた
    と聞いています」

 裁判員制度は家族の崩壊にもつながりかねない。離婚相談で有名な作家の池内ひろ美氏は「裁判員離婚が起きそうです」と警告する。

   「ある30代の夫婦は裁判員に選ばれた夫が写真などでショックを受け、
    その姿を見た妻が“夫に幻滅した”と離婚を言い出しました。
    妻が心的外傷を受けながら夫に理解してもらえず、
    ひとりで苦しむケースもあるでしょう。日本人は恥を重んじるあまり、
    精神を病んだことを他人に話しづらい傾向がある。
    そのため配偶者の無理解が原因で離婚に追い込まれそうです。
    裁判員制度は中止すべきです」

 抜本的な見直しが必要だ。
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