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CMLの記事(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-March/008221.html)の一部をコピペ。劣化ウラン研究会の山崎久隆さんの浜岡原発についての記事です。全て廃炉にすべきだったのに、一部再始動させていしまっていた訳です・・・。
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【http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-March/008221.html】
[CML 008341]
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まさしく市民が地震との関係での批判により廃炉になった原発は浜岡原発1,2号機があります。東海、東南海、南海地震への対応を迫られ、耐震補強に莫大な費用がかかることを理由にまだ運転可能だった(福島第一3より新しかった)のに廃炉になっています。
浜岡1号 運転開始76年3月、停止2002年4月 廃炉決定2008年12月
浜岡2号 運転開始78年11月、停止2004年2月 廃炉決定 同上
福島第一1号 運転開始71年3月
2号 運転開始74年7月
3号 運転開始76年3月
4号 運転開始78年10月
今市民は残りの3,4,5号機の廃炉と6号機の新設阻止の運動を展開しており、3,4号機については東京高裁で差止訴訟の真っ最中です。
5号機は2009年7月の駿河湾の地震により想定地震動を超えた揺れを観測したことで、最近まで耐震性を巡り猛烈な批判をし続けていたので止まっていましたが今年運転再開した矢先でした。だからこそ今は浜岡を止めろと多くの人々が声を上げているのです。
止め続けてきたのに今年1月に再開しているので、それをもう一度止めさせようとしているわけです。3,4号機についても差止訴訟で仮処分申請、本訴と戦っているからこそ、今すぐ止めろと声を上げているのです。
沢山ホームページやブログ記事はありますが、全て目を通すことは物理的に困難でしょうから、お勧めを一つだけ紹介しておきます。
http://www.geocities.jp/ear_tn/
浜岡原発訴訟をたたかう市民の文字通り「浜岡原発とめよう裁判の会」です。浜岡を巡る運動について裁判資料を中心に書かれています。浜岡原発の現状というよりどうして差止の必要があるのかが中心です。一般市民が見てどうか、と思われるかもしれません。しかしながらこれが最も充実した資料集ですので、こちらを紹介します。
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もう一つ、岩上安身さんによる社民党党首福島瑞穂(福島みずほ)さんのインタビューです。浜岡原発のことも含め、震災直後からの政府の動きなど、特に福島第一原発事故に対する対応の不味さなどについて語られています。原子力資料情報室の記者会見での後藤政志さんの発言なども取り上げられています。レントゲンとの比較の馬鹿馬鹿しさなど。Part2の方では上記の浜岡原発のことが詳しく語られています。知事の中止命令に背いての中国電力による上関原発の建設継続、祝島のことも語られています。
伊方原発も気になる。この非常時になどと云わず、今まで言い続けてきたからこそ、今だからこそ、はっきり言って全ての原発を停止すべきである。もういい加減十分に痛い目にあい、取り返しのつかない事態となり、周辺諸国どころか全世界に迷惑をかける事態となりつつあるのだから、いいかげんにこの国は学習してほしい。
下記インタビューを是非ご覧ください。
Web Iwakami 2011年3月17日 福島みずほ社民党党首
(http://iwakamiyasumi.com/archives/7630)
弱小政党の声など誰も聞こうとしていないように感じます。良いんですか、ここのままで本当に??
そして最後に、当ブログでしばしば紹介する、私が最も尊敬する松下竜一さんの『暗闇の思想』がいかに優れた提案であったかが、いま、思い起こされる。当時、周囲が嘲笑した松下竜一さんやこの『暗闇の思想』が如何に先進的であったかを、いま、嘲笑した人々は思いしらされているはずだ。
松下竜一さんの〝暗闇の思想〟
『松下竜一未刊行著作集5/平和・反原発の方向』
『松下竜一 未刊行著作集4/環境権の過程』
内橋克人さんの『浪費なき成長』
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