Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●『城山三郎の昭和』読了(1/3)

2008年04月08日 08時09分40秒 | Weblog


佐高信『城山三郎の昭和』3月に、名古屋からの新幹線の中で読了。角川文庫、20074月刊。城山三郎さんも、著者も大好き。城山さんをダシに、様々な事象や人物を。

「・・・・・・大岡の日記には、・・・・・・「夜、テレビニュースにて、山口市の自衛官護国神社合祀事件、大阪高裁で勝訴。・・・・・・勝訴せる中谷さんのうれしそうな顔を見て感動す」(p.50)。お気に入りの『粗にして野だが卑ではない』の主人公石田禮助 (p.72)ワッペン拒否者。夫人は、死後の申し出も断ったとか。彼の遺言 (p.74) も素晴らしい。同じくワッペン拒否者の中山素平のイラク戦争反対の弁 (p.155)


   『●『城山三郎の昭和』読了(1/3)
   『●『城山三郎の昭和』読了(2/3)
   『●『城山三郎の昭和』読了(3/3)
   『●城山三郎さん「戦争で得たものは憲法だけ」
        「平和の有難さは失ってみないとわからない」

 

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●『城山三郎の昭和』読了(2/3)

2008年04月08日 08時08分08秒 | Weblog

佐高信著、『城山三郎の昭和』
「城山は佐橋の徹底した平和主義にも惹かれていた・・・・・・」(p.190)。『官僚たちの夏』の風越信吾こと佐橋滋。武装をしていれば安全かという反問。軍隊経験のある佐橋さんや城山さんの徹底した平和主義、それに対して青年将校中曽根のタカ派志向 (p.200)、両者を分かつものは? 斎藤貴男魚住昭 (p.202)

大義の末』を書いた城山さんの「強い反戦意識」。「・・・・・・戦争待望論を唱える若い文士がいると聞いて、鳥肌の立つ思いがする。平和の有難さは失ってみないとわからない・・・・・・失ってからでは、おそすぎるというのに」(p.98)


   『
『城山三郎の昭和』読了(1/3)
   『●『城山三郎の昭和』読了(3/3)
   『●城山三郎さん「戦争で得たものは憲法だけ」
        「平和の有難さは失ってみないとわからない」

 

 

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●『城山三郎の昭和』読了(3/3)

2008年04月08日 08時06分32秒 | Weblog

佐高信著、『城山三郎の昭和』
田中正造についての『辛酸』(p.240)、金子直吉についての『鼠』(p.205)

「これでお別れだ」「お父さん、行った?(p.136)、という夫人との関係も涙を誘う。

城山さんの大学観 (p.161) は一読の価値あり。「・・・・・・大学生活から得た収穫が必ず生きるはず・・・・・・」。『素直な戦士たち』か、懐かしいな。たしか、最初に読んだ本かも。


   『
●『城山三郎の昭和』読了(1/3)
   『●『城山三郎の昭和』読了(2/3)
   『●『城山三郎の昭和』読了(3/3)
   『●城山三郎さん「戦争で得たものは憲法だけ」
        「平和の有難さは失ってみないとわからない」

 

 

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