黄金週間は本当は北を目指そうと思っていたのだけど、気が変わって西へ。
なぜって、G.W.は Go Westの略でしょ?
しかし、柏ふるさと公園ですっかり空が明るいんですけど。相変わらず早起きは苦手です。
明るいのはいいんだけど車通りが増えちゃったりして走りにくくなるのが難点です。
旅立ちはやはり日本の道路の中心から。
道の真ん中だから深夜早朝以外はなかなかたどり着けない。でもそういうときのために日本橋のたもとにレプリカがあるんだ。
まずは東海道をへこへこ進みます。
武州橘樹郡市場村一里塚は江戸から5里目なんですと。
そこから国道15号を渡れば国道駅。
このあたりまではいつものパターンで旧街道を楽しんでいたのですけど、横浜駅周辺あたりがどうにも鬼門のようで迷走に突入しました。
結構時間と体力を消耗してしまい、茅ケ崎あたりで13時頃・・・
茅ケ崎の一里塚は江戸から14番目らしいよ。
そんなこんなで畑宿の一里塚は江戸から23番目。
えぇ、今までこんなのがあるなんて知りませんでしたが、へたれてしまい箱根旧道は休み休みじゃないと上がれませんでした。
もちろん甘酒茶屋でだって休みますとも。
お玉が池まで登ってもう一息ってときに右足がピキっときてこむらがえり。同時に左足は腿が攣ってまあ大変。
休み休みがかえってよくなかったのか。でも漕いでられないから自転車降りてマッサージしつつ、痙攣がおさまるのを待ちます。
葭原久保の一里塚は江戸から24番目。えぇっ!?畑宿から一里しかないの!?
なんとか箱根の山を越すことができました。
三島へ下って柿田川公園見物。
富士山の雪解け水が湧き出てるんですが、湧水群っていうくらいにあちこちから湧いてる。
もちろん湧きたての水はきれい。
あんまりのんびりしていても先へは進みません。
沼津からは堤防を走るのですが、ここからも富士山が拝めるんですね。
富士と海と松原に夕焼けがキレイです。
ん?夕焼けはマズイ。そろそろ日が暮れるってことじゃないの。そろそろ一生懸命漕がなきゃ。
吉原で堤防沿いのルートを取り損なって、富士川橋で富士川を渡る。
桜えび祭りを翌日3日に控えて静かな由比を通過して向かうは、さった峠と行きたいところだけどこんなに真っ暗じゃ登っても仕方あるまいってことにして太平洋岸自転車道へ。
自転車道への入り口が横断歩道から歩道橋に進化していたよ。
駿河健康ランドで寛いでいきたい気もしないではないけど、ここで一風呂浴びても、宇津ノ谷とか小夜の中山とかで汗かいちゃうよなぁ、と見送り。
とろろ汁で有名な丁子屋前は何度か通っているけど、開いてる時間帯にはほとんど通ったことがない。
宇津ノ谷も真っ暗だから甘えて平成のトンネルで通過。
国道1号はBPだらけなんだけど、キロポストの表示ってどういうルートをとった場合なんだろう。ちなみに家から日本橋までの距離とか迷走とかで、すでにメーター表示で270㎞オーバー。家から日本橋っても30~40㎞くらいのような気がするから、どんだけ迷走してるんだ。もちろんBP迂回もあるはずだけど。
大井川橋で大井川を渡って小夜の中山を越える。
~年たけてまた越ゆべしと思ひきや命なりけり小夜の中山(西行法師)
ダウンヒルでお腹が冷えたから道の駅掛川に寄ってみた。食堂は閉店している時間帯だけど、24時間ファミマが入ってるのが素晴らしい。休憩室といっても椅子机くらいだが、それでも雨風避けれる設備もありがたい。
10分ほど意識をとばしてから夜間の寒さ対策、コンプレッションソックスを履いて、長そでTシャツを重ね着する。
掛川、袋井、磐田と来てようやく天竜川。
天竜川はBPの歩道で安全に越えるが、味気ない。
並走する天竜川橋はカッコいいけど車どおりはバイパスよりも多く路側は狭い。
天竜川を渡れば浜松。
いつも暗くなってからしか通らないけど、たまには明るいときに見てみたい舞阪の松並木を抜ければ浜名湖だ。
この時期、弁天島では潮干狩りが楽しめるようで、それをあてこんだのか屋台の施設がたくさんあった。もちろんこの時間には営業していない。