オダックス埼玉の定番コースともいえるアタックビーフライン。
それにアタック日光東照宮のルートを混ぜたのがアタックビーフ&日光で、逆回りにしたのがアタック日光&ビーフ。
だったら、日光&ビーフにアタック会津のルートを混ぜたコレはアタック日光&会津&ビーフと呼ぶべきではないのだろうか、ってなBRM602埼玉600kmアタック会津に参加してきましたよ。
今回は珍しくスタートに遅刻しませんでした!
でも、途中で迷走しちゃってヘルシーロード通って行ったので、到着したのはブリーフィング途中でしたけど。
雨予報でしたが、日差しが強くなりそうな予感がしたので日焼け止めを顔に塗り塗りしてから検車、スタートです。
スタート後の街中では集団でぬくぬくと走ります。
でも利根川手前の駐車場の柵を開けてる方がいたので集団から離脱してトイレを借りました。これでPC1まで止まらずに行けるハズ。
(※復路ではやっぱり駐車場は封鎖されてたから、使えたのはタマタマだったみたい)
生子ライブラインだのR4と並走する田舎道だのはおかげさまで単独走。
道の駅思い川あたりには田んぼと麦畑が広がっていますが、麦は収穫の季節なのかコンバイン登場。
コースが農耕車優先な農道だから、無理な追い越しせずに後ろを走ってたら、全身ワラクズまみれになりましたとさ。
道の駅過ぎてからスペシャ乗りだったかの若い方とたらたら進んで、お昼頃にPC1。
山に備えて補給して、そそくさと出発。
それにしても暑すぎです。PC1まで1Lは水分摂取したような。
これから山道だし汗かくよなぁ、ってことで自販機で水を購入して峠へ突入。
いつものコースなら左折してK14とおしで行くところを直進してK150、K70で今市へ。
K150からR119へのルートは去年適当に日光まで行ったときに走った道だった。
市道からR119に出る角が公衆トイレだとかは覚えていた。たしか、今市はおいしい水があちこちにあったと思うのだけど、それは発見できませんでした。
春日町からR121に入って15時前に高徳のPC2。
暑くて暑くて水分ばっか補給。水で腹膨らんで良くないんですが、かといって水分とらないわけにもいかないし。
6月入ったばかりなのに熱中症になるかと心配してました。
ここから会津田島までは、2009年BRM606埼玉600kmアタック会津だとか2010年BRM508宇都宮400kmサドルバッグ$ダブルギアで走ってます。
あれ?以前はもう少し楽に上れた(ような気がする)んだけど・・・と、毎回同じような感想なんですが、やっぱ年寄りになったからですかね。
龍王峡、川治温泉と登って、五十里湖までくれば一息つけます。
五十里湖すぎればすぐ山王トンネルみたいな記憶だったのですが、そんなことはなくて三依が結構長いです。
清流に癒されながら漕ぎ続ければ山王トンネル。うつくしま福島へ突入です。
下り基調で距離を稼いで会津田島のPC3は18時頃。
この7-11では、お店からの応援ってことで飴玉を2つ戴きました。ありがとうございます。
このあたりから日暮れが近いし山の中ってことでしょうか、涼しくなってきました。
R121,R118で塔のへつり、湯野上温泉、芦ノ牧温泉と通過。大内宿含めてそのうちゆっくり訪れたいと毎回思っているのですが、なかなか機会がなくて。
朧月というんでしょうか、うっすらとにじんだ月が、丸っこい山の上に浮かんでいて綺麗でした。
鶴ヶ城の裏手の道を通ったのですが寄り道もせずにストイックwに会津若松のPC4。
昼間水分ばっか摂って、おまけに冷えてきたのでお腹の調子がかんばしくないです。
いよいよ冷えてきたら雨具を着込むとして、とりあえずはアームウォーマー、レッグウォーマーを装着してしのぎましょう。
滝沢町から猪苗代への市道はなかなかいい道のようでした。立派な建物がありましたが、あれが滝沢本陣だったのかな。
昼間ご一緒したスペシャか何かの若い方とまたまた一緒になって、のんびり話しながら暗い中を白虎隊が自刃した飯盛山から金堀、強清水でR49へ。強清水も名水があるらしいのですが、真っ暗でよくわからず。
猪苗代湖でバックアタックかけて一人旅に戻ります。
2011年BRM521宇都宮300kmのときのPCで猪苗代湖のスワンボートを撮影。
延々とR49を走って郡山喜久田のPC5に寄ってから東洋健康ランドへ入ったのが23時すぎ。
先週投入したSDGサドルが100km過ぎから攻撃しはじめてて、お尻休めないと乗ってられない。
時間的な貯金を考えると4時間近く休んでいけそうだったのですが、リアルな貯金を考えると2時間コース650円が魅力的なわけでw
2時間コースだと基本ロッカーのみでタオルも部屋着もないけど、ブルベ荷物には日本手ぬぐいを常備してるから問題ナシ。
風呂でさっぱりしてから、替えのアンダーシャツとレーパンを着て仮眠室へ。仮眠室は混雑してるらしいですが、いびき室という空恐ろしげなネーミングの部屋は空いてました。
特にアラームもセットせずにうつらうつらしてふと気がつけば0時半頃。小一時間は熟睡できたようです。
用を足して汗臭いジャージとウォーマーを身にまとって1時過ぎにリスタート。
この時間帯は出発する人、到着する人がいて面白いです。
駐輪場にはいろんな自転車が置いてありますが、
おっ!この前後かごつきエスケープは見覚えがあるゾw
エスケープで走ってるってことはヘッドパーツは修理できたのだろうか?それともベアリングなしのグリス潤滑なのか?
20時頃ついてガン寝してた方とほぼ同時に出ましたが、さすがに速くてあっという間に見えなくなりました。
それでも仮眠パワーに替えのレーパンでリフレッシュしたお尻でくるくる漕げますから、おそらく仮眠なしでよろよろ進んでいる人よりは速く進むことができます。
しかし白河越えたあたりでまたぞろ眠気が湧いてきます。小一時間じゃやっぱり不足だったかなぁ。
境の明神で福島から栃木県へ入って下り基調で伊王野へ。
空も白んだ道の駅で用を足したけど仮眠はいいかと先へ進みます・・・が、やっぱ眠い。
眠くなるととたんにスピードがガタ落ちです。
しんぼうたまらず滝田ポケットパークのベンチでごろ寝かましてから烏山のPC6へ。
スタッフの方が見回りしてました。ご苦労さまです。
川口の天気は雨雲に入ると土砂降りらしいですが、局地的みたいで土砂降りなら雨宿りが吉かも、午後は回復するらしいとのことでした。
どうせ夜にしかたどり着かないから雨具は不要だったみたいです。
味噌汁とおいなりの朝食を済ませてウォーマーも外して日焼け止めを塗って、いよいよ後半の山場へ突入です。
まずはK29で茨城県へ。
R293に接続したら、日光ビーフのルートを辿ります。
もちろん道の駅みわの満点トイレは欠かせません。軽量化ついでにベンチに横たわってまたもや仮眠タイム。
8時ころだったかシャッターを開けだしたのでそそくさと退散します。
K29は明るいうちはなかなか通らないけど、いい風景だったのですね。
ひぃこら山道もパークアルカディアまでくれば豪快に下って山方のPC7。
ビーフライン&道祖神峠に備えて補給します。
この頃からFDの調子が悪くて、やたら力を入れなきゃアウターに入らなくなりました。
おかげで左の親指が痛いのなんの。
痛いといえば今回はスペアグローブ使うつもりで、一昔前の革手袋を使っていたのですが、パッドがないからか、革と掌が擦れるからなのか両方なのかで掌が痛い。スペアグローブ忘れて来たのに気づいたときにはショックでした。
もちろん替えレーパン効果も切れてきたのでお尻も痛い・・・
ただでさえ暑くて眠くて足が回らんのに坂坂坂の連発です。
アウターにかけれないと下りでの勢いをつけることができないから、上りがますますしんどくなってとろとろしか進めません。
相当多くの方にブチ抜かれてビーフ終了、次は道祖神です。
が、その前に笠間駅前まで行って軽量化しときましょう。
道祖神も笠間からなら少しは楽なはず、とはいえ、やっぱキツイものはキツイ。
インナーローを駆使してなんとかピークへ。
これで上りは終了!
下ったところのセイコーマートでアイスを食べて体を冷やします。
こうも暑いと熱中症が怖い。
千代田のPC8で遅い昼飯食べて残すところは90km。残り時間は9時間近くありますから、何もなければ完走は確実でしょう。
ってことで、のんびりサイクリングモードで安全第一に走りましょう。
PC9まで40kmもないのですが途中コンビニによって水分補給兼休憩入れちゃいます。
平地の40km未満なのに2時間以上も費やして水海道のPC9。
ここからも夕方で交通量増えるし信号も多くなるからペースは上がりません。
利根川を渡って千葉県へ入ると土手上の吹きっさらしは強力な向かい風でした。
この風クライムが道祖神よりもきつかったかもw
でも、ここで向かい風ってことは、川口では追い風だったりして。
という予感通りに楽しながらゴール。
まぁ追い風で楽っても脚とお尻が終了してますから速度はゆるゆるだったわけですが。
何はともあれ、これで去年に続いてフラットハンドル、フラットペダル、フロントバスケットなMTBでのSRメダル購入権をゲットできました。
スタッフの皆様、ありがとうございました。参加された皆様、またどこかのブルベでお会いしましょう。
さて帰宅するまでがブルベです。
さすがに夜は冷えるので薄手のウィンドブレーカーを着込んでのそのそと平地ルートを走ります。
三郷あたりの牛丼屋で飯くって帰着。
実はもっと帰りが遅くなるだろう、と思って月曜日は遊休をとってたのですが、不要だったかな。
でも脚とかパンパンだし眠気もとれないし、余ってる有給休暇枠の消費も大事。
今回の服装は半袖ジャージに半袖アンダー、レーパン、コンプレッションソックス、ソックス、指切りグローブを基本にして、防寒はアームウォーマーとレッグウォーマー。背中ポケットにはウィンドブレーカーを突っ込んでいたけどこれは自走帰宅時にしか使わなかった。
着替えは半袖アンダーとソックスとレーパンを使った。念のための長袖Tシャツと雨具は今回は使わなかった。
今回投入したグローブが失敗だったのは本文で触れたとおり。帰路嫌になって外したけど、どこかで片方落としたみたいだが、惜しいとは思わない。ただ、路上のゴミを増やしたことには反省しなきゃいけない。
やはりグローブはジェル入の方が手にやさしいのだろう。今現在でも手指の痺れを感じる。あるいはMTBのグリップがもっと柔らかいものなら良かったのかなぁ。いずれにしても600kmとか長丁場になれば雨が降らなくても汗でグローブはしっとりしちゃうのだから、スペアを持ってたほうが快適だ。今回用意までしてて忘れたのはボケが始まっているのかもしれない。
ハブダイナモで前後灯を常時点灯させるのは、今年のぼくの基本スタイル。BRM車両規定上の問題とか、ダイナモが壊れたときのための予備灯はSF-333XXを前かご内に装備。テールの予備はサドルバッグに装着している。
昨年は300,400,600はハブダイナモ回して走ったけど、200kmのときは未装着だったと思う。今年はMTBでの200×2、300、400、600はもちろんのこと、ロードでの400もハブダイナモによる常時点灯を続行している。遅い理由の1%くらいはそのせいもあるんじゃないかと思うけど、トンネルでいちいちスイッチ入れなくていいとか電池の消耗気にしなくていいとか結構明るいとかのメリットの方に今のところ魅力を感じている。
ライトが明るいとヘッデンはあくまでキューシート照らせばいいと割り切ることもできる。ヘッデンはCR20321個駆動の軽量なものを使った。電池容量は少ないだろうが、必要なときしか点灯しないから一晩くらいはなんとかなる。念の為に単4電池3本のGTRも持っていったけど使わなかった。ただし闇夜の高速ダウンヒルとかであれば道の先が見通せた方がいいに決まっている。
今回も2ボトルにしておいたが、暑かったので助かった。もうそろそろ保冷ボトルのシーズンなのかね。
・・・そういえば日光の山では猿を多数見かけたし、あちこちでキジがケーンケーン鳴いてたし、もちろん犬も見かけたから、キビダンゴさえ持っていれば桃太郎になれるチャンスだったのかもしれない。