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出血治療からリハビリへ

2023-09-19 13:46:48 | NO!内出血

造影検査の結果、血管の奇形や脳腫瘍は認められず、高血圧に起因するものらしい。薬剤による降圧治療で出血の悪化は食い止めたようだし、治療という段階は終了した。

ただし、右被殻出血ということで、左半身に片麻痺がみられる状態だ。被殻出血は脳内出血としては比較的軽症というケースが多いらしく、意識障害もなく、言語障害もないのだが、左半身に片麻痺がみられる。

つまり、脳神経外科での治療は終了し、これからはリハビリを主目的としなければいけないということだ。ということでリハビリ病院へ転院することとなった。

脳内出血の場合、「病気を理由として発作的に身体の全部又は一部のけいれん又は麻痺を起こしたことがある方」に該当するので、自動車の運転を行うことができなくなる。身体の障害や一定の症状を呈する病気等による症状のため、自動車等の安全な運転に支障のある方については、道路交通法等により、一定の要件を設けて、運転免許を拒否(与えない)、保留(一定期間与えない)、取消し、停止されることが定められているのだ。具体的な運用基準はこちら

まあ実務的には医師の診断書をもらって、免許センターで安全運転相談をすることになるはずだ。

例えば今の職場を離れた場合、運転免許がないというだけで就職の選択肢は限られてしまうに違いない。可能であれば運転免許は維持しておきたい。

ということで、リハビリ病院には運転シミュレータ設備があるところを紹介いただくことになった。


血管造影検査をおこなった

2023-09-15 14:37:05 | NO!内出血

入院3日目からシャワーを利用していいことになったのだが、このときは看護師さん付き添いの自立歩行でシャワー室に行き、自分でシャワーを浴びて着替えて、部屋まで戻るのは付き添いなしの自立歩行だった。とはいえ部屋に戻ると、点滴に防水処理の解除や計測装置の装着で看護師さんを呼ばねばならない。

トイレやリハビリのときには計測装置のコネクタを分離し、ポンプ圧送の点滴の電源ケーブルをを抜き、点滴台を支えに歩行する。点滴台の位置によって歩きやすさが変わるのは右に比べて左のパワーが圧倒的に少なく、安定感もなくバランスにかけるからだろう。

入院4日目には(おそらく2回目のCT検査や、日々の血圧測定で問題ないと判断されたのだろう)点滴での血圧降下剤の注入は終了したの点滴の電源ケーブルの抜き差しは不要となった。

そして、3食ともお粥だったのが通常食へと切り替わるころには、点滴も外され、計測装置もポケッタブルなものとなったので身軽に動けるようになった。

もちろん、装置の脱着が容易になったというだけで、身体能力が身軽になったわけではないのだが。

入院8日目には血管造影検査を行った。

カテーテルを右手首から挿入し造影剤を投入し脳内血管の様子を観察する。手首から首あたりまで動脈内をカテーテルがずるずる通るのかと思うといい気持ちはしないが、実際には寝てたら終わってた。

いったん外れていた点滴をこのときは左腕から行っていた。特に麻酔を注射したり何かを嗅がされたわけでもなく意識を失ったということは、点滴経由でそういう成分が注入されたのだろう。

手術室っぽいところにいたはずが、気が付いたら、いつもの病室だった。


入院費用の算段

2023-09-13 13:47:45 | NO!内出血

脳内出血で入院しているから会社へは行けない。

転職して試用期間中だから有給休暇はなく欠勤扱いだ。そして欠勤は無給だ。幸い翌月に試用期間が明けるから有給もしくは休業が使えるが、有給の日数以上に入院することは間違いなさそうだし、休業は無給だ。

一方、差額ベッド代が1日5,000円近くかかり病衣だなんだも有料で健康保険適用外だろうし、食費は健康保険適用後で1食460円かかるし、本来の医療費だって3割負担といっても結構かかる。脳内なんて簡単に見えないところだから、CTだのMRIだの人間ドックだったら高額オプションになりそうな検査を何回も行うことになる。

無職となったときに保険を見直してしまったから入院保障がたんまり受け取ることはできない。これについては解約時に返戻金もらってるからすでに受け取り済みと考えることもできよう。実際に受け取るのは県民共済くらいで差額ベッド代にも満たない程度だ。掛金も安いから仕方ない。

あとは健康保険で傷病手当を申請して無給期間の所得を補完することになるのだが、入社期間が短いから休業も3か月くらいしかないからそれを超えると無職になってしまうに違いないし、加入期間が短いから健保の任意継続もできず困ったことになりそうだ。

とはいえ今の自分にできることはリハビリに励むことしかないわけで、2か月程度での社会復帰を目指したい。1か月くらいは余裕持ってないと退院後に万一コロナなんかもらっちゃって合わせ技でアウトになるわけにもいかない。


入院生活

2023-09-12 12:48:41 | NO!内出血

起床時間は朝6時のようで、そのあたりになると病室内が点灯される。タイマーではなく看護師さんの手動スイッチだ。朝食は朝8時前後だが7時くらいに顔拭き用のウェットタオルやお茶が配られる。また体温、血圧、酸素の測定なども看護師さんが巡回して行う。

朝食後には薬を服用する。与えられたものはランソプラゾール、アムロジピン、エンレストの3錠だ。ランソプラゾールは胃酸の生成を抑制するもので、アムロジピンとエンレストは血圧を下げる効用があるようだ。

入院の翌々日からはリハビリも開始となった。理学療法、作業療法、言語聴覚療法という3つについて行った。私の場合は、理学療法では歩行や肩、ひじ、手首等の大きな動きについてのリハビリで、作業療法は指先の動きを中心に肩回りまでの動きについて、言語聴覚は口回りの動きのリハビリと高次機能障害のチェックについてという感じだった。

歩行は多少は難ありだがそれ程の支障にはなっていないようだが、左手は驚くほど動きが悪く、自分の手なのにクレーンゲームを操作しているかのような感覚だ。思ったように動かず力も不足している。食べこぼし等を考えると口元の感覚もおかしい。幸い、高次機能障害はなさそうということだったが、自分の感覚では暗算力が衰えているように思う。まあ、これは加齢によるのかもしれないけど。

9時から17時までの間に、リハビリの時間が3~4時間ほどだ。

毎朝配られるリハビリ予定表を見ながらシャワーの時間を予約する。シャワーも入院3日目から解禁された。

シャワーの利用可能時間は16時までの30分刻みだが、点滴を切り離して防水処理を行うなど看護師さんの助力を仰がないといけない。

昼食は12時頃、夕食は18時頃であり、夕食前後にも検温タイムが設けられている。

感染症対策で面会は同居家族に制限されており週3回までの事前予約制で15分程度となる。別居家族は面会不可だ。

病室にはテレビがあるが、電源入れても番組表を見て、見たい番組がないことを確認するくらい。

冷蔵庫もあるが使っていない。水分はとったほうが良いらしいから、自販機で緑茶ペットボトルを買って1日1本室温で飲む。各食事前のお茶と合わせると1リットル以上にはなるだろう。もちろん点滴からの水分もある。

21時には消灯となり病室内は消灯となる。

 

 


診察したら家に帰れなくなった

2023-09-07 11:29:55 | NO!内出血

総合受付でまた症状を説明し脳神経外科の待合で待機する。

待っている間に尿意を覚えトイレに行くのだがちょっと足にも来ている感じ。ひどい二日酔いの時の感覚に近いようにも思えたが、昨夜のアルコールはワインを小さなグラスで2杯も飲んではいないから二日酔いはありえない。やはり筋肉ではなく脳がダメージ受けてるんだろうな。案内されたの脳神経外科だし。

医師に診てもらうと顔の左半分が垂れていることを指摘され、即入院となることを告げられたが、これまで検索したりした結果と同じことだから特にショックということもない。診察室には歩いては入ったのだが、診察室から出るときは車椅子になったのには少しばかり驚いたが、下手に転倒して頭をぶつけるとまたややこしくなるんだろうからその安全のためなのだろう。

家人に会社への連絡を頼み、MRIだのCTだの検査を受けるのだが、CTの前にはもう脳梗塞ではなく脳内出血であるということが看護師さんの会話からわかった。出血を抑えるために血圧を下げる薬を点滴する。

車椅子からストレッチャーに代わって病室へと移動するときに家人に会社へ入院となるため当面は出社できない旨の連絡を依頼した。家人は入院に必要なものを家にとりに帰らねばならない。

病室は半個室というのだろうか、4人部屋だがカーテンで仕切られているので患者同士が常に顔をあわせるということはない。

ベッドの右側に点滴、左側に酸素とか心拍数、血圧とかの測定器を配置し、その配管、配線が身体に装着される。

点滴も三又がついていて2種類の液体を右腕から注入しているようだ。

久々に使う尿瓶は樹脂製で軽くなっていた。

 

 


左手の具合が悪かったので会社を休んだ

2023-08-29 08:53:49 | NO!内出血

目が覚めると6時だった。

会社に行く時間だ。今日はとりあえず昨日の作業見直してメール数発発射して訪問1件だったか。

ベッド脇の眼鏡をとろうと左手を伸ばす。

が、メガネがつかめない。昨夜は左ひじがしびれるような気がして早く寝たのだけど、回復していないのか。数度のチャレンジを繰り返してようやくつかみあげたのだけどメガネをかけるのも左手ではおぼつかない。

客先に行くとなるとワイシャツを着ねばなるまい。だけど左手がサポートしてくれない状態でボタンをかけるのは意外と難しい。ボタン穴の位置を手探りできないのだ。手で探れないなら目視するしかなかろう。洗面台に向かって右手で何とかボタンを留めるが、恐ろしく時間がかかる。

これは左手の筋肉がどうかしちゃったのか、左手と脳みその信号のやりとりがおかしくなってしまったのだろうか。

会社終わりに病院行かねば。

何はともあれ朝飯だ。しかし茶碗が持てない。左手の形をつくってから右手で持った茶碗をはめこんでみても頼りない。そして箸で口に運んでもぼろぼろと食べこぼす。

ああ、飯も食えない状態なら会社など行ってる暇はない。すぐに病院行かなきゃならん。

この時間は会社の電話はつながらないから、体調不良で休むことをメールする。転職してまだ試用期間だから有給などなく欠勤扱いになるんだろうけど、これは仕方ない。

家人は救急車を呼ぼうかと言っていたが、意識ははっきりしているしそこまでのこともなかろう。

普段病院など縁がないから、健康診断の再検査でお世話になった病院に行くことにしよう。しかし予約の受付まで結構時間がある。スマホで症状を検索してみると脳梗塞というパターンもあるらしい。

ゴルフ場の予約並みに繋がりにくい予約争奪戦を何とか乗り切って、症状を伝えて予約をとってくれたのは脳神経外科だったので、やはり脳梗塞パターンが考えられるということなんだろう。

病院へは家人に送ってもらった。

 


彼岸花(10・03)

2020-11-01 22:15:09 | サイクリング


10月3日は大堀川も曼殊沙華が咲き誇ってるなか自転車漕いだ。

江戸川もけっこう咲いてたけどもちょっと足を延ばして例年のごとく権現堂へ

コロナで祭りは中止だから例年ほどにゃ人はいないがそれでもレイヤーさんはじめとして人が集まるのは仕方あるまい






権現堂は桜でも有名だから、と彼岸花に対抗してヒガンザクラ?



尾瀬沼へ(9・21)

2020-11-01 21:34:09 | お散歩

守谷野鳥のみちで木道を歩いたけど、木道といややっぱ尾瀬でしょ?ってんで、尾瀬沼に行ってきました。



大清水にクルマ停めててくてく歩きます。



一ノ瀬まではバスも通る砂利道歩き



さて山道になりますよ





おっ!木道だ!



守谷のに比べると年季が入ってるというか朽ちてるとこも結構多し



尾瀬沼が見えてきた



とりあえず尾瀬沼を一周しますかね。三平下から沼尻へ回ります





さすがにこの時期に水芭蕉の花は無理というもの









たぶんここが沼尻



日頃の行いのせいか雨は降らねど天気はすぐれず









鹿よけ柵


来た道戻るのもなんだから小渕沢田代に向かってみましょう。

むむむ、結構な山道・・・



日頃の行いのおかげか視界が・・・



尾瀬沼の周囲は人がいたけど、ここは少なくて静かだねぇ。
さて帰りましょう。

奥鬼怒へ向かう道から大清水への分岐があるはず・・

って、これですかい。笹で覆われてていかにも人通りが少なそうだし、第一道辿れるのか不安な。笹をかき分けたりしなきゃだし道が悪い下りじゃとっさに樹の枝でも笹でも掴まなきゃいけないこともあるだろうからグローブ装着して突入・・・

ところどころ先人の靴跡が残ってて勇気づけながらなんとか林道にたどり着くことができた




下界はすっかりいい天気で林道をてくてく大清水まで歩いたよ


9月13日のできごと

2020-11-01 21:11:44 | Weblog


久々に自転車漕ごうかと、これまた久々に内装ビアンキを引っ張り出したけど手賀沼への坂を下るときに破裂音がして前輪がふにゃり。

とりあえずチューブ交換したけど、タイヤの裂け目からチューブが顔出してたから、せっかく入れた空気を抜いて家まで押し歩き。近場でのトラブルで助かったよ。



長らく乗ってなかったから劣化に気づかなかったのか?ストックしてた古タイヤに履き替えてたらもう遠くへ行ける時間ではなくなった。



そんなわけで守谷の野鳥の道とやらまで。つくばへの道すがらに木道が見えてて気になってたけど、行くのは初めて。



守谷城も初めてだったり。



ちょろっと散歩するには結構広い範囲ですね。近場でのんびり散策するにゃちょうどいいかも。


ぼくの夏休み⑥奥鬼怒温泉に行ったよ

2020-09-22 17:44:48 | お散歩

11時前に女夫淵の駐車場ってことは、鬼怒沼へは無理そう。温泉往復ってところかなぁ。

ゲートをくぐって歩きますよ。
今回は歩きだから遊歩道へ。序盤の階段上りで早くも生き絶え絶え

吊り橋とかもあって整備されてるところもあるけど山道っぽいところももちろんある。

基本は鬼怒川沿いを上っていく。ところどころ崩落の痕跡があるから、気象によってはデンジャラスなんだろうなー

たぶん遊歩道も付け替えられたりしているんだろう。



まあしかし、温泉あるからなのか、こんな山の中をフツーの恰好で歩いてる老夫婦とかいてびっくりした。

小一時間歩いて八丁の湯

も少し歩いて加仁湯

も少し歩くと日光沢温泉

温泉場だから神社もある

もう少し登ってみますか



鬼怒沼へはやはり無理そうだから、丸沼方面に進んでヒナタオソロシの滝展望台とやらまで行ってみましょう。

ひぃこら登った割には大した眺望は望めず。でも無理せずそろそろ帰りましょう。



温泉入ってさっぱりしたけど、帰りも小一時間歩かなきゃだし、おまけに小雨降ってきたりで駐車場に着くころにゃすっかりどろどろ。。。