ブログ随筆「ちょっと、散歩へ」

    日々の趣味など・・・

「認知症」

2014年01月29日 08時00分00秒 | 日記
暮れの大腸検査は幸いなことにセーフとなったが、このまま運良く長生きしたとしても、今度は「認知症」の心配である。昔の道徳の「身体髪膚これ父母に受く」じゃないが、本態性高血圧で降圧剤は40代から常用している。やがて脳梗塞か溢血が来る可能性が大である。そうなれば極めて高い確率で「恍惚化」するのは避けられまい。現に父親がそうだったし、母親も今から思えばそれに近い症状だったような気がする。 父親がその状態 . . . 本文を読む

「幸 せ」

2014年01月25日 08時00分00秒 | 日記
句友の一人が「正月に帰って来た息子が突然、『判子押してくれ』だよ…」とこぼす。訊くと結婚すると云う。彼の不満は「何の相談もなかった」と云うことらしいが、今の若者は何処もそんなものだろう。わが家でもかつて同じような光景があり、さらに悪いことに、同じように「別れた」の報告があったきりであった。全て自己解決で面倒がないと云えば聞こえがいいが、親としては淋しさもやはりある。 周囲を見ると適齢期を過ぎた息 . . . 本文を読む

「WEB古本屋」

2014年01月21日 08時00分00秒 | 日記
昨秋、300本からのVHSを捨てたが、目下、思案に暮れているのが「蔵書」である。蔵書などと云うと聞こえがいいが、何のことはない「駄本」の山で、写真のように天井まで届いている。殆ど読みもしないもので、これでも新刊本もある(買った当座は)から、思えば随分、無駄をしていることになる。基本的にただ集めて、その本の間に埋もれているのが好きと云うだけで、所詮、私のような貧乏人がやってはいけない趣味であった。 . . . 本文を読む

「負け初め」

2014年01月17日 08時00分00秒 | 日記
新年に入って初めての将棋ボランティアに行って来た。月に3回あって、毎回、3人ずつ担当者を割り振っている。相手もほぼ決まった人で、もう相当長い年月、療養を続けているのだが、この将棋を指す僅かな時間を楽しみにしているようだ。プライバシーに関係するので、氏素性などは一切聞かないが、それでも問わず語りをする人もいて、ただ、頷くだけの応答でも何となく分かることもある。 このブログでも何度か触れたが、ボラン . . . 本文を読む

「子規の血縁」

2014年01月13日 08時00分00秒 | 読書
旧臘に終わったNHKの大河ドラマ「八重の桜」は、平均14・6%と歴代4位の低視聴率だったと云う。恐らく鶴ヶ城落城までの劇的な展開と、その後の新島襄とのそれが合致しなかったのだろう。また、ヒロインの八重を演じた綾瀬はるかと、八重の女丈夫の実像に違和感があった、などの他愛のない感懐を辿りながら、『ひとびとの跫音(あしおと)』(司馬遼太郎・中央公論社)を読んでいる。 この本の中心テーマである正岡子規の . . . 本文を読む