★ペントハウス(2011)★

TOWER HEIST

全財産は、最上階（ペントハウス）。

この世には
タワーに棲める者と
タワーに勤める者がいる。

上映時間 104分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東宝東和)
初公開年月 2012/02/03
ジャンル コメディ／アクション／犯罪
映倫 G

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【解説】

ニューヨーク・マンハッタンの超高級マンションを舞台に、そこで働く
使用人たちが、大富豪の居住者に自分たちのなけなしの財産を騙し取られた
ことで復讐に立ち上がるクライム・コメディ。
主演は「ミート・ザ・ペアレンツ」「ナイト ミュージアム」のベン・スティラー、
共演にエディ・マーフィ、ケイシー・アフレック、マシュー・ブロデリック、
マイケル・ペーニャ、アラン・アルダ。
監督は「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー。

【ストーリー】

マンハッタンの一等地にそびえる65階建てのビル“ザ・タワー”は、
一握りの成功者だけが住むことのできる超高級マンション。そのセレブな
居住者たちの日常生活をサポートするのが管理マネージャーのジョシュ率いる
一流スタッフたち。そんなある日、“ザ・タワー”のペントハウスに
暮らす大富豪アーサーが、証券詐欺で逮捕されてしまう。
しかも、ジョシュはじめスタッフ全員の年金運用を請け負っていたアーサーは
その金も横領してしまっていた。
そこでジョシュは、アーサーが部屋に隠し持っているといわれる20億円を
奪い取るべく、使用人たちによる素人犯罪チームを結成することに。
そして、泥棒のスライドを助っ人に招き、難攻不落の“ザ・タワー”
攻略作戦を練り上げていくのだが…。


公式サイト

【感想】＜ＴＯＨＯシネマズ六本木ヒルズにて鑑賞・２・８＞
＜＞３．８

ベンは好きですし、コメディも好き、そしてエディマーフィーも出るとなれば
鑑賞は決定！この二人が出るんだから（ちなみに初共演）面白いわけがない！と、
大爆笑を期待してしまうと肩透かしを食らいます(^_^;)
つまらないと言うのではなく、大爆笑までは行かない笑いだからです。
ですが、私はこういう感じ嫌いじゃないし、楽しめました。
結構好きだったのはキャスティングかも？
それぞれは知ってはいる俳優さんですが、こう言う組み合わせの泥棒って
あまり見たことがないような？（こういうメンバーって必ず美人いません？笑）
とにかく、個性的なキャスト、キャラクターで意外と楽しめちゃいました。

主なキャストは・・・

２０世紀と２１世紀を代表するスーパースター豪華共演！

ベン・スティラー（ジョシュ）・・・ザ・タワーの管理マネージャー
コメディ界のトム・クルーズ！いつも思いますが、ハンサムですよね。
真面目で責任感が強い役柄でしたが、それってベンもそうなんじゃないかなって
思いました

エディ・マーフィー（スライド）・・・助っ人の泥棒。ジョシュの幼馴染
最近は、シュレックのドンキーの声でお目にかかる事が多かったエディ、出番は
少ないですが、やはり面白いですよね。今回は製作にも関わっています。


マシュー・ブロデリック（Ｍｒ．フィッツ）・・・ザ・タワーを強制退去されたウォール街の負け組み
昨年観たニューイヤーズイブに、会長役で、チョコッと出ていましたが、
エラそうな役柄より、こういう落ちぶれ感漂う役柄似合います

ケイシー・アフレック（チャーリー）・・・少々間抜けなコンシェルジュ。ジョシュの妹の夫。
力強いお顔の兄のベンに比べると、なんだか情けないお顔(^_^;)なので、
こういう気の弱い役ピッタリですね～

マイケル・ペーニャ（エンリケ）・・・陽気な新米エレベーターボーイ
真面目な役柄から強面の兄ちゃんまで幅広い役柄観てますが、コメディって初めてような？
こういうふざけた？役柄もできるんですね～。可笑しかったです

ガビー・シディペ（オデッサ）・・・錠前師の父を持つメイド
１番驚いたのはこの人かも！プレシャスの重い役柄より、コメディのほうが
似合うような気がしました



アラン・アルダ（アーサー）・・・ペントハウスに住む大富豪。証券詐欺容疑で逮捕されるが・・・
予告編の時、温厚でいいおじいさんに見えていたのですが、
こんな悪いヤツだったとは！善と悪の顔の演じ分けはさすがですね

ティア・レオーニ（クレア）・・・ＦＢＩ捜査官。
このかた、デビッド・ドゥカブニーの奥さんなんですね。
彼女の演技云々ではなく、立ち位置が（役柄が）、ちょっと微妙だったかも？



ニュヨークのマンハッタン、とある超超高級マンションが舞台なんですが、
こういうところには、ホテル並の従業員がいるって、初めて知りました(^_^;)
しかも、住んで入る人の事を全て把握しているマネージャーがいるなんて、凄いですね。
日本のお金持ちとはケタ違いとも感じました。
こういうところに住めるようなセレブになりたかったなあとか、
つい思ってしまいました（笑）
まあ、そんな夢のようなことはともかくとして・・・



真面目で善良な従業員たちが、最上階に住む大富豪に自分たちの大事な年金を
騙し取られてしまい、大富豪の隠し金を知った、ベン演じるマネージャーが、
仲間と一緒に、自分たちのお金を奪い返すべく立ち上がり・・・
隠し金は本当にあるのか？見つかるのか？果たして、盗み出せるのか？・・・
彼らの反撃は成功して、最後は、ハッピーエンドになるのか？となるわけです。
お話自体は、そう目新しいものではなく、ストーリーもだいたい予想が
ついてしまいます。と言いながら、結構二転、三転するんですが（笑）


＜こんなアクションシーンもあります。先月観たＭＩ：４思い出してました
こっちのほうが、ドキドキしたかも？＞

こんな超高級マンションなら、警備もかなり厳重なはず、ましてや、泥棒は、
初めてと言う使用人たちが、こんなに手際良く、上手く盗み出せるの？
「オーシャンズ」シリーズや「ＭＩ」シリーズを観ていると厳重な警備の中
盗み出すのはそりゃあ大変なのに・・・な～んて思いますが、まあ、コメディですので、
ご都合主義の展開には、目をつぶりましょう。なので、この作品で、
そのご都合主義な部分が許せないとなると楽しめないかもしれません。



一生ドアマンで一生懸命働いてきたのに老後の保障もままならない・・・
かたや一生かかっても使い切れないお金を抱えている・・・
真面目に働いていてもお金持ちにはなれず、お金持ちは、益々お金持ちになる・・・
世の中って不公平だなって、ず～っと思ってきた私（笑）には、ラストの
反撃は爽快でした
まあ、実際こんなことしたら、犯罪だし、逮捕されるでしょうが、
せめて映画の中でくらいは、ウサを晴らしたい（笑）

いろいろと伏線がありましたが、映画の冒頭に出てくる屋上のプールと
司法試験の勉強をしていた従業員の伏線の回収が特に好みでした。

大爆笑とまではいきませんが、アクションありのクライムコメディ、気楽に観れば
楽しめると思います




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