桃とかなへび

いらっしゃいませ。

AKASAKA

2015年11月22日 | ライブ・ギター
赤坂ふらっとん、わかりにくくてちょっと緊張した。
東京に疎い田舎者の弱み、高そうな店も煩雑な飲み屋街も、知らないが故に怖いの。


2015年11月20日(金) 赤坂ふらっとん 19:00~
浜田隆史&益田洋 ジョイントライブ


浜田隆史

パイナップル・ラグ
シルバー・ロケット
ロベルト・クレメンテ
能見台
運河の鵜
言葉の歌
クンネチュプ
タンネ・ナイ
オクトパス・ガーデン


益田洋

American Tune
Will You Dance?
Bridge Over Troubled Water
男と女
Alone Again
She's Always A Woman
If
Happy Christmas
Folk Song


浜田隆史&益田洋

Great Dreames From Heaven
メイプルリーフ・ラグ

フレイト・トレイン



行けるかどうかわからなかったので、予約なしの飛び込み。
辿り着けて、ライブも聞けてよかった。

初めての浜田隆史さん。一曲も知りません。
益田さんがあんまり褒めるので、一度聞いてみようと思いました。

ギターで主にラグタイムを弾いている方らしい。
ラグのクラシックという3曲から始まりました。
軽快に弾んで明るくて、楽しいね。
でも3曲目はしっとり。こんな感じのもあるんだな、いい曲だなと思った。

運河の鵜は、昭和歌謡っぽい感じもして、
団塊の世代くらいの人が作るイメージだけど、浜田さんは私と同い年でした。
同学年のギタリストを聞いたのも初めてですわ。

あら、歌もお歌いになる。
んー、やはりひと回り上の世代みたいに聞こえる。
ご本人も歌は諸刃の剣とおっしゃいましたが、本当にそうだと思いました。
歌は言いたいことが伝わりやすいけど、
言いたいことと、それを伝える言葉の選び方の好き嫌いは、はっきりするから。
クンネチュプはアイヌ語。
わからないから何語でも同じとは思いつつ、
メロディーに対して言葉ののせ方がこれで合ってるのかなあって、不思議な感じがした。

タンネ・ナイは、この日聞いたオリジナルの中で一番好きでした。
一回しか聞いてないから、本当にはよくわかってはいないはずだけれど、私なりに聞いた感想です。
ビートルズで明るく前半を終わりました。

後半は益田洋さん。

1曲目のAmerican Tune 、Will You Dance? とものすごくよくて、
茅ヶ崎で聞いた2ヵ月半前と比べても、え? と思うくらい。
ハード面とか音作りの問題かもしれない。そこは私はわからない。
でも絶対それだけじゃないのはわかる。
音が良くて表現が豊かで。
わあっと驚いくとともに、心配してしまった。
なんか知らんけど大丈夫か?
まさかこの演奏が置き土産なんてことはないですよね?

明日にかける橋を人前で弾いたのは何年振りかだそうです。
聞けて良かったな。

それにしても、今回は本当に音も演奏もよかった。
Ifもよかったし、Folk Song はいつもいいけど、一瞬泣くかと思ったよ。
この曲、降りてくるようにできたのだそうです。

演奏後にお話したら、ギターの構えを変えたそうで、
今まではどこか、ギターを持っていたんでしょうね、ですって。
ギターがより響くようになったのかしら?
50代にしてこの探究と進化、すごいです。
本当にそれくらい変わったと思いました。

置き土産じゃなくてよかった。
しぶとく生きていただかないと困ります(笑)
新たな構えでの録音によるCDも楽しみにしております。


浜田さんと益田さんのジョイントは何年かぶりだそうです。
このお二人の組み合わせ、ライブとしてとても面白かった。



今回浜田さんは随分「丸くなった」そうです。
もっとがーっと弾いていたらしく、かろうじて最後の曲で片鱗を見ることができました。
一曲くらい、退くくらいすっ飛んだのも聞いてみたかったです。
お二人のセッションは、メイプルリーフ・ラグが楽しかったな。
ところで浜田さんって、益田さんの曲が終わるたびに一番に拍手するんです。
でも終わった途端に拍手をはじめるので、余韻もへったくれもありません(^^;
まさかわざとじゃないですよね? (笑)

というわけで、じっくり楽しく聞けました。面白かったです。
残業もしてちょっと疲れる仕事をした後だったけど、がんばって出かけてよかったな。
















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