宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

いくら宇宙や生命進化を探求しても何故自分がここにこうして存在するかが分からない

2018年06月26日 18時10分41秒 | 宇宙
 デカルトは我思う故に我ありと語ったという。全ての科学理論を超えて、これほど確かなことは無い。然しながら、「何故」自分がこうして存在しているか、「何故」他の人達ではなく自分なのかは不思議で、いくら考えても、あるいは直感的にも分からない。

 宇宙が電子顕微鏡でも見えない小さな粒からインフレーションにより、この大宇宙に拡大したという話(ビッグバン理論)は余りにも矛盾が多すぎる。ダークエネルギーは「宇宙が加速度的に膨張している」との観測結果へ、つじつまを合わせるため作られた話だが、正面から理論検証しようとする科学者はいないのではないか。

 僕の考えでは、宇宙はエンドレスで、この宇宙の外に、多数のブラックホールが存在し、これらの重力で我らの宇宙が引っ張られ、膨張していると考えるのが無理が無い。僕は、またビッグバンを否定する絶対単位という概念を考えた。いつかチャンスが有れば電気学会にでも発表したい。

 またMY進化論は、有機物質の動きや形質などを記憶させるうちに、生命の本質である器官、および器官の機能の循環形成の記憶が固定化され、進化の駆動力を得たとするものであり、これら基本仮説から発生する小仮説の3つが、エピジェネティクス文献で確かめられた。

 要は生化学的ソフトウェアで生命条件を満たす記憶が固定化され、それは同時に生命的循環形成の評価システムになったとするものだ。最初は偶然に出来たソフトウェアであろう。しかし、一旦評価システムが作られると、発展の一方向の進化を保証するメカニズムになるのだ。

 僕の頭の中では宇宙や進化に関して様々な仮説が浮かび、納得できそうな世界が少しづつ蓄積され、形成されているのだが、何で自分は?という問いには殆ど無縁である。無縁ではあるがこの道をたどる戦いは永久に続くのだ。
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日本進化学会でMY進化仮説を発表する事にした 世界で唯一!物質から人間迄の統一進化メカニズム

2018年06月21日 13時52分10秒 | 生命
 ニック・レーン博士は、世界中の生物学者は何故生物はこんなに高度で精緻になったのか知らない。生物学のブラックホールだと言っている。無理も無い。現在の進化論は生物誕生後を扱っている。何故、生物が生まれたかそのメカニズムとプロセスを解明しない限り進化の事実は分からないのだ。

 一方で、僕が2002年に最初の電気学会(一般講演)向けの進化論仮説を書いたその翌年に人間の遺伝子解読終了宣言が出された。遺伝子至上主義の時代で、遺伝子に全ての謎が含まれていると信じられていた。ところが、遺伝子だけで病気の原因が分かり、万能薬が開発されたわけではなかった。

 あれから18年。この間、僕は色々考えては続編を発表してきた。まさしくニック・レーン博士の言うように、ダーウィン説だけではよくわからんね。論理的に考えると物質的な進化が有り、そのメカニズムが最初の細菌以降も駆動力になったのではないか?とその材料を集めてきた。

 嘲笑はされなかったが、世の中の定説に逆らった頭のおかしい人物と思われて当然だったかもしれない。おまけに確たる根拠は無かった。僕は最初から生化学的なソフトウェアとハードウェア(つまり細胞は計算機)を追いかけていた。

 海外書籍に生体にはソフトウェアが有るという概念を見つけ元気が出、そして今年に入ってネッサ―・キャリー博士の書籍「ジャンクDNA」に出会い、エピジェネティクスを知り、自分の仮説の一部が正しい事を知るに至った。エピジェネティクスは生物・医学の世界にパラダイムシフトをもたらしつつある。

 さて、何しろ日本進化学会の発表会に一度も出席した事が無かったので、僕の方にちょっとした誤解が有って、何度も見送ってきた。本チャン用の原稿の字数が厳しすぎると聞き間違え、実は制限が無かったから電気学会より楽だった。出遅れたものの、単なる空想に近い内容で発表しなくて良かったのかもしれない。

 ま、現在でも空想に近いが、中心仮説から派生する3つの小仮説が文献により証明されており、空を移動する雲のようなものではなくなった。それはエピジェネティクスという新たなゲノム分野が進んできたお蔭だ。

 電気学会では際物の際物だったが、恐らく進化学会でも際物だろう。ただし、電気学会では座長が仕方なく「死ぬまでやるんですか?」と聞いたりしたのに比べれば、相当厳しい質問が飛んでくる可能性は十分ある。今年の座長も「何をしたいのか?何が目的なのか?」みたいな質問でまともな扱いじゃない。

 今の時点では、発表要旨を400字程度でまとめ一般講演発表の申し込みをしただけ。何しろ時間が無いから、どう原稿を書くか見通しがつかない。それでも、雑な原稿でも作らざるを得ないかなと思う。
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電力業界が全国家庭向けの巨大なIOTビジネスを実現できなかった理由 実はPHSを使えばよかった

2018年06月11日 12時53分51秒 | ビジネス
 かつて、全国の家庭向けIOTのプロジェクトが大々的に発表された。電力会社の配電線などを通じたインターネット通信で各家庭を結び、電気料金の検診だけでなく、家庭内の様々な家電製品などとの接続によるサービスや情報通信を実現する「オープンプラネット」構想だった。企業も対象になる。

 これが実現したら、全国の電力会社は電力だけでなく、インターネット通信などの分野でも巨人として君臨できただろう。ところが発表から1年ぐらい経過した頃、東京電力と関西電力がオープンプラネットに難色を示しているとの情報が入った。全電力が足並みをそろえないと前に進めない。

 僕は同じ頃、負荷平準化目的の照明=エコライトを全国の電力会社、電力中央研究所、照明メーカーなどと共同開発していたので、東京電力のキーマンに会う事が出来、課題などを聞いてみた。「オープンプラネットは確かに1年前の発表時は素晴らしい技術だったが、現時点では速度が遅すぎて、東電の技術陣が納得しない」と言われた。

 帰社するとすぐさま この意見を伝えた。前も書いた通り、僕だったら5分もかからず、高速方式に切り替えただろう。社内をどう調整するかだけの問題。製造メーカーのリーダーとして開発を進めていた経験から、朝令暮改は当たり前。上司や開発スタッフは怒るが結果を出さなくてはならない。これが最も重要。

 しかし、オープンプラネットは従来方式を変更しなかったらしく、いつの間に消滅する事になった。諦めるにはあまりにも大きすぎ、しかも実現が目の前に有った構想だった。

 その後、OB同士で懇親した際、オープンプラネットが話題になった。OBで通信の専門家が、オープンプラネットが失敗した原因に関し「通信の専門家を入れなかった事。素人では分かるはずがない」と断言した。配電線などでは、常時機器のスイッチが入ったり切れたりしている。

 分かり易く言えば高速道路で急に凸凹が出来たり消えたりするようなものだ(進行インピーダンスの不安定さ)。この道路を正確に安全に通るには、速度を落とすほかはない。だから、オープンプラネットではかなり速度を落として通信する。速度を落とすとユーザーは強い不満をおぼえる。

 現実に、モニターで使ってみた人は、一度使って不便だったからすぐ使うのをやめたと言っていた。僕は専門家に「どうすれば良かったのでしょうか?」と聞いたら「無線にして高速化すれば解決できた」と答えた。その時は、正直、無線も大変だなと思った。

 その後、ふと、当時電力会社(子会社など)が張り巡らせていたPHSアンテナの事を思い出し「PHSでどうですか?」と聞いてみたら、反対意見は無かった。PHSも電力会社が相当力を入れて展開していた携帯型電話器だが、現在のスマホに繋がったガラケイに駆逐されてしまった。

 何故、PHSが駆逐されたか?その通信専門家によると、PHSは通信容量で圧倒的に優位だったのに、通信容量の優位性を活かしきれなかったという。僕はオープンプラネットの通信をPHSで賄えば、後に撤去された全国のPHS通信網を利用でき(コストの大幅低減)IOTでも高速性のメリットを活かせたと思う。

 一石二鳥と言うか、実は一石四鳥ぐらいで、日本の全所帯や企業をターゲットとしたIOTのウルトラ・スーパービジネスが展開できたのではないか。一時の大花火で終わってしまった事が残念でならない。
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電力マンとしては唯一誘導・誘電・抵抗・近赤・遠赤の加熱装置を営業し開発し製造し設置した 多分世界でも例が無い

2018年06月01日 11時09分16秒 | ビジネス
 僕が手掛けた広い食品製造工場はオール電化。夏でもエアコンが効いて快適だし、屋内や装置の美しさが保たれ、空気はクリーンルーム並みにさわやか。表面加熱では効率が高いため、生産速度を2倍以上に上げ、或いは生産ラインを縮小できる。目的に応じ指定場所に炭焼き風の焼き目を付け、あるいは食品中心部を加熱する。

 一方、国内の加熱工程を持つ工場は殆どがガス・油で、年中灼熱地獄。高濃度の煤塵に満ち、屋内や装置は汚れが目立ち、汚い煤塵は食品等製品に付着し、従業員の肺にたまり続け健康を害している。加熱調整は困難で、製品にむらが有り、時として火災を起こす。

 ある食品工場では暑さのため、従業員が窓を開け蠅や昆虫が飛んでいた。別の工場では入り口に消化用の炭酸ガスボンベが数十本並び、火災時には閉鎖して炭酸ガスを充満させる。もし逃げ遅れた人がいた場合は助からない。殺人工場となりかねない。

 僕は北海道から九州まで全国を営業し、主に上場企業の工場向けの大型電気加熱設備を受注し、開発し、設置し、場合によっては集金した。まさか入社前にはこんな仕事をやるようになるとは予想していなかった。専門は半導体物性と計算機による統計予測計算だからまるでお門違い。

 子会社に出向した時、僕は技術系商社の卵を作るつもりだった。営業は教育すら受けた事が無かったが電力営業所をサポートして多少自信が出来ていた。社長から電気加熱装置の製造業を立ち上げるよう言われた。2回断ったが逆らえず、素人が素人を集める形でスタートした。しかも量産品は許可されなかった。

 電気加熱も産業用は大きい。平気で数百キロワット。ハンバーグを1時間で500kg焼いたり、焼きおむすびを2トン製造したり(昔の事でアバウトな話)、てんぷらはどうだったかな。鰻とか、餃子とか、ピザとか、グラタンとか可能性としてはあなたも一回ぐらい食べている。荷づくりのPPバンドなども有る。

 ロボットや自動装置も積極的に開発し、売り上げを増やすため加熱装置と合わせて生産ライン全体を受注するよう努力した。ご飯を大量に運ぶモノレールや、炊飯工場向け高速ロボットも開発した。窯を1分間で80mだったか運ぶロボットは迫力が有った。

 大型ガス炉も製造した。受注した途端、スタッフが飛んできて僕が考えたガス炉は実績が無いから従来方式にかえましょうと言う。それじゃ受注した根拠(均一加熱)を失う。A3のメモ用紙にばばっと概略図を描き、これを製造しろと渡した。完成式に行ったら高さ4mぐらい、幅は5mぐらいだったか、長さが10m でっかいね。

 大型のマイクロ波加熱、誘導(IH)加熱、近赤加熱、抵抗加熱など各電力会社では試験機(メーカーに発注する)としては持っている場合も有るが、開発し製造した人間は知らない。しかも僕の場合はビジネスでお金を貰うのだから(1台が平均2千万円)要求されるレベルも半端じゃない。

 僕に任せてくれれば日本中に大型電気設備や自動製造装置をどんどん導入出来た。営業もやり独力で受注していたのだから、企業紹介とサポートして頂ければ国内に相当の電力需要を伸ばせた。ところがところが、電力トップは馬鹿ばかりだから、僕の実績は一切無視し、話題にも出さず、必死で排除に努めた。

 日本人のエリートって本当にバカだね。ジェラシー満載だし。僕の実績を知らないのかと思ったら、しっかり情報は集めていた(全員じゃないが)。十分知っていて、邪魔な存在だから全員で排除の論理を行使する(実績評価にしたら自分達は到底昇進できない)。

 電力会社って、一般のビジネスの常識を実行していたら、摩擦が大きすぎて村八分になる。管理職教育を受けた時、講習の授業中に「あー自分はまるで管理者としては向いていないな」と正直に言ったやつがいたが、そういうのがどんどん昇進した。つまり電力会社は世間とはあべこべ。まともに仕事したら上がれない。
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