坂東市詰め将棋

　先日見に行ってきました。感想を書きます。

・作品について
　詰将棋界を代表する作家の方をはじめ、作図で活躍されている方々の作品群。
　易しいものの、洗練されたものが多いと感じました。
　超短編のため、習いある手筋が多くなってしまうことはやむをえないですが。

・デザインについて
　昼間だったため、目玉のＬＥＤ電飾を鑑賞できずすみません。
　しかしフォントはとてもきれい。
　町並みも雰囲気がよいので、仲間とビール片手に…には格好です。
　
　残念なのはメンテナンスの部分。中に水が入ってしまっているのか、かなり見づらい問題が多かったです。
　6番の位置は奥まっておりわかりづらい。
　1番から順に歩くと→…5番、そろそろかなと折り返して10番…→7番？となってようやく気づいた次第。
　さらには6番は特に砂ほこりをかぶっていてほとんど判読不能。
　こうかなと思った配置も、解くとおかしい…。
　という状況でした。

・盛り上がりについて
　これは悲惨なようです。
　商店で解答用紙をいただこうとしましたが、ほとんど挑戦者がいないため第3回からはどこも置かなくなってしまったと。
　
　町自体も静かなところではあるものの、「詰将棋以外のもの」はあまりない印象でした。

　といって、詰将棋の側から盛り上げるのも簡単ではないですね。
　作品に思い切り強弱をつけて、超一流作家の新作を展示する？というのも無理がありますし。
　最寄り駅からは車で30分。大変です。