「花子とアン」もいよいよ日米開戦間近。スコット先生がカナダ帰国の挨拶にくる場面、一緒に見ていた嫁がスコット先生の靴下の後ろに線が入っていると言った。
そういえば私達が若いころはいまのパンテイスットキングなどない時代、後ろの線がまっすぐになるように、またガーターで吊っているので下がってこないよう随分苦心した。ちょっとひっかかっただけで、すぐ電線してしまう。嫁の母親は「電線1本いくらで直してもらった」と言っている。
往年の大スター、ゲイリークーパとマレーネディトリッヒ共演の映画「モロッコ」(1930年製作)を戦後間もなくのころのリバイバル上映で見た。当時少女だった私でも妖艶な美女と謳われたマレーネディトリッヒは、とても素敵だったがとりわけ組んだ脚が恰好よかった。
そんなく靴下を知らない世代の嫁には、珍しくて気がついたのだろう。。