「 ウィーンの街角 2 」

今月、１７日（月）から２３日（日）中央区京橋の「ギャラリーくぼた」で個展を開催することになり、出品作品の選定・額装や案内状などの制作準備などで新作が進まずここしばらくは1年前に描いた作品を再投稿することにした。

ウィーン旧市街地の外側を廻るリング通りに面したウィーン国立歌劇場（オペラ座）の一角を描いてみた。オペラ座の脇の駐車場の中にはガラス張りのモダンな地下鉄への出入口がある。逆光の中対照的なモダンな構造物と重厚な石づくりをメインに、オペラ座屋上にある「女神エラトの騎馬像」の眩しい光景を描いてみた。

「　ウィーンの街角　２　」
"　Vienna's street landscape 2　"
透明水彩（watercolor）　DALER ROWNEY紙　300g/㎡　305mm×228mm

日向の車と人物と道路標識と車路を描き、影を落とし、そして騎馬像の周りに鳥を描きこんで動きを出してみた。最後にこまかい部分を加筆修整して完成とした。


逆光感を出したくオペラ座外壁と地下鉄出入り口の陰を更に描きこむ


屋上の騎馬像と背景の森を描きこみ、地下鉄の出入り口を描き始めた


空・背景の森・路面・オペラ座の順にファーストウォッシュ、乾いてからオペラ座の外壁を描きこむ


鉛筆でラフに下描き

ウィーンの街角 ４ 「 小雨の朝 」

今月、１７日（月）から２３日（日）中央区京橋の「ギャラリーくぼた」で個展を開催することになり、出品作品の選定・額装や案内状などの制作準備などで新作が進まずここしばらくは1年前に描いた作品を再投稿することにした。

仕事に出る前の朝、ホテルの近くをロケハンに出かけた。朝早い通りには小雨の中傘も差さず人もまばらで、正面のカテドラルとは対照的にファッションビルの店舗にも人気がなかった。ホテルだけが不眠不休の照明が通りや出入りするまばらな人を照らし出し微かに活気を感じられた。小雨降る中、街に活気が出る前の一コマを描いてみた。

ウィーンの街角　4「　小雨の朝　」
Street corner of Vienna 4 "　Morning of light rain　"
透明水彩（watercolor）　VIFART紙　242g/㎡　F4


左側のファッションビル・右側のホテルと並びの建物の順に描きこみ、映り込みのある路面を着色して最後に歩行者、駐車中の自動車、看板などの点景を描きこみ完成。（ここまでの経過写真は撮り忘れました）


正面のカテドラルを描きこんだ


鉛筆で下描き後、全体にファーストウォッシュ>

「 ウィーンの街角 ３ 」

今月、１７日（月）から２３日（日）中央区京橋の「ギャラリーくぼた」で個展を開催することになり、出品作品の選定・額装や案内状などの制作準備などで新作が進まずここしばらくは1年前に描いた作品を再投稿することにした。

秋になると目抜き通りでワイン祭りが開催され、祭りの中央にあるテント下でワイングラスを借り（いくらか忘れた）てから、ワイン樽や山になってるワインボトルの幾つかのスペースを渡り歩きいくらでも呑むことができる。今回はそのメイン通りから脇道に入ったとこの一景を描いてみた。

「　ウィーンの街角　3　」
"　Vienna's street landscape 3　"
透明水彩（watercolor）　VIFART紙　242g/㎡　F4

パラソル付近の人達や手前を描きこんだ後、街灯や看板などを描きこみ全体の細部を修整して完成。


更に建造物を描きこみ陰影を強調した


建造物を描き始めた


各所を陰影を意識しながらファーストウォッシュ


鉛筆で最小限に描きこむ

「 ウィーンの街角 １ 」

今月、１７日（月）から２３日（日）中央区京橋の「ギャラリーくぼた」で個展を開催することになり、出品作品の選定・額装や案内状などの制作準備などで新作が進まずここしばらくは1年前に描いた作品を再投稿することにした。

旧市街地の街並みと比較的新しい街並みが接するあたりの風景。
旧市街地の建造物は堅牢で重厚な造りが先まで続くに対し手前の比較的新しい街並みの建造物は平坦でかつガラス部分が多い造りになっている、色合いも賑やかだ。これはウィーンに限ったことではなく建築費用や建築工期対策でどこにでもいえる変化だ。絵を描くには勿論旧市街地の街並みが好きだ。

「　ウィーンの街角　１　」
"　Vienna's street landscape 1　"
透明水彩（watercolor）　WATER FORD紙　300g/㎡　F4

通りの賑やかさと日当り部分を強調してから自動車を描きこみ、トラムの電線ケーブルや鳥を描いて完成。


左右の建造物の窓などを描き、引きつづき手前の建物を描いた。そして路面と建物の接点を陰影と人通りを意識しながら（なんとなく）描きこみ、路面に落とす長い影を描いた。


更に左右の建造物に陰影を意識しながら着色


鉛筆で下描き後、空・建造物をファーストウォッシュ。そしてイメージの強い左右の赤い屋根を乾いてから着色

ウィーンの街角から「 宮殿見学 」

今月、１７日（月）から２３日（日）中央区京橋の「ギャラリーくぼた」で個展を開催することになり、出品作品の選定・額装や案内状などの制作準備などで新作が進まずここしばらくは1年前に描いた作品を再投稿することにした。

宮殿中央にある自動車やフィアカー（観光馬車）も通ることができる大きなアーチ式通路の脇にある出口から観光客らしき人々が出てきた、ホーフブルク王宮前の一コマ。その前を地元の人らしきご婦人が通りかかった。背景の石造りの建造物の静に対し賑やかな人たちとうつむき加減な表情でありながら動の対照を描いてみた。


ウィーンの街角から「　宮殿見学　」
"　Palace tour　" in Vienna
透明水彩（watercolor）　WATSON紙　300g/㎡　F4

人物を描きこみ、細部を修整して完成


アーチ式通路の自動車を描き、手前の路面を影を意識しながら描きこんだ


更にその部分を描き込んだ後、場内の暗がりを暗い中でも陰影を意識しながら描きこむ


鉛筆で下描き後、建物と彫刻の像を描き始めた