水彩画は楽しい!!

趣味で描く水彩画などを公開
IKUO MOCHIGI

「 坂道のレストラン 」

2016年05月31日 09時57分19秒 | 水彩画
スペイン南国アンダルシア地方は陽射しが強く赤土のイメージがある。その環境で人々は多くの建物の外壁を白く塗って陽射しを反射させ、少しでも暑さを凌いでいるということを聞いたことがある。自然なことなんだな~と思う。そんなアンダルシア地方の坂道の途中にこじゃれたレストランが向かい合ってる風情を1枚描いてみた。

#2016043
「 坂道のレストラン 」- スペイン

"Restaurant located on the road of the hill " - Spain
透明水彩 VIFART紙 242g/㎡ 33cm×24cm
watercolor on paper


鉛筆で下描き後、全体を薄く着色



空・左~中央のレストランの順に着色。サイン看板なども描き足した


人物を描き、坂道・車・階段を上がる人々を描いた。最後に中央の街灯を描き完成とした。





「 木洩れ日の広場 」

2016年05月27日 09時17分25秒 | 水彩画
バルセロナのゴシック地区の中心部、カテドラルの横のくねくねとした狭い路地を入ったその先に突然あらわれる小さな静寂の広場。それが、教会の前にあるプラザ・ネリ(Plaza de Sant Felipe Neri)。そこは空からキラキラとした太陽の日差しが差し込み聖なる空気が漂う小さな広場だ。しかし1938年1月、スペイン内戦のさなか、その戦火を免れるためにこの広場にある教会に疎開していた子供たちが、爆撃によって40数名が亡くなるという悲劇の舞台になったそうだ。そのときの爆撃の跡は、石造りの教会の壁に深々ときざまれ、今もそこに痘痕のような後が残っている。かのガウディもこの広場にある教会には特別の思い入れがあったようで、晩年はサグラダファミリア教会に住み込みながら折に触れてはこの教会に足を運んでいたそうだ。市電にひかれて亡くなった日、ガウディはこの教会に向かう途中だったと言われています。

#2016042
「 木洩れ日の広場 」- バルセロナ

" Square of sunlight filtering through trees(Plaza de Sant Felipe Neri) " - Barcelona
透明水彩 DALER ROWNEY紙 300g/㎡ 30cm×22cm
watercolor on paper


鉛筆で下描きのあと、全体を薄く着色


教会の外壁と入口扉を描いた



サッカーなどで遊ぶ子供達やグリーンを描き、全体の陰影をより強調して、全体の細部を修整し完成とした。









「 プエルタ デル ソル 」

2016年05月26日 10時04分02秒 | 水彩画
再投稿になるが、昨日投稿した作品を見直したら、いやに赤土が目立ちすぎるし、面積が大きすぎるな~と思い、思い切って下の部分をカットしてみた。私はカットしてからの方がいいと思うが、みなさんはどう思いますか。

#2016041
「プエルタ・デル・ソル(太陽の門)」- マドリッド

" Puerta del Sol ( Sun Gate ) " - Madrid
透明水彩 The Langton紙 300g/㎡ F-6
watercolor on paper 40cm×25cm




「 プエルタ・デル・ソル 」 - マドリッド

2016年05月25日 09時44分41秒 | 水彩画
太陽の門プエルタ・デル・ソルは王宮とプラド美術館の中間にあり、東京の日本橋同様スペインの国道の起点(0km)にあたる所でマドリッドの行政区セントロにあり、広場にはマドリッドのシンボル「熊と山桃の像」と「カルロス3世騎馬像」のブロンズ像が設置されている。

#2016041
「プエルタ・デル・ソル(太陽の門)」- マドリッド

" Puerta del Sol ( Sun Gate ) " - Madrid
透明水彩 The Langton紙 300g/㎡ F-6
watercolor on paper 40cm×32cm


鉛筆で下描き後、空・背景の建物・路面の順でファーストウォッシュ


背景の建物とカルロス3世騎馬像を着色


広場の舗装と陰影を着色(実際にはもっとモノクロ風なのだが、スペインの赤土らしさを狙って赤茶の濃い色で着色してみた)し人物や車などを描きこんだ。全体の細かいところを修整し完成とした。








「 クエンカの裏通り 」

2016年05月24日 09時52分36秒 | 水彩画
スペイン滞在4日目は、カスティーリャ=ラ・マンチャ州クエンカ県の県都クエンカだ。
フカール川とウエカル川の峡谷の上に建てられていることから「鷲の巣」としても知られている。「歴史的城塞都市クエンカ」としてユネスコの世界遺産に登録されている。ウエカル川の断崖の上に建てられている「宙吊りの家」は有名だ。トレドやグラナダのような印象的な建造物はないものの、自然と人工物のユニークな組み合わせが見られる。宿泊した国営ホテル、パラドール クエンカは中世の修道院をホテルにしたもので、廊下・中庭・食堂はその面影がある宿泊施設だ。旧市街の対岸、ウエカル川を見下ろす断崖の上に立っているパラドールは施設はもちろん眺めも素晴らしくまた行ってみたいところだ。

旧市街地を歩くと狭い道と急坂に沿って民家がギッシリと、しかも上に上に伸びて建っている。狭い土地のため増築は上に建て増しするしかなかったようで、細長い建物の並んでいる様は必見。急坂の多い昼下がりの裏通りをを描いてみた。


「 クエンカの裏通り 」 - スペイン

" Back street of Cuenca " - Spain
透明水彩 DALER ROWNEY紙 300g/㎡ 30cm×22cm
watercolor on paper


鉛筆でザックリ下描きしたあと、全体に薄く着色