マルキュー藤田の釣日記

熱い釣りの記録や思いをお伝えします

釣り同好会 田貫湖合宿

2007-02-20 20:24:30 | 想い出

 _042 浦和高校1年時の夏合宿は、静岡県の田貫湖だった。キャンプ場のバンガローに泊まり込み、寝ても覚めてもへら釣り三昧である。男所帯なので夕飯も味気ないインスタントラーメンで済ませたのだが、オイカワでも釣って焼いて食べよう!となった。早速、短竿に玉ウキを付け、餌には魚肉ソーセージの切れ端を付け、炊事場の排水が流れ込む深さ1尺ほどの浅場に立ち込み、友達がたすきを振るが、アタリはあってもなかなか乗らない。脇で見ていて、はがゆくなり、「どれ!俺に貸してみろ!」となった。たすきで振り込むとすぐに玉ウキが消し込んだ。鋭く合わすと乗ってきた。「こうやんだよ!」と得意げに自慢すると、魚が上がってこない。何と見事なへらだった。更に自慢すると、友達から鋭い一言が「食えない魚釣ってどうすんだ?!」ごもっともで・・。

夜は一晩中ナイターで過ごすはずだったが、丁度田貫湖ではナイター禁止になったばかりだと知らされた。仕方なく、夜中から星明かりを頼りに餌を打ちながら、夜明けを待っていた。8月13日、丁度ペルテウス座流星群に当たっていた(当時、全くそのことは知らなかった)。富士山(登山道には、転々と登山者の明かりが見えていた)のシルエットが澄んだ空にくっきり浮かび、満天の星空の中を流星がたくさん降ってきた。大きなものは、月明かりより明るいものもあった。生まれて初めて見る流星パノラマに15歳の私は、痛く感動した。富士山からの日の出も素晴らしかった。写真は、田貫湖の日の出、モデルはI君


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