年度末でクソ忙しい中での例会になった。前日も単身赴任先で仕事が入り、結局今回も寝ずに例会に臨んだ。幸手園は遠いので試釣もやっていない(どうしても近所で高速代に掛からない湯崎湖に行ってしまうのだ)。
入釣が始まる。うちの会は最後の入場で、私はその中でも最後から2番目の入場だ。もみじ桟橋に入ったが、全員が南向きで、南向きはほぼ満席だ。とりあえず、空いていた桟橋の入り口付近を確保したが、北向きが誰も居ないのを見て悩んだあげく、北向き先端寄りに引っ越した。例会が始まる前に、皆から「もみじの北向きに入れ」と挑発されていたのだ。この時期は季節風をよけられる南向きに人が入るため、魚も南向きに集中しており、北向きは全く釣れないのだ。試釣でうちの会員が空いている北向きに入り、ひどい目にあったらしい。ここは独り占めか、はたまた撃沈か一発賭けるしかない。
エサを打ち始めるといきなり向かい風が吹きだした。それでも最初のうちは単発で当たり、ポツポツは釣れていた。魚が寄っているというより、通りかかった魚がたまたま釣れてくるといった感じだ。しかし9時頃になると全くアタリが無くなった。打てど暮らせど全く反応が無い。ムキになり、マシンガンのようにエサを打ったが全くだめ。9時からお昼までは数回ウキが動いただけでお昼までに一桁の釣果で終わってしまった。さすがに顔色が青くなってしまった。南向きに移動しようにも空席が無いのだ。マッチャンは既に3フラシ。高野さんや永山さんも2フラシだ。その後向かい風で釣り不能になったので、かろうじて空いている南寄り先端寄りのタナを測りに行ってみる。極端に浅いかと思っていたが、何とか宙釣りが出来そうだ。急いで3本出していた竿を仕舞い、先端から2番目に移動。8尺1mで気を取り直してエサを打ち始める。
何とか釣りらしくなったが、なかなか喰ってこない。ウドンセットで色々ハリスの長さを変えてみるが決め手が無い。トロ掛けに変えてみるとこれが決まり、午後から30枚を追加し、22.5kg、3位に食い込んだ。トップはブッチギリでマッチャン。34kgを釣ってしまった。お見事でした!2位は小野君が26kgを釣った。いずれもタナ1mだ。5位までは20kgをオーバーしたが、6位は11kg台で6位以下は大きな差が付いてしまった。
先月に続き、今回も前半にずっこけてしまったが、午後から立て直し、何とか格好だけは付けることが出来た。来月は矢吹西沼だ。どうも次回も試釣に行けそうにない。