マルキュー藤田の釣日記

熱い釣りの記録や思いをお伝えします

日研団体トーナメント戦 本番編

2012-11-07 20:25:20 | 横利根川

平野で出船のくじを引くと14チーム中3番。ラッキーだ!3番ということは、会長はビリから3番目のスタートになってしまうが、私がポイントを押さえ、釣り切るしかないのだ。会長には舟の上で昼寝でもしてもらうしかない。ライバルの静水会支部は、2番くじを引いた。ということは、青野選手は間違いなく私が狙っているポイントに先に入ることになる。しかし、数名は並べるポイントなので、間違いなく狙っているポイントを押さえることが出来ると確信した。この時点で今回は「いける!」と感じたのだ。

6時、出船が始まった。青野選手はやはり私が狙っていたポイントにまっすぐ入った。私は、青野選手の隣を確保し、釣り開始。青野選手は11尺を出すという。ここは強気に最も操作しやすく、回転の速い得意の8尺で応戦することとした。エサの準備を始めると、ダンゴエサをそっくり車に置き忘れてしまったことに気が付いた。これはヤバイ!両ダンゴしか考えていなかったのにエサが無いのだ。使う予定だったパウダーベイトHERAは前日に使い切ってしまった。エサの種類を多く持ち歩かない私としては、他にダンゴ用のエサを用意していなかったのだ。途方に暮れてしまったが、とりあえず、ウドンセットの浅ダナで様子を見ることにした。(気が動転してしま全く想定外の釣り方から入ってしまった。)

30分エサを打ったが、全く触りがない。隣の青野選手は底で毎回の合わせ、ポツポツ釣りだした。完全に出遅れてしまった。試しにチョーチンまでタナを落とすと、何とウキが立たない。8尺で楽にタナが取れてしまうのだ。こんなに浅いとは思っていなかったので、ここでも途方に暮れてしまった。仕方なくタナを30cm程切った、半端なタナで始めるとようやく反応があり、1枚目が釣れてきた。(1枚釣るのに1時間以上掛かってしまった)しかし、反応が悪く、中々アタリが続かない。その後は、底スレスレの宙からベタ底まで目まぐるしくタナを代え、エサも何を混ぜたか分からないくらい作りまくったが、中々釣りこめない。焦りまくって落ち着いて釣りが出来ない状況だったが、ダンゴにしか反応しないことは良く分かった。(釣る前から、分かり切っていたのだが)後半は底釣りに決め込み、幾分どっしりと構え、比較的落ち着いて釣ることが出来た。しかし、自分としては、全く攻略が出来ないまま納竿時間となってしまった。(もっとうまい釣り方が出来たはずと感じながら・・。)

それでも、36枚でなんとか青野選手に勝つことが出来た。丁度対面に会長が入り、そこそこ釣っているのが分かっていたので、恐らく優勝が決まったなと思いながら検量場所に向かった。

私が6.28kg、会長は意地をだし、5.22kgも釣ってくれた。これだけ2人で釣れば優勝間違いないと思いながら、中島屋に戻ると、案の定3人で3kg弱だったが。2位に3kg弱の差を付けての優勝。2位は九州の水無月会支部、3位は金沢支部だった。中島屋の3kgがなければ、今回優勝できなかった。中島屋で最後まで頑張ってくれた3選手に感謝である。最後のトーナメントになる?会長には全く期待をしていなかったが、本番は実力を発揮していただき感謝である。また、地区の予選会からずっと世話役をかってでていただいた渋谷さんに大感謝である。そして、大会を運営していただいた本部役員の皆様に大大感謝である。

来年からはタイトルを守る立場になるが、まずは県の代表になることだが問題だ。来年は5人中3人が選手から落ち、3人が代わりに上がってくるが、さてどうなることか?

アングラーオブザイヤーは取れたのかしら?期待しつつもちょっと不安。

それにしても最近は、自分の思い描いていたとおりの釣りになることが多いと思うのは思い込みだろうか?


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。