北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

自然エネ価格低下と安全対策費高騰の挟み撃ち

2018-05-02 | 脱原発


18.5.2 北陸中日新聞

安倍政権がアベノミクスの成長戦略の柱の一つに位置付ける原発輸出。
事実上の政府保証を付けてでも実現したいというイギリス・ウィルヴァB原発計画だが、日立と英政府間で、建設費の費用負担交渉が難航してるとのこと。
福島事故後、安全対策費は膨らむ一方だ。
対する自然エネルギーは発電増が急速に拡大し、コストも一気に低下している。
原発の高コストがはっきりしてきた。

トルコのシノップ原発に対しては以前から地元住民の強固な反対運動がある。
その最大の理由は予定地近くの活断層の存在だ。
福島事故後、安全対策のさらなる強化が求められ、建設費が大きく高騰した。
当初の見積もりの2倍だ。

安倍首相がトップセールスしようと、原発が経済的に見合わないことは明らか。
原発輸出が進まないと、日本の原発メーカーは技術を維持できず、脱原発の流れが加速する。

原発輸出の行方にも注目を!



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