にゃんころりんのすっとんとん

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歌川国芳の「猫の涼み」

2010-08-27 12:46:29 | ★にゃんグッズ(アート・ミュージアム系)
   
玄関の額、夏の絵ハガキに変えています。

わかりにくいので、アップね。




江戸時代の浮世絵師・歌川国芳「猫の涼み」

この形は、うちわの柄に使われたのかな。
屋形船で、夕涼みの猫さんたちのようです。

さらに アップすると・・・




お客のミケさんに、大きな茶白の 船頭猫さんが、
おお~! 今まさに 猫の手を貸している (笑)

さらにさらに アップにすると・・・




何とはなしに仕草が色っぽいのですが、
猫の芸者さんか 御新造さんか?





こちらは、赤いフ○ドシ姿もりりしい、船頭さん。
後ろの白黒さんの鼻の横の、黒点ちょん模様が、
「いるいる~、こういう子ぉ~」って 思います(笑)




時が変わって平成の猫さん、姿かたちは変わらねど、
クーラーをかけた部屋の電子機器の上で温まってる?

こりゃ、温暖化するわけですよね。かといって、この猛暑
クーラーのお世話にならないわけにはいかないし・・・
ちょっと うらやましいような、江戸猫たちの夕涼みです。





いつもありがとうございます

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (yocco)
2010-08-27 15:34:17
国芳って「猫の当て字」とか「猫??五十三疋」など猫の絵が多いですね
wikiにも書いてあるように無類の猫好きなんですよね~

それにしても200年近く前の夏の平均気温って何度くらいだったのでしょう?
今どきの屋形船は納涼とは名ばかりでエアコン完備ですものね
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コンバンワ~♪ (midori)
2010-08-27 20:21:00
富士三十六景でおなじみの歌川広重という浮世絵師は有名ですが
歌川国芳は知りませんでした。
猫ちゃんの浮世絵はユニークでいいですね!
にゃんころりんさんの上手な解説で
楽しく拝見できました。ありがとうございます。
返信する
yoccoさんへ (にゃんころりん)
2010-08-28 21:07:52
国芳って、よく知らなかったんですが、ウィキを見ると、本当に猫好きだったんですね。
猫の表情がとっても魅力的です

>今どきの屋形船は納涼とは名ばかりでエアコン完備ですものね

乗ったことないので、知らなかった!
てっきり、川風に当たっているものとばかり思ってたんですが・・・
でも、今のヒートアイランド化した都会では、
屋形船といえど、エアコンなしではきついのかも・・・
返信する
midoriさんへ (にゃんころりん)
2010-08-28 21:12:30
私も、本当のこというと、歌川国芳って名前はよく知らなかったんですが、
この絵葉書の記事を載せるのに、ネットで調べたら猫の絵をたくさん描いているのです。
ただ、描くだけじゃなくて、このようなユーモアセンスあふれる絵が多くて、
とっても、びっくりしちゃいました。
返信する
はじめまして♪ (うっちー)
2010-08-31 15:54:53
いつも楽しく読ませていただいてます
猫さんの浮世絵、初めて見ました!
江戸時代の方は風流ですね~
この時代にこんなにセンスの良いものが描けるなんて♪
ルナさんは今日も気持ち良さそう・・・こちらまで眠気が。。。
返信する
うっちーさんへ (にゃんころりん)
2010-09-01 15:51:36
うっちーさん、はじめまして!
コメントありがとうございます。 \(^o^)/

江戸時代のセンス、面白いですよね。
浮世絵も美術的な価値のある絵もいいですが、
こういう遊び心いっぱいの絵も楽しいなと思います。

そうそう、ルナの寝顔を見ていると、私もいつも一緒に寝たくなりますよ。
返信する
夕涼み (おけい)
2010-09-01 16:36:50
浮世絵の中の夕涼みは イキでイナセですにゃ~
江戸の風習や 猫さんのお顔の黒点模様まで 細部までの観察力も凄いし 
今の時代のインテリアとしても 和モダンでオシャレ~(=^・^=)

ルナ君
暑い中でも ”人肌の温もり”に触れていると安心するのでしょうかね
返信する
猫絵十兵衛のお師匠さんだ (Cakeater)
2010-09-01 22:03:46
さすが師匠ですねえ。格段に「芸術」しています。
ニタと十兵衛の人気が一番ねこぱんちではあるようで、ニタと十兵衛の出会いで一冊出たと思ったら、こんどは師匠が十兵衛を拾う話まで出ました。
あ、今日、萩尾望都の猫もの「レオくん」(小学館2009年)を古本屋で見つけて即購入しました。萩尾さんも猫三匹飼ってるんですね。
ルナ君、十分に赤フンの船頭さんつとまりそうですねえ。そっくりだ。
返信する
おけいさんへ (にゃんころりん)
2010-09-02 10:09:29
>今の時代のインテリアとしても 和モダンでオシャレ~(=^・^=)

そうにゃんですよね、おけいさん。
これ、ミュージアムショップで買った絵葉書なんですが、にゃんグッズコレクターとしては、
この柄のうちわが・・・ほすぃ~!です。

>暑い中でも ”人肌の温もり”に触れていると安心するのでしょうかね

猫って、基本暑いところの生き物ですから、寒さは苦手ですが、暑さは強いみたい。
機械の温度は、ちょうど人肌でいい感じ?(笑)
返信する
Cakeaterさんへ (にゃんころりん)
2010-09-02 10:18:35
そうだったのか!あの師匠は、国芳がモデルだったんですね!
1度読んだんだけど、時間がたって、師匠のこと、うっかり忘れちまってました。
そうか、おかげですっかり納得しましたよ~!
あれ、創作じゃなくて、本当に国芳っていう、超猫好き浮世絵師が、存在してたんですもんね。
もう一回読みなおそっと(笑)

漫画家や小説家って、猫好き多いですよね。
猫を見てると、創作意欲がかきたてらるのか、いつも机のそばにいるので、癒しになるのか。
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