ブドウ糖の濃度に応じて光る強さが変化する特殊なチューブをマウスの耳に
埋め込み、血糖値を継続して4カ月以上測ることに成功したと、東京大生産技術
研究所(東京都目黒区)の竹内昌治准教授と技術研究組合「BEANS研究所」
(千代田区)などが米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
将来、人に応用できれば、糖尿病患者が採血せずに毎日の血糖値を管理した
り、糖尿病予備軍を把握したりするのに役立つとしている。
竹内准教授らは、ポリアクリルアミドというゼリー状の物質に、ブドウ糖があると
光を出す別の物質をくっつけた。体内に入れても炎症などが起きにくいよう特殊
なポリマーを混ぜ、直径約1ミリのチューブに加工した。これをマウスの耳に
埋め込んで観察すると、血糖値に応じて光る強さが変わり、血糖値の変化を
把握できた。血管から染み出すブドウ糖と反応したとみられる。
(2011年8月12日 サンケイ新聞)
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埋め込み、血糖値を継続して4カ月以上測ることに成功したと、東京大生産技術
研究所(東京都目黒区)の竹内昌治准教授と技術研究組合「BEANS研究所」
(千代田区)などが米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
将来、人に応用できれば、糖尿病患者が採血せずに毎日の血糖値を管理した
り、糖尿病予備軍を把握したりするのに役立つとしている。
竹内准教授らは、ポリアクリルアミドというゼリー状の物質に、ブドウ糖があると
光を出す別の物質をくっつけた。体内に入れても炎症などが起きにくいよう特殊
なポリマーを混ぜ、直径約1ミリのチューブに加工した。これをマウスの耳に
埋め込んで観察すると、血糖値に応じて光る強さが変わり、血糖値の変化を
把握できた。血管から染み出すブドウ糖と反応したとみられる。
(2011年8月12日 サンケイ新聞)
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