こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

保育料・・・2人目、3人目の軽減

2016-06-12 23:56:42 | 保育・子育て
10日の厚生文教常任委員会で報告された「子育て支援の拡充」のひとつ、「多子世帯の保育料の軽減」について。


「少子化対策」の一環といって、2人目、3人目の保育料が軽減されている。

幼稚園の保育料は「上の子が3年生以下」の場合に、2人目が半額、3人目は無料。


保育所の場合は、就学前の子どもで、2人目が半額、3人目は無料。


同じ、年齢構成の、兄弟・姉妹でも、保育所と幼稚園で、トータルの負担は全く違うこと、そして幼稚園でも上の子が4年生以上なら、軽減にならないこと。同じように、2人、3人・・・の子育てをしているのに「ちょっと年の離れた兄弟・姉妹」は軽減の対象外。日本共産党議員団のアンケートにも、不満と疑問の声が寄せられていました。

「少子化対策というなら、この不均衡は見直すべき」と去年の9月議会で取り上げた。そのときのブログはコチラ


国への「意見書」の提案して、全会一致で採択された。昨年の12月議会。「特定教育・保育施設における利用者負担額多子世帯軽減の拡充を求める意見書」(幼稚園と保育所の保育料の、2人目半額、3人目無料の減免制度を拡充し、公平なものとする。)



今回の国の制度改正に伴う施策は「年収360万未満」の世帯に限って、「上の子の年齢制限をはずす」というもの。

18歳以下の子どもがいれば、上の子の年齢に関係なく「2人目は半額、3人目は無料」。


この制度の適用で、新たに軽減が受けられる世帯にとっては朗報。

しかし「夫婦で、がんばって働いて360万以上の年収になれば、またはずれる」という嘆きの声も聴かれます。


保育所または子ども園の長時間部に入所している子どもで、「保護者の年収が360万以下」はどのくらいの割合になるのか、聞きました。

「2号認定(3歳以上)では36%。
3号認定(2歳以下)では31%。


つまり、せっかく年齢制限を撤廃しても、今度は所得制限のハードルで線引き。

国の「少子化対策」の本気度には、やっぱり疑問を感じます。


12月議会で提案した「意見書」の「上の子の年齢は18歳まで」は実現したものの、これではまたまた、「意見書」案を作らなければならないかと思っています。



午後からの雨。

質問準備のために、外での活動は切り上げて、PCの前に座りました。


天王寺での街頭演説が始まり、ツイキャスでリアルタイムでわたなべ結さん、大門さんのスピーチ、聞きました。

結さん、ますます力強く、そして明るい。ストレートに気持ちが伝わります。


がんばれ!結さん!!


そして、がんばれ! 私!!!
コメント
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