狐の日記帳

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『刀語 第三巻 千刀・鎩』

2017年03月11日 21時36分11秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、アニメーション『刀語 第三巻 千刀・鎩』のDVDを観ていました。
 
 尾張幕府によって戦国の世が平定された架空の日本。
 かつて戦乱の時代に伝説の刀鍛冶である四季崎記紀が作った千本の刀は驚異的な威力を発揮し所持数が多い国ほど優勢に戦を進められたという。
 尾張幕府は四季崎が作った刀を恐れて四季崎が作った刀を収集する。
 988本まで集めたが残りの12本を手に入れることができなかった。
 そして尾張幕府が手に入れることができなかった12本こそが四季崎記紀の最高傑作である完成系変体刀で、尾張幕府が集めた988本の刀は12本の完成系変体刀の実験台にすぎなかったことが判明する。

 時は流れ、尾張幕府の天下は安定していた。
 しかし、幕府内では驚異的な力を持つ四季崎記紀の12本の完成系変体刀が問題になっていた。
 
 尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督である奇策士とがめは変体刀の収集を幕府から命じられ、虚刀流7代目当主・鑢七花と共に完成形変体刀の蒐集の旅をすることになった。

 七花ととがめが次に向かったのは神々の集う地とされる出雲の国。三途神社。
 その神社の長である敦賀迷彩が千刀・鎩を所有しているという。
 三途神社は特殊な事情で心に傷を負った女性達を保護しているという。
 とがめは敦賀迷彩に交渉を申し込む。
 すると敦賀迷彩は……。

 原作は西尾維新のシリーズ小説「刀語」です。



 主人公の七花は、無垢な存在で社会性を身につけていません。
 強い力を持っていますが、人とはどのようなものなのかをまるで知らない状態です。
 七花は自分の為に力を使う意志はほとんどなく、とがめの剣であろうとします。
 とがめは様々な思惑が蠢く世界を知力だけで生き延びてのし上がってきた女性。
 この2人のコンビで物語が進んでいくことになります。
 2人の掛け合いがとても面白いです。
 それと七花と他者との掛け合いもとても面白いです。


 この作品の主題歌は大好きですし作中の音楽もとても良いです。
 面白かったですよ。
 続きが楽しみです。



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