6月２１日 千代はよくばり犬

イソップ物語に　よくばりな犬の話　があります。

大きな肉を咥えた犬が橋を渡っている時ふと川を見ると、
自分が咥えているより大きな肉を咥えた犬を見ました。
あの肉を取ってやろうと川の犬にワン！と吠えました。
よくばりな犬は自分の肉を川に落としてしまいました。



昨晩、避難警告が出るくらいの雨が降りました。

千代を家に入れ、ドッグフードの器も中に取り込みました。
千代が器を覗くのでささみ巻きガムをやりました。

じっと咥えてます。


やっと、両手に挟んで噛みはじめ
　

長くなりそうなので、台所に戻りました。
　

「見て見て！」ガムを咥えて見せに来ました。


と、思ったのですが
ちょっと様子が違います。じっと咥えたままです。

ここからが大変でした。

「口を開けなさい。」と、言っても開けません。
ウインナーを見せてもだめ。

見ると歯がガムに食い込んだままです。

「うーうー」と、いかくします。

軍手をはめて、剪定ばさみを出し、
ガムを歯ぎりぎりのところで切りました。

犬も人間も必死でした。

ガムを噛んだまま明日動物病院へ連れて行かなければならないかと、
思いました。

短く切ったガムを上下に動かしやっと歯から外れました。


千代はもう疲れきって、寝ました。


外れたガムをそのままにしていたら、
性懲りもなくまた噛んでます。


もう知らないからね！


美容院から帰って屋上に上がりました。
東を向いても、西を向いても曇り空です。
　

大雨で屋上は洗い流され、きれいでした。