千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

9月5日 着物の半襟つけ・林家正蔵独演会

2014-09-05 22:22:12 | ペット
呉服屋さんに預けていた着物の引き取りは

「9月に入ったらどうぞ。」
と、おっしゃっていただきました。

ず~っと雨だったのですが、
今日は久しぶりの晴れ。

絶好の引き取り日です。

着物は風通しし、半襟はきちんとつけ替え済み。


ありがたいですねえ。

30年前の着物でもご自分が扱った物は
きちんと覚えておられるそうで、
よく持ってきて下さったと、喜んでくださいました。

大風呂敷の包み方も教わりました。
 


夜7時から落語に行きました。
生の落語は初めてです。



前座は林家まめ平

「落語は頭の中で想像するものです。」と、言われました。

一言もしゃべらない赤ん坊が
1歳の誕生日で じいちゃんと言いました。次の日じいちゃんが亡くなりました。
2歳の誕生日で、ばあちゃんと言いました。次の日ばあちゃんが亡くなりました。
3歳の誕生日で、母ちゃんと言いました。次の日母ちゃんが亡くなりました。
残った父ちゃんは震えあがりました
4歳の誕生日で、父ちゃんと言いました。次の日隣の父ちゃんが亡くなりました。

ここで笑っていただかないと先に進めないとか。


林家正蔵は現代ものと古典物です。



「乱れた言葉を直すには読書を勧めようと
学校の先生が生徒に本を持って来させます。
持ってきた本の名前を聞きます。
谷崎純一郎の細雪(ホソユキ)
それはささめゆきって読むの
松尾芭蕉の奥の細道(ササメミチ)。
ばか!それはほそみちだ。
キンイロヨルマタ。なんだ?」


古典は左甚五郎のネズミでした。

2時間みっちり落語を聞きました。
久しぶりゆっくりし、笑いました。
また、落語家の所作の美しさにうっとりしました。









コメント
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