生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

病気に思う

2016-06-10 17:48:02 | 日々の暮らし
夜勤無事明けました。
ナースコールが重なる重なる、気を一杯使う夜勤でした。

さて、今日は病気について考えてみたいと思います。
回りにたくさんの病人がいますので。


病気てなんですか?

キリスト教では
「神から与えられた試練」といい。

仏教では
「生老病死の四苦」と説いています。

良寛さんも長い間病気で寝ていました。
「久(ひさ)しう病(やま)うに臥(ふ)して埋(うづ)み火に
足さしくべて臥せれども今度(こたび)の寒さは腹に通りぬ」

厳冬の季節、雪に降りこめられた庵の中で、病気になった。

灰に埋めた炭火に、足をさし出して暖をとりながら寝ていたけれども、このたびの寒さは腹にまでしみてまことにこたえることだよ。


一人暮らしの雪の中、良寛は長い闘病生活を送っていました。

老いて病の床に臥し、
優しく介護してくれる女性の貞心尼(ていしんに)を待ちわびていました。

病気は「今までの生き方ではいけません。
もっと自分を大切にしなさい」という体からのメッセージといいます。

健康な人は、その体なくしては学べないことを学び、体の弱い人は、病気や思うようにならない体から多くを学びます。

生まれながらに病気や障害のある人は、

忍耐や愛を学びながら、周囲に多くのことを教えてくれます。

身体の不自由な人から(パラリンピックなどから)多くの感動や心の幸せを頂いていますから。

病人は、病気を自覚し、病気と闘って生きるのが人生なのでしょうか。

病気になった人には、

一日一日を大切に生きる。

困難に挑戦する。

自分の思いに素直になる。

必ず治るからあきらめない。


そんな生き方を送って欲しいと思います。

多くの病気の人に


合掌
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