夜勤無事明けました。 昨日入所したばかりの不安そうなおばあさんの手を握り寝かせつけたりトイレまで歩いたりしました。 あんたの手温かいね! 安心できると言われました。 皆さんも両親と手をつないだのはいつですか。 子供の頃で終わっていませんか。 元気な内に是非もう一度手をつないで歩いてください。 それが親孝行になります。 手から感じるものです。 子の成長と、たよりない親の老いを。 私は書道教師をしていますから、筆を握っている手をとって一緒に書きます。 その時、分かるのです 性格が。 強情な人とか、素直な人とか、力強い人とか、気弱な人とか、上品な人とか…。 それに合わせ筆を運びます。 手は心が出ます。 タレントとの握手会に感激するように、両親とも握手してください 喜ぶと思います。 両親もいないので母の日にそう感じました。 手は「心の扉」です。 合掌
『別に是れ一壷の天 (べつにこれ いっこのてん)』 俗世界から離れた別世界のこと。 この世には表札ごとにいろんな世界があるのだろう。 家、そこに住む人それぞれに生き方があります。 居心地の良い人は住み着き、そうでない人は よそに出て行く。 表札ごとに違った世界はあるものです。 ところで、人は生きる為に誰もが同じ事をしています。 呼吸です。 出したり、吸ったりしています。 最後は息を引き取るといいます。 入れて終わるのです。 エレベーターや電車に乗る時も、出る人が先です。 出入口もそうです。 入り出口とはいいません。 そう考えると、出す事を先にするそのお返しに頂く。 愛は与えお返しに愛を受けとる。 そんなイメージが沸いて来ます。 先に出すそれが、この世の原理なのです。 最後はたくさんの愛といい言葉を一杯吸って旅立つのです。 精神的裕福になって。 合掌。