わたしは転勤族で所謂流れ者的な人なので家を購入する様な考えがありませんでした。
その上、田舎には父親が建ててくれた二階建てのソコソコの家がありました。
今も戸籍はそこになってます。
畑や田んぼも私名義になってるものが2つ位ありました。
30年前に建てたもので、30年間で10回くらいは寝泊まりした日があった様に記憶してます。
まるで別荘。
ここ3年間はコロナもあり全く帰っていません。
30年。
それもほぼメンテナンスもせず。
先日、久々に見てみるとかなり無惨な印象でした。
私には田舎に近い街に兄が住んでます。
兄はそもそもの実家や山や田畑を多く相続し所有してます。
なので、時々その面倒をみるために田舎に頻繁に行き来してます。
先日、私名義の家や田畑を兄に渡すことにしました。
30年間、手付かず、ほぼ新築(と言っても30年前のもの)です。
なぜ?
おそらく、今後住むことはないし、メンテナンスに田舎に行き来するには距離にして500キロの道のりは遠過ぎる。
さらに奥様は田舎拒否者。
まぁ、固定資産はゼロベースですから売ろうにも買い手はない。
兄の気持ちも、半分は「困ったもの」でしょうけれど、今の土地などと比べたら少し増えただけの資産です。
と、そこからです。
では私自身の今後の生活はどうなの?
賃貸でこのまま生きてくんでスカ?
さぁ。
まだ、何も考えてません。
今年、もうすぐ64歳。
生活費を計算したら既に破綻してます。
貯金はほぼ無い状況です。
あばらやに引っ越しするっきゃない、と言うと奥様の逆鱗にふれる。
まるで、プーチンに事実を報告できない取り巻き幹部と同じ。
そのうち、粛清されるかもしれませんなぁ。
まぁ、それならそれで良いんですけれど。
田舎の家をリフォームして住んだら全て解決する様なもの。
簡単なもの。
なのになぜ?
そこに人間の不可解な生き様がある。
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