エオリア組曲

2008-03-19 | 通常練習日
新しく配られた楽譜はフランスのベルトミュ作曲のエオリア組曲です。

ボザ、ポーボンと共にフランス近代フルート四重奏のジャンルを拡大したベルトミューの新刊、組曲 『エオリエンヌ』 です。標題の [Eolienne] とは 「風による…」 の意味で、ギリシャ神話のアイオロス=風の神からきた言葉です。

第1曲は急速に躍動する舞曲 12/8 「サルタレロ」
第2曲は馬が優美に 3/4 ワルツを舞う 「巻乗り」
第3曲 6/8 シチリアーノ風リズムが揺れ動く 「バランセル (ブランコ) 」
第4曲は、はしゃぎ回るわんぱく小僧達 2/4 「いたずら」 で

各曲とも標題に似合ったリズムが特徴です。

またパリ音楽院での作曲の師、ビュッセール、ガロンから学んだ、後期ロマン派の淡い色彩の響きが魅力です。ちなみに、ベルトミューは詩人、劇作家、文筆家であり、生涯の大半を教育者として業績を上げた多彩な芸術家で、ローマ大賞を始めとする各分野の賞を多く受賞しています。
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花粉が飛んでますよ~

2008-03-12 | 通常練習日
前半はサウンドオブミュージックから。マイフェイヴァリットソングから。リズムを合わせて。臨時記号にも気をつけましょう。後半はモーツァルト。2楽章アダージョは16分音符で慌てないように。アンサンブルを楽しみましょう。

4月の練習日
9.16.23
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ディヴェルティメント 第4番

2008-03-05 | 通常練習日
モーツァルトのディヴェルティメントから。今日3.4楽章の楽譜が配られました。早速音だし。まず楽譜に慣れて曲全体の雰囲気を感じます。これで全5楽章そろいました。

モーツァルト/ディヴェルティメント 第4番 変ロ長調 Kv.anh.229-4
Clarinet , Basset-horn & Bassoon(Fagott)
1. Allegro 2. Larghetto 3. Menuetto 4. Adagio 5. Allegretto
モーツァルトの作品でしばしばお目にかかる曲名「ディヴェルティメント」。日本語に訳すと 「喜遊曲」といいます。この曲は,モーツァルトの死後22年たった1813年,ジムロックという 出版社からはじめて出版されるのですが,なにしろ自筆譜が見付からないままなので,いつ頃, どんな目的で作曲されたのかは全くわかっていません。とりあえず,現段階での見解は,1783~ 1788年頃(モーツァルト26~31歳)友人の私的なホーム・コンサートの為に書かれた5曲の ディヴェルティメント(各曲5楽章形式)または25曲の小曲集,楽器編成はバセットホルン 3本(ヘ長調),またはクラリネット2本+ファゴット1本(変ロ長調),となっております。 今回は,ブライトコップフ社から出版されたクラリネット2本+ファゴット1本の為に書かれた 楽譜を元に,2番クラリネットのパートをバセットホルン*で演奏します。
*バセットホルン:モーツァルトが大変好んでいた楽器で,B♭クラリネット より4度低いF管です。管が若干細い為,くすんだ渋い音がします。


後半はサウンドオブミュージック。冒頭の部分はテンポを少し早くしました。リズムが崩れないように練習をしていきましょう。
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