久々に学術書のご紹介です。
本書では欧州を中心に、オオカミ憑きやヒトがオオカミやその他の動物に姿を帰るという伝承・説話を広く集めて読み解いています。とはいってもいかにも学術書という硬さはあまりなく、冒頭などはまるで小説仕立てです。
著者はイングランド人で、実はこの原書が発行されたのは1865年。映画の狼男など、現代のイメージに影響されていない当時の人狼感を知る上で貴重です。
翻訳には苦労されたと思いますが、ようやく日本語で読めるようになったことに感謝したいと思います。
原文はSacred Textsで公開されているので、英文でチャレンジする方はどうぞ。
本書では欧州を中心に、オオカミ憑きやヒトがオオカミやその他の動物に姿を帰るという伝承・説話を広く集めて読み解いています。とはいってもいかにも学術書という硬さはあまりなく、冒頭などはまるで小説仕立てです。
著者はイングランド人で、実はこの原書が発行されたのは1865年。映画の狼男など、現代のイメージに影響されていない当時の人狼感を知る上で貴重です。
翻訳には苦労されたと思いますが、ようやく日本語で読めるようになったことに感謝したいと思います。
原文はSacred Textsで公開されているので、英文でチャレンジする方はどうぞ。
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