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妖精の消えた空

世界は優しくなんかない。

なんか海賊対策以上のものを感じるような…。

2005年04月19日 22時29分26秒 | その他アジア情勢
米タイ合同演習へ正式参加=災害救援を想定-集団的自衛権に触れず・防衛庁

 防衛庁は19日、米、タイ両軍などが毎年タイで実施している東南アジア最大級の合同軍事演習「コブラゴールド」に、方針通り自衛隊を正式参加させることを決めた。内局、陸海空3自衛隊と統合幕僚会議の隊員25人が、タイ・チェンマイの陸軍基地で5月2~13日に予定される指揮所演習(CPX)に加わる。
 今年はインドネシア・スマトラ島沖地震・津波の救援活動を踏まえ、大規模災害を想定した演習になる。


2001年からオブザーバーとして参加してきたコブラゴールドですが、今年はついに正式参加を表明である。
勿論、災害救援活動の共同演習というのは有益なのは言うまでもない。だが、それ以外のものも隠れているように、私には思える。
ハッキリ言ってしまえば対中牽制だ。

 「コブラゴールド」は、地域紛争での兵力引き離しなど治安維持活動を想定した演習。今年は米、タイ、日本、シンガポールの4カ国計6400人が正式参加する。

東南アジアは、東シナ海と並んで中国が進出を目論んでいる海域にあたる。その区域で「治安維持活動を想定した」演習を行うわけである。対象として想定している相手に、中共の息のかかった武装勢力が含まれているのではないか?とふと思った次第である。
加えて言えば、この演習そのものが中国の南洋膨張の野望に対する無言の圧力、と考えるのはいささか深読みしすぎであろうか。

それにしても、一昔前からは考えられなかったような事が当たり前のようになっている現在に、改めて驚き。世界がまた変わりつつあるのかもしれない。

限界。もう限界。いろんな意味で。

2005年04月19日 21時04分39秒 | 東アジア情勢
元々、このblogは軍事ニュースをメインに世界情勢をたらたら書いていこうかなと思っていたところでした。
しかし、なんというか宿命というか、やっぱりこういう方向に収束するようですorz


親日財産還収法、成立は時間の問題
 李完用(イ・ワンヨン)宋秉(ソン・ビョンジュン)など、親日反民族行為者とその子孫の財産を没収し、独立功労者とその子孫に与えるという「親日反民族行為者財産還収特別法」の成立可能性が高くなった。しかし、過去の行為によって現在の権利を侵害できないという「遡及立法禁止の原則」違反など、違憲をめぐる論争と財産の没収対象と選定の基準をめぐり論争は続いている。



…思わず、物凄い勢いでカレンダーを手に取ってしまった。
今は西暦何年?OK,2005年だよな。うん間違いない。バッチリ21世紀だ。


……
( ゜Д゜)…
半島だけ中世にタイムスリップでもしたんだろうか。
まるっきりヨーロッパの魔女狩りではないか。
というか、コレ近代法を普通に身に付けてる人間が作る法案じゃないぞ。遡及法って時点でまずアウト。本人以外の一族郎党にまで累が及ぶってあたりでさらにアウト。
つーかこれ、成立したらとっても密告社会がやってきそうな予感がヒシヒシとするのですが。
…うん、国連の人権委員会あたりが見逃してくれたらいいね。
しかも驚くべきはこれだけではない。

 ウリ党の崔龍圭、民主労働党の魯會燦(ノ・フェチャン)議員など与野党の議員169人が提出した同法案は法制司法委員会さえ通過すれば、国会本会議は無難に通過するものと見られる。

…169人って。
こんなDQN法案を、169人も雁首揃えて提出するって時点でもうクラクラする。
しかも法成立までのハードルがめっちゃ低い。なにこれ。成立は時間の問題ですか。



横から見ている分には、面白くて仕方ないと思う。
あくまで地球の裏側あたりの遠い遠い国であれば。
神様神様、なんでこんな国がわが国の隣にあるんですかorz~