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妖精の消えた空

世界は優しくなんかない。

F-2飛行再開。

2008年01月24日 19時57分49秒 | 軍事ニュース
<F2操縦かん折れ>握り手の接合密着度が低下 飛行再開へ(2008.01.24 18:38 毎日新聞)
> 青森県三沢市沖の太平洋上空で21日、訓練中のF2支援戦闘機(航空自衛隊三沢基地所属)の操縦かんが折れ、緊急着陸した問題で、
>防衛省航空幕僚監部は24日、原因は樹脂製のグリップ(握り手)と、金属製の根元の接合部の密着度が低下して外れていた、と発表した。
> 同幕僚監部によると、長年の使用で、次第に根元から抜けやすい状態となったグリップが、訓練中に外れ、操縦かんが途中から折れた
>ような状態になったという。各基地では、24日から、新たにねじでグリップを確実に固定する作業を始めた。作業が終わった機体から順次、
>飛行を開始する。


ともあれ、大した事でなくて何よりでした。
しかしなんという意外な原因…。というか、スティックってビス止めされてなかったのかと逆にびっくらこいたのですががが

DHC-8のインシデントがやたら多い件について。

2008年01月23日 17時11分13秒 | その他ニュース
ボンバル機、緊急着陸=試験飛行中、エンジントラブル-仙台空港(2008.01.23 13:54 時事通信)
> 23日午前10時20分ごろ、仙台空港の東約110キロの上空で試験飛行中だったエアーニッポンネットワークのボンバルディアDHC8-402型機で、2つあるエンジンのうち、
>左エンジンのプロペラが不調となった。同機は左エンジンを停止させ、同47分に仙台空港に緊急着陸した。乗客はおらず、乗員4人にけがはなかった。
> 国土交通省などによると、同機は法令で定められた定期的な試験飛行のため、午前9時ごろ伊丹空港を離陸。トラブル発生時にはエンジンのチェック中だった。


というわけで、またDHC-8のトラブルです。
この機体、とにかくインシデントの量が半端じゃない。
時事通信の関連ニュースも
2008/01/09-19:02 ボンバル機が引き返し=主脚格納ドア閉じない表示-伊丹空港
2007/12/20-18:13 ボンバル機、目的地変更=フラップに不具合-仙台空港
2007/11/08-20:26 ボンバルディア機引き返す=沖縄
ここ3ヶ月で4回も同機のインシデントを報じてたり。
『1件の重大事故の裏には29件の軽度な事故と300件以上のインシデントが潜んでいる』…というハインリヒの法則は、最近一般にも知られるようになった感があるが、この法則が頭から抜けない
俺としては、近いうちDHC-8で重大事故が起きやしないかと気が気でならんわけです。

この機体を代替できる規模と経済性を備えるであろうMRJに期待をかけてるんですがね、順調にいって欲しいもの…。