米陸軍、新型のスマート地雷を配備
これを果たして地雷と呼んでよいものか。
記事でも指摘されている通り、いかにして攻撃対象を特定・捕捉するかが不明であるが、この問題がクリアされているのであれば恐ろしく有用である。
なにしろ友軍はこの地雷が敷設された地雷原を、何もなかったかのように通過できるのだ。
逆に敵が入り込んだときは…
記事で"対人地雷"とされているので、恐らくクレイモアかそれに類するものであると思われるが―それらが一斉に炸裂、文字通りミンチにしてしまうわけだ。
想像するだに恐ろしくはあるが、これまで地雷というモノは相手を区別することのない兵器だった。それが敵兵でなく、友軍、あるいは無関係な一般人であっても破壊を撒き散らしたのだ。対人地雷の犠牲になった子供たちをご存知の方も多いことと思う。
だが、このスマート地雷ならば、そのような不幸な事故を最小限に抑えることができるのではないか。そういう意味では「人道的な」地雷と云えよう。
ただ、地雷の害を拡げているのは、敷設を厳しい管理の下に行っている米国はじめ先進国ではなく、無差別に炸裂する地雷を大量に売り捌く中国のような国家と、それを碌な管理もせずにばら撒く国であることも理解しなければならないと思う。
『地雷撲滅』は正しい訴えだ。無節操に地雷をばら撒く国家に対しては、厳重なる抗議の声を上げる必要があるだろう。
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最初に連想したのが、『HELLSING』6巻でベルナドットが仕掛けたクレイモアトラップ。
アレが、より安全な場所から起爆できるということだろうか。
「俺たちゃケンカ弱いからよ」「おっかねえから正々堂々とケンカなんかしねえぜ軍人さんたちよう」(ベルナドット『HELLSING』)
こう言ってしまうと身も蓋もないが、アメリカ三軍の中で陸軍は最弱である。そして恐らく彼ら自身が、それをもっとも良く知っている。
アメリカという国家が海洋国家の性格を強く持ち、海軍が強力であるから仕方ないことではあろうが。
オマケに先進国の軍隊の例に漏れず、アメリカ軍は兵士の"命の値段"がべらぼうに高い。余計な犠牲は許されない、というわけだ。
それらが背景となって、このような地雷が生み出されたのだろう。
これを果たして地雷と呼んでよいものか。
記事でも指摘されている通り、いかにして攻撃対象を特定・捕捉するかが不明であるが、この問題がクリアされているのであれば恐ろしく有用である。
なにしろ友軍はこの地雷が敷設された地雷原を、何もなかったかのように通過できるのだ。
逆に敵が入り込んだときは…
記事で"対人地雷"とされているので、恐らくクレイモアかそれに類するものであると思われるが―それらが一斉に炸裂、文字通りミンチにしてしまうわけだ。
想像するだに恐ろしくはあるが、これまで地雷というモノは相手を区別することのない兵器だった。それが敵兵でなく、友軍、あるいは無関係な一般人であっても破壊を撒き散らしたのだ。対人地雷の犠牲になった子供たちをご存知の方も多いことと思う。
だが、このスマート地雷ならば、そのような不幸な事故を最小限に抑えることができるのではないか。そういう意味では「人道的な」地雷と云えよう。
ただ、地雷の害を拡げているのは、敷設を厳しい管理の下に行っている米国はじめ先進国ではなく、無差別に炸裂する地雷を大量に売り捌く中国のような国家と、それを碌な管理もせずにばら撒く国であることも理解しなければならないと思う。
『地雷撲滅』は正しい訴えだ。無節操に地雷をばら撒く国家に対しては、厳重なる抗議の声を上げる必要があるだろう。
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最初に連想したのが、『HELLSING』6巻でベルナドットが仕掛けたクレイモアトラップ。
アレが、より安全な場所から起爆できるということだろうか。
「俺たちゃケンカ弱いからよ」「おっかねえから正々堂々とケンカなんかしねえぜ軍人さんたちよう」(ベルナドット『HELLSING』)
こう言ってしまうと身も蓋もないが、アメリカ三軍の中で陸軍は最弱である。そして恐らく彼ら自身が、それをもっとも良く知っている。
アメリカという国家が海洋国家の性格を強く持ち、海軍が強力であるから仕方ないことではあろうが。
オマケに先進国の軍隊の例に漏れず、アメリカ軍は兵士の"命の値段"がべらぼうに高い。余計な犠牲は許されない、というわけだ。
それらが背景となって、このような地雷が生み出されたのだろう。