米タイ合同演習へ正式参加=災害救援を想定-集団的自衛権に触れず・防衛庁
防衛庁は19日、米、タイ両軍などが毎年タイで実施している東南アジア最大級の合同軍事演習「コブラゴールド」に、方針通り自衛隊を正式参加させることを決めた。内局、陸海空3自衛隊と統合幕僚会議の隊員25人が、タイ・チェンマイの陸軍基地で5月2~13日に予定される指揮所演習(CPX)に加わる。
今年はインドネシア・スマトラ島沖地震・津波の救援活動を踏まえ、大規模災害を想定した演習になる。
2001年からオブザーバーとして参加してきたコブラゴールドですが、今年はついに正式参加を表明である。
勿論、災害救援活動の共同演習というのは有益なのは言うまでもない。だが、それ以外のものも隠れているように、私には思える。
ハッキリ言ってしまえば対中牽制だ。
「コブラゴールド」は、地域紛争での兵力引き離しなど治安維持活動を想定した演習。今年は米、タイ、日本、シンガポールの4カ国計6400人が正式参加する。
東南アジアは、東シナ海と並んで中国が進出を目論んでいる海域にあたる。その区域で「治安維持活動を想定した」演習を行うわけである。対象として想定している相手に、中共の息のかかった武装勢力が含まれているのではないか?とふと思った次第である。
加えて言えば、この演習そのものが中国の南洋膨張の野望に対する無言の圧力、と考えるのはいささか深読みしすぎであろうか。
それにしても、一昔前からは考えられなかったような事が当たり前のようになっている現在に、改めて驚き。世界がまた変わりつつあるのかもしれない。
防衛庁は19日、米、タイ両軍などが毎年タイで実施している東南アジア最大級の合同軍事演習「コブラゴールド」に、方針通り自衛隊を正式参加させることを決めた。内局、陸海空3自衛隊と統合幕僚会議の隊員25人が、タイ・チェンマイの陸軍基地で5月2~13日に予定される指揮所演習(CPX)に加わる。
今年はインドネシア・スマトラ島沖地震・津波の救援活動を踏まえ、大規模災害を想定した演習になる。
2001年からオブザーバーとして参加してきたコブラゴールドですが、今年はついに正式参加を表明である。
勿論、災害救援活動の共同演習というのは有益なのは言うまでもない。だが、それ以外のものも隠れているように、私には思える。
ハッキリ言ってしまえば対中牽制だ。
「コブラゴールド」は、地域紛争での兵力引き離しなど治安維持活動を想定した演習。今年は米、タイ、日本、シンガポールの4カ国計6400人が正式参加する。
東南アジアは、東シナ海と並んで中国が進出を目論んでいる海域にあたる。その区域で「治安維持活動を想定した」演習を行うわけである。対象として想定している相手に、中共の息のかかった武装勢力が含まれているのではないか?とふと思った次第である。
加えて言えば、この演習そのものが中国の南洋膨張の野望に対する無言の圧力、と考えるのはいささか深読みしすぎであろうか。
それにしても、一昔前からは考えられなかったような事が当たり前のようになっている現在に、改めて驚き。世界がまた変わりつつあるのかもしれない。