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妖精の消えた空

世界は優しくなんかない。

DHC-8のインシデントがやたら多い件について。

2008年01月23日 17時11分13秒 | その他ニュース
ボンバル機、緊急着陸=試験飛行中、エンジントラブル-仙台空港(2008.01.23 13:54 時事通信)
> 23日午前10時20分ごろ、仙台空港の東約110キロの上空で試験飛行中だったエアーニッポンネットワークのボンバルディアDHC8-402型機で、2つあるエンジンのうち、
>左エンジンのプロペラが不調となった。同機は左エンジンを停止させ、同47分に仙台空港に緊急着陸した。乗客はおらず、乗員4人にけがはなかった。
> 国土交通省などによると、同機は法令で定められた定期的な試験飛行のため、午前9時ごろ伊丹空港を離陸。トラブル発生時にはエンジンのチェック中だった。


というわけで、またDHC-8のトラブルです。
この機体、とにかくインシデントの量が半端じゃない。
時事通信の関連ニュースも
2008/01/09-19:02 ボンバル機が引き返し=主脚格納ドア閉じない表示-伊丹空港
2007/12/20-18:13 ボンバル機、目的地変更=フラップに不具合-仙台空港
2007/11/08-20:26 ボンバルディア機引き返す=沖縄
ここ3ヶ月で4回も同機のインシデントを報じてたり。
『1件の重大事故の裏には29件の軽度な事故と300件以上のインシデントが潜んでいる』…というハインリヒの法則は、最近一般にも知られるようになった感があるが、この法則が頭から抜けない
俺としては、近いうちDHC-8で重大事故が起きやしないかと気が気でならんわけです。

この機体を代替できる規模と経済性を備えるであろうMRJに期待をかけてるんですがね、順調にいって欲しいもの…。

時に宇宙世紀(ry

2005年05月07日 12時54分36秒 | その他ニュース
UCLAで常温核融合成功、ただし発生エネルギーは少量

 ロサンゼルス発――エネルギー問題をクリーンに解決する手段として長年注目されてきた常温核融合が、実験室で実現されたと、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究チームが発表した。

 とはいえ、生成されたエネルギーの量はあまりに少なく、世界のエネルギー需要の問題を解決する突破口と言うにはほど遠い。


まだ実験室レベルのごく小規模なものとはいえ、遂に常温核融合が実現したようです。
ITERの誘致合戦をはじめ、核融合の研究は色々と進められていますが、熱核融合ではなく常温核融合が成功したというのは驚きです。
とはいえ、まだ投入エネルギーが取り出せるエネルギーよりも大きい状態だそうで、まだ実用化には程遠いと言えます。画期的な第一歩ではありますが。

この実験結果、『Nature』4/28号に掲載されるそうなので、追試によって現象の再現によって正しかったことが証明されれば、大きな反響が予想されます。
前回の発表の時は、結局追試がどれも成功しなかったようですが果たして。

尼崎脱線衝突事故

2005年04月25日 23時42分06秒 | その他ニュース
電車脱線、52人死亡 417人けが 兵庫のJR宝塚線 (朝日新聞) - goo ニュース

未曾有の大惨事…。
ニュースを目にした途端、呆然としてしまったのを覚えています。
今は犠牲になった方々のご冥福を祈るばかり…なのですが…

置き石多発、非常ボタン押すいたずらも JR宝塚線
 快速電車の脱線事故が起きたJR宝塚線では、昨年1月以降、線路上に石や自転車が置かれる危険行為や、踏切の非常停止ボタンが押されるいたずらが相次いでいた。兵庫県の尼崎市と川西、伊丹、宝塚の4市で今年2月までに11件にのぼり、置き石や置き自転車については県警が威力業務妨害容疑や列車往来危険容疑で捜査している。

このような事件が多発していたとの指摘があり、また、脱線したと思われる地点の更に10mほど手前には、車輪が異物を踏み潰したような粉砕痕が存在したり、通常ありえないような白っぽい粉がレール上に散らばっていたとの証言がある。
さらにこんなニュースも。

線路立ち入りで1万人影響 大阪 JR東海道線

 24日午前11時50分ごろ、大阪市淀川区のJR東海道線尼崎-塚本間で、網干発野洲行き快速電車の車掌が線路脇を歩いている黒い服を着た人影を発見、新大阪総合指令所に通報した。JR西日本は上下線で一時運転を見合わせた。

現場付近でこのような不審人物の目撃もされているわけで…。

もしこの事故の直接原因が置き石によるものであったとするなら、犯人は決して許されるものではありません。少なくとも俺は絶対に許さない。
まあ刑法で死刑もしくは無期懲役と定められているわけですが。

刑法第十一章 往来を妨害する罪
第百二十六条   【 汽車転覆等及び同致死 】
第一項 現に人がいる汽車又は電車を転覆させ、又は破壊した者は、無期又は三年以上の懲役に処する。
第二項 現に人がいる艦船を転覆させ、沈没させ、又は破壊した者も、前項と同様とする。
第三項 前二項の罪を犯し、よって人を死亡させた者は、死刑又は無期懲役に処する。


ともかく、このような事故は二度と起きて欲しくはありません。