3月16日（木）

私は高校の時まで、陸上部で、ただただ走るだけの生活を送っていたのだが、突然今になって、「「高校の思い出」を作文にして陸上部の会報に寄稿しなさい」という命令の郵便が送られてきた。
やなこった、と思いながら封を開けると、顔見知りの先輩の名前や、高校の一番のともだちのともちゃんの文章が入っていたりして、ふー。困ったなあ、と途方にくれた。
ともちゃんにメールすると、「書いてあげて。こんな思い出があるでしょ」といろいろいろいろ書いてくれたんだけれど、ほとんど8割ほど忘れてしまっていることが判明。「○○先生にベストを編んであげたじゃない」」「えー、覚えてない。」
「卒業の時に、部室に鏡を買ってあげたでしょ」「えー、覚えてない。」「夏の合同練習は」「覚えてない」。。。。
だいたい、ベストを編んでプレゼントしたりしたことを、忘れるものだろうか。
不思議でたまらない。
かたじけない。
いたしかたない。

当時、編み物とお菓子作りがマイブームで、しょっちゅう作っていたのは覚えているが。
やはり、近くの海にしょっちゅうぶらぶらしに行っていたみたいで、「フナムシをみに行ってくるから自転車貸して」とよく借りていたらしい。
なんだかのどかな高校生だなあ、ほんまに。

気分のいい休日が続き、いつのまにかたまった三和銀行の通帳、5個もあったのだが、それを解約しに行ったり本屋をぶらぶらしたり、やはりギターを触ったり、あ～う～言ったり。