CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-006「トレジャー・オブ・ムージン 天空城の秘宝」(中国)

2020年01月05日 10時58分00秒 | 中国映画
俺たちは凡人だ、だが屈することはない
 1000年前、精絶国の女王は民を服従させるため呪いの印をつけた。呪いは子孫にも受け継がれ、呪いを受けた者は40歳までしか生きられない。「ロングー」と「ムーチェン」という2つの秘宝をそろえれば、この呪いから解放されるのだという。
 ロングーはすでに手に入れたものの、ムーチェンを求めて天空の城へ向かった勇者たちは命を落とし、その後は天空の城へ足を踏み入れる者はいなくなった。
 ある日、伝説の盗掘師の子孫バーイー率いる一行が、ムーチェンを求め天空の城へと旅立つ。(「作品資料」より)


 中国映画お得意かと思わせる、伝説に基づくお宝を探すというアドベンチャー・アクション。

 原作は、旧い書物というわけではなく、人気作家の冒険小説のよう。

 
 1000年前に女王によってかけられた呪いによって、その子孫も40歳までしか生きられない状況の中、2つの秘宝を揃えれば、その呪いを解くことが出来るという。

 秘宝の一つを手に入れ、もう一つの秘宝を手に入れるため、伝説の盗掘師の子孫であるバーイーとその仲間たちが冒険へと旅立つ。

 最初の秘宝を手に入れた経緯を語るシーンがあり、もしかするとこの作品の前に一本あって、本作はその続編ではないかと思わされたが、真相は判らないな。

 バーイーたちは一つ目の秘宝に書かれている文字を読み解き、もう一つの秘宝があるという天空の城へと向かう。

 まさに秘境と呼ぶべき場所へと辿り着くが、そこでは人食い魚や不死身のザリガニ、更に巨大トカゲなどが生存し、バーイーたちに襲い来る。

 秘境に怪物、そして伝説と冒険アクション劇として王道的な作品。

 もちろんCGやワイヤー・アクションをふんだんに使用している。

 秘宝を見つけるために謎を解き明かすという部分はやや弱めだったが、次から次へと襲ってくる障害に緊迫感高まる展開。

 しかし、本作がちょっと違うなと思ったのが、仲間に関する展開だったな。

 
 そんな障害を乗り越え、いよいよ呪いが解かれるかと思われた最後にバーイーが発した言葉。
 これには少なからず驚かされたな。

 途中で終わるんじゃないかという雰囲気も見せたりしていたが、すでに続編の製作も決まっているんだな。

/5

監督:フェイ・シン
出演:ツァイ・ハン、グゥ・シュアン、ユ・ハン、チェン・タイシェン、マ・ユケ、チェン・ユシ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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